概要
藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。初登場エピソードはTC20巻収録「天の川鉄道の夜」。
この乗車券に入鋏すると、未来の公共交通である天の川鉄道のSL型車両がその場にやってきて(この点ではタクシーの迎車に近い)、乗車券に記載の目的地まで送り届けてくれる。発車日時も乗車券に記載されているが、入鋏する日時に制限はなく、また長時間待たされることもない。
話中で登場した乗車券は、天の川鉄道の営業最後の列車用のもので、ドラえもんは記念として持っていたのだが、うっかり部屋に忘れていってしまう。これを拾ったのび太が勝手に使用し、しずか、ジャイアン、スネ夫と一緒に乗車。結果、4人は終点のハテノ星雲で降車後、地球に帰ることができなくなった。
ドラえもんと車掌曰く、天の川鉄道は一時期人気を誇ったが「どこでもドア」の発明により廃止に追い込まれた。なお、最終営業日の2111年9月3日は、ドラえもんの誕生日のちょうど1年前である。