概要
ゲーム序盤のエリア「隠れ港」のボスキャラクター。
鎧を纏った騎士のような姿をしているが、その身体はトカゲのような異形の亜人であるうえ、腰部で二人分の身体が結合した四本腕二本足という異形の姿を持つ。
隠れ港は不死たちを遠洋へ棄てる為に作られた港であり、流罪の執行者はどこまでも冷酷にその役目を果たしたと言われている。彼らの素性は語られていないが、彼らが乗っていた船にはジェルドラ公のものと思しき羅針盤が積み込まれていた為、彼らもまた「這う蟲」が生み出した存在である可能性がある。
PS3版では「虚ろの影の森」の「王城ドラングレイグ」へ続く道の跡に配置されているほか、DLCエリア「凍てついたエス・ロイエス」では騎士街の鍵などが安置された洞窟に二体出現する。
ハイスペック版ではなんと罪人の塔のボス前の水路に復活有りで登場。
つい数時間、数日前にヒィヒィ言いながら倒したボスがモブのように素早く再登場すると言う怒涛の展開で不死を絶望のどん底に叩き落とした。
その為か「虚ろの影の森」では登場しない。
攻略
前述の通り四本腕であり、前面の身体には大曲剣、後面の身体には棘付き棍棒を持つ。双方とも出血属性を持つうえ投げ判定の突き攻撃を持つほか、曲剣はガード削りが少なくパリィ可能だが隙が小さく出血値が高い。一方、棍棒はガード削りが大きいが隙が大きく出血値が低い。盾受け・パリィ主体なら前面から、回避主体なら後方からが戦いやすいだろう。
また、「隠れ港」ではボス戦開始と共に足元の水面が上昇していくギミックがあり、五分ほどで腰まで水位が上昇して移動力の低下を強いられてしまう。また、この「常に水に浸かっている」という状況故に炎属性攻撃は効果が薄く、逆に雷属性攻撃が有効となる。
更に二周目以降ではNPC黒霊「異形の影」が二体乱入してくる。ただ、こちらも白霊ミラのルカティエルが召喚可能なので、装備譲渡イベント進行の為にも呼んでおきたい。
ハイスペック版では半霊体の古兵ブラッドリーも召喚可能。太陽の光の剣を唱えた槍で安定した火力を出してくれる。
撃破すると「流罪の執行者のソウル」をドロップする。
関連装備
オラフィスのストレイドに「流罪の執行者のソウル」を渡す事で入手可能。
歪んだ直剣
流罪の執行者の捻じれた性質を示すかのように刀身が歪んだ直剣。
ゲーム序盤に入手可能な武器としては性能が高く、二刀流時には高威力の回転斬りを発動することが可能だが、必要ステータスも相応に高い。
ファルシオンやシミターと違い二刀流時の回転攻撃は2回転する。
弓張り刀
流罪の執行者が持っていたものと同じデザインの大曲剣。
強化に必要とするコストは大きいが、筋力・技量を高めた戦士ならかなりの性能を発揮する。
ただ、流罪の執行者のそれとは異なり出血属性はない。
トゲ棍棒
やはり流罪の執行者が持っていたものと同じ棘付き棍棒。
モーニングスターと同じ出血属性の打撃武器でリーチはこちらの方が長いが、やはり強化に必要とするコストは大きい。