概要
ガレマール帝国の圧政から故郷アラミゴを解放せんとするイルベルドが、自身を含めたアラミゴ人の無念と憎悪、そして邪竜ニーズヘッグの「竜の眼」に込められた膨大なエーテルを媒介として召喚した蛮神。
本来神降ろしには人々の信仰と大量のクリスタルが必要だが、この蛮神は「ガレマール帝国軍を倒す」という思いから召喚されたため固有の神話や伝承は存在しない。
その姿は惑星ハイデリンの原初の龍「ミドガルズオルム」が元になっている事が示唆されている。
このミドガルズオルムもオメガと深い因縁があり、FF5の神竜とオメガの関係を彷彿とさせる(ただし、5では神竜がオメガを追っていたのに対し、14では逆にオメガが追う立場となっている)。
活躍
パパリモの命がけの封印により拘束され、その間に再起動された古代兵器オメガと神話の如き戦いを展開。相打ちとなり、行方不明となる。
しかし帝国によって捕獲・回収されてアラミゴ王宮へと運ばれ、決戦においてゼノス・イェー・ガルヴァスの「超越者」の力によって彼と一体化。
戦闘においては、これまで光の戦士が戦ってきた蛮神の履行技と同名の大技を次々と繰り出してくる。また、開幕にタイダルウェイブを放つFF5のオマージュ要素もある。
その後ゼノスの死によって神龍も消滅。触媒とされ、全てのエーテルを失った「竜の眼」はエスティニアンによって破壊され、ニーズヘッグは真の意味で死を迎えた。
帝国への対抗手段として呼び出されたはずの神龍が、逆に帝国の、それもただ一人の男の「私闘」に利用されて終わったのは、皮肉としか言いようがない。
関連タグ
ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア 紅蓮のリベレーター
蛮神 ゼノス・イェー・ガルヴァス オメガ(FF) ニーズヘッグ(FF14)
「暁月のフィナーレ」終盤のネタバレ注意!!
宇宙の果て、星々の絶望が集う宙域にて「終末の厄災の根源」を前に一人残った光の戦士の許に、なんと神龍の姿となったゼノスが出現。
光の戦士の行方を捜して訪れたシャーレアンにて、クルルとの取引で「一度だけ力を貸す代わり、光の戦士が本気で自分と戦う」という約束を取りつけ、魔導船ラグナロクの動力となったマザークリスタルの残りを喰らって神龍に変身。「友」への執念によって光速を超え、本来ならば到達不能なこの場所に至ったのである。
それに呆れながらも「共闘などしないし、護るつもりもない」と宣言した光の戦士は、神龍の背に乗って「稀なるつわもの」を召喚。最終決戦へと挑む。