概要
てんとう虫コミックス35巻及び、藤子・F・不二雄大全集12巻に収録「空ぶりは巻き戻して...」に登場。
人の動きをビデオのように早送りや巻き戻しなどをすることができる。
アニメ化の際のカラーリングは大山版、水田版共に薄紫色になっている。
アニメにおける原作との主な相違点
大山版
- 1984年11月23日放送。
- サブタイトルは「現実ビデオ化機」。
- のび太はファインプレーをしてチームを優勝させたことで皆に胴上げされている。また、しずかに「何かあったの?」と質問された際には「僕にも100回に1回ぐらいは打てるってことさ」と答えている。
- スネ夫が買ったビデオのタイトルは『忍者パーマンくん』。
- 何百回もバットを振ったことでのび太は少し肩が疲れている。
- ドラえもんはクイックされた後、「やっぱりその機械は返してよ!僕の道具を自分の都合のいいようにのび太くんの悪い癖だよ!」と迫ったが、のび太は聞く前に寝てしまった。
- そして、のび太は野球でのファインプレーをしたり、しずかから褒められる夢を見ていたが、この間にドラえもんが時間を昨日まで巻き戻したため、のび太はママに起こされると慌てて外に飛び出した。そこでドラえもんに会うと、現実ビデオ化機の存在を訪ねるが、ドラえもんは「そんなの知らないよ」「のび太くん夢でも見たんじゃない?」と家に入ってしまい、のび太は「今度はちゃんと返すから~!」と再び泣き付くのだった。
水田版
- 2023年8月12日放送。
- のび太たちは川辺にある専用の場所で野球をしており、のび太が打ったホームランは最後川に落ちた。
- のび太が自身の個人成績を指を一本立てて示したため、ドラえもんは最初1割だと勘違いした。
- 今回スネ夫はビデオテープを買ったのではなく、整理をしていたら出て来たので、電話をかけた。ちなみに『うる星ケニヤ』に出て来た少女は服と同じ柄の布を頭に巻き、服もワンピースに変更され、スネ夫もビデオの操作はリモコンを使っている。
- のび太は登校中にジャイアンとスネ夫から野球でへまをしないよう念を押されているが、現実ビデオ化機で自信満々だったため、一緒にいたしずかにも「絶対見に来てね!」と誘っている。
- 野球の試合ではのび太が現実ビデオ化機で何回も巻き戻して空振りを出すも、その中でホームランを打つ場面が追加。