ゴーマの怪人やってこい 百人纏めてやってこい 悪のたくらみ捨てるまで
ゴーマの軍団やってこい 千人纏めてやってこい 気力パワーを見せてやる
詳細
作詞 | そのべかずのり |
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作曲 | 樫原伸彦 |
編曲 | 吉田明彦 |
歌 | 樫原伸彦 |
概要
特撮テレビドラマ『五星戦隊ダイレンジャー』の挿入歌の一つ。スーパー戦隊シリーズとしては初めて、「戦隊ヒーローの使う武器が曲名に入っている挿入歌」でもある。
ダイレンジャーらしく熱い曲で、特にサビの部分の歌詞は記事冒頭の通りとても強気なのが印象的である。
とはいえ仮にゴーマがその歌詞通りの行動に打って出たが最後、ダイレンジャーにとってもゴーマにとっても極めて危険な存在が出てくるのは確実であろう。
前述の通り、曲名や歌詞自体はダイレンジャー(とりわけダイバスター)をフィーチャーした楽曲である一方、本曲(及びオフボーカル版)が作中で流れるのはもっぱら追加戦士のキバレンジャーが活躍するシーンである。
本作では、前年に引き続き追加戦士用の挿入歌が製作されなかった(※)という事情もあり、ファンの間では本曲を「キバレンジャーのテーマソング」として扱う向きもない訳ではない。
作曲・歌唱を担当した樫原伸彦は、特撮テレビドラマへの参加は本作が初であり、以降も主題歌の歌唱を手掛けた『ビーファイターカブト』(1996年)も含め、1990年代中盤~後半において度々東映特撮への参加実績を持つ。また、本作においては本曲以外にも、「ウォンタイガーの歌」と「風の戦士」の2曲の作曲にも関わっており、このうち前者は編曲・歌唱も含めて樫原の手によるものとなっている。
(※ 正式に追加戦士および番外戦士のテーマソングが製作されるのは、『激走戦隊カーレンジャー』(1996年)の挿入歌の一つである「白バイ野郎シグナルマン」まで待つこととなり、番外戦士をノーカウントとするならその翌年の『電磁戦隊メガレンジャー』(1997年)の挿入歌の一つである「Don't Stop!メガシルバー」まで待つことになる。他方で挿入歌ではなくテーマBGMとしてであれば、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』(1992年)で既に製作された実績がある(サントラ盤には「ドラゴンレンジャー現る!」のトラック名で収録。最初で最後となった6人名乗りの際に使用されたのも同曲である))
関連タグ
スペードエース若き獅子:『ジャッカー電撃隊』の挿入歌の一つ。こちらも「戦隊の初期メンバーをイメージしたテーマ曲」という本来の想定とは異なり、「後に登場した追加戦士のテーマ曲として多用された」という点で本曲との共通項を持ち合わせている。