概要
兗州泰山郡華県の人。
当初は陶謙に仕えていたが、後に離れて徐州で兵を集めて昌豨らを配下にして独立勢力を築いて開陽に駐屯する。
197年に琅邪国の莒県を占領すると、呂布が攻めて来たためこれと戦い撃退する。後に呂布と和解し、同盟関係となる。
198年に呂布が曹操に攻められる、臧覇は呂布の味方をして兵を出したが、呂布が敗死すると逃亡するも後に捕えられる。だが、曹操が臧覇を気に入ると、臧覇を琅邪国相に任命し、青州・徐州の統治を実質任される。
その後も臧覇は様々な戦いに従軍して活躍し、曹叡の代まで仕え続けた。
フィクションでの臧覇
三国志演義
当初は呂布配下の八健将の1人(序列第2位)として登場。
楽進と一騎討ちをして互角に渡り合ったり、曹操を後一歩まで追い詰める等活躍をする。
赤壁の戦いで、徐庶が流した馬騰達の謀反の噂により、徐庶と共に曹操の命令で前線から離れて以降は登場しない。