帯同馬
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たいどうば
海外遠征などで他の競走馬に帯同する馬。競走馬の精神を安定させる効果がある。
帯同馬とは、海外遠征などで他の競走馬に帯同する競走馬のことである。
野生では群れで生活する馬は慣れない土地に行くと寂しがる習性を持っており、帯同馬と共に遠征することでそれを緩和させる効果がある。現地での調教相手になるという目的もある。
帯同馬に選ばれる馬は、遠征馬と同じ馬主の所有馬、同じ調教師の管理馬であることが多い。当然、馬自身の性格や馬同士の相性も考慮して決められる。
なお、帯同馬の必要性については個体差があり、自身は特に必要としない馬もいれば、国内遠征でも必要とする馬もいる。帯同馬を確保できず精神が不安定になった結果、苦肉の策で現地の馬を付けてもらう例や共に遠征した別陣営の馬が結果的に帯同馬と同様の役割を果たす例もある。
帯同馬もレースに出走する場合も多く、内外の国際招待競走では同時期に帯同馬用のレースも開催されることが多い。
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