プロフィール
概要
岡山県の作陽高等学校卒業。
東京農業大学在学中に落語研究会に所属し、卒業後の1997年、立川志の輔に一番弟子として入門。「立川志の吉(たてかわしのきち)」を拝命。
出囃子は「ハレルヤ」(ヘンデルの「メサイア」より)。
『笑点』レギュラーとして初出演した際に「本人によるプロフィール」が紹介されたが、「趣味:BOØWYを聴くこと」に関しては同世代の視聴者が「いいね」と評価していたが、逆にシニア層の視聴者は「?」となっていた。
経歴
2003年(平成15年)に二つ目に昇進。
2007年(平成19年)に行われた第1回の東西若手落語家コンペティションでは、初代グランドチャンピオンに輝いた。
2013年(平成25年)12月1日付で真打に昇進、「立川晴の輔」に改名。
落語家としては主に古典落語で活動。並行して町田市と共同で交通安全啓発活動も行う。
2019年9月15日の『笑点』大喜利では、療養中の三遊亭円楽の代演として前週の春風亭昇也に続いて若手大喜利メンバーから大喜利に出演。「落語立川流という暗黒集団からやって参りました」と挨拶、立川談志一門の落語家としては50年ぶりの笑点出演となった。
2024年4月7日、林家木久扇の『笑点』卒業に伴い、笑点メンバーとして選ばれた。なお、大師匠の談志は「笑点」出演当時は落語協会所属だったため、落語立川流発足後では初のメンバー入りとなる。着物の色は鳥の子色(クリーム色)で、やはり木久扇が着ていた黄色に近い。本人は早速「薄味のラーメン」とネタにしていた。
これに伴って、現在の江戸落語の4流派である「落語協会」「落語芸術協会」「落語立川流」「五代目円楽一門会」の噺家が、笑点メンバーに全て揃うこととなった。これは、笑点史上初の出来事である。
※「落語協会」➡林家たい平・春風亭一之輔、「落語芸術協会」➡三遊亭小遊三・春風亭昇太・桂宮治、「立川流」➡立川晴の輔、「円楽一門」➡三遊亭好楽。
若手大喜利メンバー時代から、奇をてらわずに流行や社会風刺、とんちなどを織り交ぜた正統派な回答を持ち味とし、元ブラック団、チームマカロンといったメンバー内ユニットによる罵倒合戦や悪ふざけに加担することもほぼない。このため司会者である昇太からはそれらを活かして場を引き締める役回りとして早くも信頼を獲得したが、たい平達からは「転校してきた優等生」、宮治と一之輔からは「新メンバーが入るので「先輩面が出来る」と思ったら、新入りが年上だった」といじられた上に、着物の色から「チームマカロンの新メンバー」扱いもされていた。
一方でBOØWYネタや母校名物の大根踊りを延々と披露して座布団を取られることもしばしばあり、師匠・志の輔に対しては名前を耳にするだけで緊張してしまうほど頭が上がらないことをよくネタにされている。
関連タグ
春風亭昇太 林家木久扇 三遊亭好楽 三遊亭小遊三 林家たい平 桂宮治 春風亭一之輔 山田隆夫