由来
日本海軍は日露戦争勝利後も、休日返上で猛訓練を行っており、ある海軍士官が「これでは、まるで月月火水木金金じゃないか」とふと同僚に漏らした言葉が広まったとされる。いつしか日本海軍の標語となり、勤務礼賛の意味で国民の間で広く使われるようになった。
軍歌
上記を元にした日本の軍歌がある。
1940年に海軍省海軍軍事普及部推薦曲として発売されたもので、作詞は高橋俊策、作曲は江口源吾(江口夜詩)による。
当初は全く売れなかったが、日本放送協会職員の偶発的なミスによるラジオ放送がきっかけとなり、またたく間に流行歌として広く国民の間に親しまれるようになったというエピソードがある。ちなみに発売当時は、「艦隊勤務月月火水木金金」というタイトルで、レーベル表記・文句紙(歌詞カード)・新譜月報とも全て「艦隊勤務月月火水木金金」となっていた。
その軽快なリズムも相まって、戦後も若山彰、春日八郎といった著名な歌手により歌い継がれ、また旧海軍の後継組織にあたる海上自衛隊でも演奏されている。
pixivにおいては
主に艦隊これくしょん関連の作品にてブラック鎮守府とほぼ同義の意味で使われている。どちらも日本海軍が元ネタであり、オリョクルの普及もあってニコニコ大百科では派生タグのでちでち火水木金金ができるほど。平成の世も潜水艦の酷使に変わりは無いようである。
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エドムンド・ロス・オーケストラ(Edmundo Ros & His Orchestra)