「初めましてです」
「ミュージカルは”いらない”?」
「馬鹿いってんじゃないよ!!!」
「浪速のど根性、見せたりや!」
「投票して下さったみなさん」
「本当に、本当にありがとうございました」
「私が誰だか分かりますか?」
概要
1992年12月8日生、京都府木津川市出身、9期生。太田プロダクション所属。
身長158cm、B74W60H86.5、血液型B型。愛称は、ゆいはん、ゆいちゃんなど。
キャッチフレーズは「金閣寺よりも輝きたい! 京都出身の横山由依です」。但し、横山本人は金閣のある鹿苑寺に行ったことがない。
なお、チーム8には同音異字のメンバーである横山結衣(青森県代表)が在籍しており、『根も葉もRumor』にて共演を果たした。また、太田奈緒の加入まではAKB内で唯一の京都府出身者であった。
来歴
2009年、第六回研究生(9期生)オーディションに合格しメンバーとなる(なお、9期生オーディション以前にSKE48の2期生、AKB48の8期生オーディションを受けているが、落選している)。
努力と能力はアンダーを務めた篠田麻里子ら先輩メンバーやAKB劇場支配人の戸賀崎からも認められ、「叩き上げのスペシャリスト」とも言われるようになった。そして、2010年10月にチームKへの昇格を勝ち取った。発表はサプライズであり、本人は「候補生の中でチームKのレッスンに参加していたのは島田晴香だけだったので、まず島田からだろうとみんなで話していた」とコメントしている(但し正規メンバーは「次に昇格するのは横山だろう」という意のコメントをする者が多かった。また、チームAメンバーからは「うちに欲しかった」との声もあった)。
2012年の組閣でチームAへの異動及びNMB48との兼任が決まったが、2013年4月28日の日本武道館公演後の人事異動で兼任が解かれ、AKB専属に戻った。
雑誌『ヤングジャンプ』とAKB48のコラボユニット「YJ7」や「Not yet」のメンバーとしても活躍。
2013年7月21日、チームのキャプテンを務めていた篠田が卒業するのに伴い、キャプテンの座を引き継ぐ事となった。
2014年に行われた『AKB48グループ大組閣祭り~時代は変わる。だけど、僕らは前しか向かねえ!~』でチームKに異動し、同チームのキャプテンになった。
2015年3月の人事異動では再びチームAに異動するとともに同チームのキャプテンに就任する事となり、さらに同年12月8日、AKB48劇場オープン10周年の記念特別公演において総監督の職を高橋みなみから正式に継承した。
2019年3月をもって総監督の職を退任し、向井地美音に交代する事になった。
2021年9月12日に12月9日をもってグループから卒業する事を発表した。
卒業後はタレント活動や、舞台を中心に女優として活動しながら、在籍中に立ち上げたYouTubeチャンネル『Yuihan Life』でも情報発信を行なっている。
総選挙成績
- 2010年に行われた『AKB48 17thシングル選抜総選挙「母さんに誓って、ガチです」』では圏外。
- 2011年に行われた『AKB48 22ndシングル選抜総選挙「今年もガチです」』では19位となり初ランクインで選抜入り(当時はこの年まで21人が選抜)。
- 2012年に行われた『AKB48 27thシングル選抜総選挙「ファンが選ぶ64議席」』では15位。
- 2013年に行われた『AKB48 32ndシングル選抜総選挙 〜夢は一人じゃ見られない〜』では13位。
- 2014年に行われた『AKB48 37thシングル選抜総選挙「夢の現在地~ライバルはどこだ?~」』では、前回と同じ13位。
- 次期総監督就任を控える2015年『AKB48 41stシングル 選抜総選挙 ~順位予想不可能、大荒れの一夜~』。速報では20位と出遅れていたが、最終的に自己最高の10位を記録。スピーチでは感動のあまり言葉すら喋れなくなくなりスピーチ途中で席に下がってしまった。
- 2代目総監督として望んだ2016年『AKB48 45stシングル選抜総選挙「僕たちは誰についていけばいい?」』で11位にランクイン。今回のスピーチは退場する事なく言い切った。
- 2017年に行われた『AKB48 49stシングル選抜総選挙』で7位にランクインして念願の神7入りをはたした。しかし、須藤凜々花の結婚発表のとき客席で絶句しており、『水着サプライズ2017』のインタビューでは「おめでたいことかもしれないんですけど、でもくやしい気持ちが……」「この総選挙も先輩たちが作り上げてきたもので、いろんな出来事があったけど、芯になる部分は崩れてなかったんですよそれが……」「私は結構自分に責任を感じたというか、私がもっとちゃんとできてたらよかったのになー」と総監督として須藤の結婚発表を阻止できなかったことを後悔していた。
- 2018年に行われた『AKB48 53rdシングル選抜総選挙』では自己最高の6位にランクインした。
ちなみに選挙の選抜で名前を呼ばれた際は、毎年小鹿の如く体が震え、泣きじゃくりながらゆっくりマイクに向かっている。
性格
性格は生真面目でしっかり者だが小心者で天然気質もあり、その一方で負けず嫌いで短気でせっかちな一面を持つ。また非常にマメであり、気配りと気遣いの達人と言われている。
また、話しを聞くのが上手いが大島優子から「聞き上手だけど笑い声がうるさい」と言われたことがある。
短気はほぼ自分にキレており、メンバーに当たる・態度に出すことは滅多にないが一度だけ態度に出てしまったことを明かしている。また、短気ゆえにキレ泣きすることもある。
小心者は15分前行動をしてしまい、マネージャーより先に着いてしまっては困らせているらしい。後にどこかに隠れていい感じの時間で登場するようになったとのこと。
せっかちぶりはたびたびメンバー間でも話題になり、食べるのが早いは最早鉄板。また後輩の山根涼羽からダンス練習の時のカウントが早いと言われ、その速さたるや1時間半ぐらいの練習時間が30分ぐらいで終わり、山根は全く覚えられなかった(横山は申し訳ないと謝罪している)。
人物
高くよく通る声が特徴。声は遺伝とのことで、両親、姉も同じく高い声をしているという(父親は大家志津香の父親曰くロンブーの敦に似た声らしい)。勿論、笑い声もよく通るので姿が見えなくても居るのがわかる模様。指原曰く「笑い声がモスキート音」らしい。
自他ともに認める超ゲラであり、柏木とのインスタライブによるとコント番組でコントをしていた際、笑い過ぎて盛りなしで50回ぐらいNGを出したと語る。
また、あんにん曰く「面白いことを話すと本人が笑い過ぎて何言ってるかわからない」らしい。
みーおん曰くは「(ゆいはんさんは)つられ笑い代表みたいなところある」らしい。
歌唱力には定評があり、AKB在籍時に将来はソロ歌手を目指していると発言している。逆にダンスには苦手意識があり、研究生時代は落ちこぼれだった。
代謝が良く、かなりの汗っかきである。汗かき総選挙で一位になったほど。本人曰く、幼いころから汗かきであるとのこと。
幼稚園生のころから姉と一緒に音楽教室に通い、最初はエレクトーンを、小学2年生からはドラムを習っていた。また、中学2年生のときから大阪のハートボイススタジオミュージックスクールに通い、ボイストレーニングを受けていた。
小学6年生の時にある事務所のレッスン生となり、長期休みの際に上京して合宿に参加していたこと、結局はデビューに至らず落とされてしまったことを明かしている。その後別の事務所に移りレッスン生となったが、同じように表舞台に出ることはないままであった。
事務所を辞めた後はボイストレーニングに通いながら複数のオーディションを受けたが、どれも結果は芳しくなく、9期生合格までに100以上のオーディションを受けたことを明かしている。
候補生時代の数ヶ月間は地元の高校に通いながら週末に上京してレッスンを受ける生活を送っており、上京のための交通費などは自分でアルバイトをして捻出していた。研究生昇格に伴い上京し、以降は一人暮らしをしている。
AKBのメンバーとしての人物
メンバーを深く愛しメンバーに愛される人物で、愛されっぷりはAKBGでもトップクラスといわれている。イケメンエピソードも多々あり、佐々木優佳里や田野優花などベタ惚れになるメンバーも複数いたほど。
人たらしっぷりと愛されっぷりから関わりあるメンバーや仲良しなメンバーが多かったため、AKBファンから関わっていないメンバーや仲悪いメンバーを探す方が大変なのでは?と言われていた。
横山の公式ニックネームである「ゆいはん」と最初に呼んだのは、8期生の佐野万里子と言われ、広まったのはAX2011での大堀恵・野呂佳代・近野莉菜とのMCと言われている。本人は当初呼ばれ慣れていなかったようで「ゆいちゃんって呼んでください」と発言していたが、次第に慣れて公式ニックネームとなった。
また、指原莉乃を筆頭とするいわゆる「地方組」を含む先輩たちからは「横山」もしくは「ゆいちゃん」と呼ばれ、後輩からは「よこさん」「ゆいさん」「ゆいはんさん」と呼ばれ、一時期は「キャップ」や「ジキソー」などとも呼ばれていた。なお、倉持明日香からは「はむちゃん」、松井玲奈からは「はんさん」、山口夕輝からは「ビス」「ビスはん」など固有の呼び方をするメンバーも居た。
なお、オードリー若林やアルコ&ピース平子等からは「横山ちゃん」、アンタッチャブル柴田からは「よこゆい」と呼ばれている。
横山自身もメンバーを独特な呼び方をすることがあり、兒玉遥を「ぴっぴ」、入山杏奈を「あんちゃん」「あんこ」、大家志津香を「しーご」等がある(ちなみに大家によるとしーごは大家がアンチからしーごりとあだ名された際に大家本人が気に入って地方組などにそう呼ばせていた名残らしい)。
親しい先輩メンバーは地方組の北原里英、大家志津香、指原莉乃、それ以外だと高橋みなみ、宮澤佐江や大島優子、野呂佳代など。
同期のメンバーのことは「仲間でありライバル」としている。島崎遥香とは特に仲が良く、候補生時代はぶつかることも多かったが、お互いに親友と言える仲であると明かしている。
後輩では伊豆田莉奈、川栄李奈(横栄)や高橋朱里(じゅい)、谷口めぐ、田口愛佳、西川怜、岡部麟、下尾みう、小栗有以等と仲が良い。意外なところでは佐々木優佳里や小田えりななども仲が良い。
NMB48との兼任中に山本彩(横山本)と親交を深めた(山本もリーダータイプの人物であり横山の総監督就任が決まった際には「私に出来ることがあったら何でも言って」と言っている)。また、同じく兼任の経験があり、京都府出身同士である小谷里歩(現:三秋里歩)とも仲が良い。
AKB外で親しいのは根本宗子、チャラン・ポ・ランタンのもも、芸人の納言・薄幸、元アンジュルムの竹内朱莉。
尊敬するメンバーは高橋みなみで、そんな高橋は推しメンを一貫して横山と答えている。
他にも野呂佳代の推しメンも横山で、芸能人ではニッチェの江上敬子が推しメンと答えている。
後輩では入山杏奈、谷口めぐ、宮里莉羅、行天優莉奈、石綿星南、橋本陽菜、SKE48の松本慈子、HKT48の渡部愛加里が横山を推しメンとしている。
関連動画
関連イラスト
関連項目
AKB0048:スピンオフ漫画『とびだせ!AKBぜろぜろ女学園』で名前を襲名した架空のメンバーが登場しており、実在の横山とは別人として扱われている。