前後のストーリー
予告
人間を石に変える怪獣ガクマ!ダイゴに託された秘密とは!?
GUTSのライドメカもパワーアップ!
次回、ウルトラマンティガ「石の神話」お楽しみに!
概要
1996年9月14日放送。
新たに出現した、人間を石に変えてしまう怪獣ガクマに立ち向かうため、GUTSはライドメカの強化を施すことになる。
一方、前回にてウルトラマンティガの力を得たマドカ・ダイゴは、その力の秘密を知ることになる。
STORY
西南諸島・久良々島で採石業を行っていた作業員3人が何かから逃げるように洞窟内を走っていた。そして背後から放たれた謎の光線を浴びて石化してしまい、その背後の岩山の隙間から巨大な両眼と1本の角が不気味に光って見えていた。
行方不明となった作業員たちの捜索のためにTPCがやって来る。しかし、隈なく捜索しても作業員たちは見つからず、残りの作業員たちは「ガクマに石にされて、もう生きてる人間はいない」と口にする。そこへ作業員たちの親方が現れ、「ガクマという怪獣などでっち上げだからTPCの出る幕はない!」と言う。とはいえ、念のためにそのガクマというのは何なのかを聞き出すと、「ガクマは昔から久良々島に住んでおり、石を食べる怪獣として語られている」と教えられる。
作業員「石を掘りすぎたんで、餌になる動物がいなくなったんだ。おまけにガクマが蓄えておいた石を、どんどん人間が奪っていく。ガクマは怒ってとうとう人間を襲いだしたんだ」
親方「他人事みたいなこと言うな!お前らだって人間だろう、石を掘ってるおかげで食ってんだろう!」
そこへ、作業員の捜索をしていた4人のTPC隊員のうち1人がボロボロの状態で戻ってきた。そして「残りの3人は怪獣に石に変えられました」と証言する。それを聞き、ガクマはやはり実在したんだと作業員たちは怯える。
その頃、前回の戦いで逃走したゴルザの行方を追っているGUTSだが、音波探知機でもサーモグラフィーでも依然として行方が掴めないままだった。そこへ、TPC総監・サワイ・ソウイチロウから、久良々島にゴルザとは違う怪獣が出現したとの緊急連絡が入る。イルマ隊長は現在のGUTSでは怪獣に立ち向かうには無理があると難色を示し、そこでサワイ総監は「GUTSのライドメカを対怪獣用に改造してほしい」との指令を下した。
ナレーター「斯くして、GUTSのライドメカを対怪獣用に作り直す改造計画が始まった」