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桂宮治

かつらみやじ

桂宮治とは、日本の落語家。誰もが知る長寿演芸番組『笑点』のメンバー。
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プロフィール編集

本名宮利之(みや・としゆき)
出身地東京都品川区
所属落語芸術協会
生年月日1976年10月7日
師匠三代目桂伸治

略歴編集

高校卒業後演劇を学び俳優の道を志すが芽が出ず、生計を立てるために大手化粧品会社に就職。年収1000万のトップセールスマンにまで上り詰めたが、「一回きりの人生なんだから貧乏だってかまわない」と言う考えから結婚式で退社を宣言、その後YouTubeでたまたま目にした桂枝雀の落語の面白さに衝撃を受けた事で落語家となった。


その後、セールスマン時代に培った巧みな話芸で平成24年度のNHK新人演芸大賞の落語部門大賞を初めに様々な賞を受賞。二つ目時代には芸協内の若手ユニット『成金』のメンバーに名を連ね、柳亭小痴楽神田伯山らと共に若手演芸ブームの火付け役となる。


私生活では3児の父親。


2021年2月には落語芸術協会の落語家としては、会長の春風亭昇太以来29年ぶりの5人抜きでの抜擢真打に昇進。さらに同年12月の2代目林家三平の降板に伴い、2022年1月23日より笑点」の大喜利メンバーに昇格(BS笑点特大号の若手大喜利レギュラーを務めていた)。自他共に驚愕の出世街道を猛進する事となった。


なお、宮治の加入に伴い大喜利は約30年ぶりに並び順が変更され、宮治は6枠(右端)に座るが、落語芸術協会所属の笑点メンバーとしては4代目三遊亭小圓遊以来約41年ぶりとなる。

登場当初は黒紋付だった。しかし、2月6日放送分より、6代目三遊亭円楽が脳梗塞で入院し長期休演、一度は高座復帰したものの持病の肺がんの悪化により復帰すらかなわず9月30日に逝去したため、結局、6代目円楽はレギュラーメンバーとして、宮治とは2回しか共演出来ずに、そのまま死去した。また皮肉なことに、同日より宮治の着物の色が若草色に決定した。


回答者時代および司会者時代初期の桂歌丸以来約16年ぶりのカラーである。ちなみに歌丸も一時期右端にいたことがある。



同年10月9日の「さようなら円楽さん追悼大喜利」では、宮治が、自分とは2回しか共演できずにこの世を去った6代目円楽に向かって、感謝の言葉を述べた。

宮治「円楽師匠、レギュラーになってからの共演は2回しかできなかったんですけど、色々アドバイスをくれて、ありがとうございました!(昇太「ありがとー‼︎」)寂しいですけど、円楽師匠と共演できたこと、私の、人生の宝物です。」

その6代目円楽の後任として春風亭一之輔が加入してからは、一之輔と年齢が最も近いせいもあってか、罵倒合戦にも参入している。


2022年12月4日で、自身初の座布団10枚を達成。これは、メンバー加入から1年未満での偉業となった。


2024年には夢グループBS日テレ『笑点特大号』『笑点なつかし版』スポンサー)の通販CMのワンシーン、とりわけ保科有里による「社長~、安くして~」というセリフのモノマネを披露してウケを取った事から、以降鉄板ネタとして回答にしばしば使用している。


2024年6月22日、自身の公式キャラである「トンクン」が誕生したことを報告。

デザインはこんなこいるかなの作者である有賀忍



余談編集

色紋付や化粧品メーカー勤務の経歴から桂歌丸との関連がTwitter等でたびたび取り上げられたが、観客の湧かせ方等は三遊亭小遊三に近いらしく、桂米助からは『小遊三二世』と称されている(なお、メンバー入りが決まった後に楽屋で小遊三に挨拶した際に「俺の後がもしかしたらお前(宮治)だと思ってたんだがなぁ」と言われたそう)。ちなみにこの二人、抜擢真打から短期間での大喜利メンバー入りした点も共通している


関連タグ編集

落語家 笑点

春風亭昇太 林家木久扇 三遊亭好楽 三遊亭小遊三 林家たい平 立川晴の輔 春風亭一之輔 山田隆夫


外部リンク編集

桂宮治公式サイト


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