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菜野Trick

さいやとりっく

菜野Trickとは、『桜Trick』『ドラゴンボール』を元にしたブロリーMAD動画シリーズ。
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概要編集

ブロリストで動画投稿者の「パラガスト下級戦士」氏によって制作された、ブロリーMAD動画シリーズの1作品。


桜Trick』の世界観を舞台に、ブロリーとその仲間達が女の子同士のキスにときめく青春を謳歌していく。今作にはブロリー達のみならず、様々な作品のキャラクターもゲストとして登場し、高いカオス度を誇るブロリーMADに仕上がっている。

ストーリーは概ねアニメ版『桜Trick』に準じるが、一部展開が変化している部分もある。

余談だが、パラガスト下級戦士氏は今作を制作するにあたり、桜Trickの原作者であるタチ氏にしばかれないか不安になっていたという。


2014年1月1日にPVが投稿され、同月26日から本格的に投稿がスタート。その後もブロリーの日を中心に投稿が続き、2015年6月26日をもってひとまず完結となった。2020年10月26日投稿の合作では新作である特別編が制作された。


登場キャラクターおよびその設定編集

ドラゴンボールからの出演者編集

ブロリー

今作の主人公で、伝説の超サイヤ人。

春香らと同時期に美里西高校に入学し、青春と血祭りの日々を送っている。かしこさ26であり、優と同じくらい頭が悪いが、宿題はちゃんと出すらしい。またしずくの事を大変かわいいと思っており、彼女が視界に映ると頻繁に興奮する男の本能と、彼女に手を出すなら誰であっても容赦しない残虐性を併せ持つ。

このMADのサイヤ人達全般に言えることだが大の百合好きであり、女の子同士でキスをしているのを見ると気を急激に高まらせる(特にコトしずは一際気が高まるらしい)。これらの要因で気が高まりすぎるあまり強烈な反撃を受けることも多いが、何だかんだで彼なりに思い出は作れている様子。


パラガス

ブロリーの父であり、今作ではブロリー達と同じ高校で日々を過ごしている。

サイヤ人の中でも大の変態であり、女の子同士がキスしているところを見るとよく笑い声をあげる。その都度ブロリーや悟空から制裁を食らうのがお約束。自身も悟空に対し密かな恋心を抱いているらしい。

しかし、ブロリーを気にかけてわざわざ学校に残るなど、息子思いの父親としての一面を見せることもある。


孫悟空

原作ドラゴンボールの主人公。

ポケットモンスターシリーズに「オーロット」という悟空のサイヤ人としての名前(カカロット)によく似たポケモンが存在することから、菜野Trickに限らずパラガスト下級戦士氏製作のブロリーMADではよくネタにされている。

他のブロリーMADではクズロットとなる事が多いが今作では例外で、女の子の百合キスに興奮するブロリーやパラガスなどにしばしば制裁を食らわせている。出番が少なかったりすることもあるが、登場人物の中では比較的まともであることは確か。


ベジータ

サイヤ人の王子。他のブロリーMAD同様にヘタレたり、余計な口出しをしてブロリーに岩盤に叩きつけられることもあるが、一応エリートなので成績は良好な部類。

今作のサイヤ人の例に溺れず百合好きで、女の子同士のキスを見る度に息を荒くする。その荒い息が無駄に大きいせいで話が入ってきにくいのも特徴の一つ。

しかし真面目で涙もろい一面もあり、肝心な場面では口出しせずに見守ったり、春香の発言に共感したり涙したりすることもある。また、プライドを捨てて文化祭に協力したこともあった。


トランクス

ベジータの息子。通称「謎の男」。

今作では父と同じ学校に入学しているようで出番も少なくないが、ことごとく無視されている。また、百合キスを黙って見ていたのにもかかわらず悟空に制裁を食らわされたことも。


桜Trickからの出演者編集

高山春香

原作桜Trickの主人公。

親友である優のことが大好きで、事あるごとにいちゃいちゃするのは概ね原作通り。加えて今作ではその嫉妬深さが災いしてブロリーにデデーンされるケースも出てきてしまった。優からは「嫉妬深い超サイヤ人、略してS・S」とまで呼ばれており、主人公であるにもかかわらず不遇な扱いである。


園田優

春香の親友で、体格、性格共に子供っぽい。春香に対して面倒見がいいが、キスには抵抗があるのも概ね原作通り。

他人とスキンシップを取る行為を春香に嫌がられたりするのも変わらないが、ブロリー達は彼女の発言に同調することも多い。


南しずく

春香やブロリー達のクラスメイトの一人で、大人しい性格は原作と変わらない。しかし、今作ではコトネに加えてブロリーからも可愛がられており、特にブロリーはその可愛さに昇天してしまうこともしばしば。特別編ではウザ絡みしてきたパラガスをきらファンの水着しずく状態になってぶっ飛ばしていた。


野田コトネ

春香やブロリー達のクラスメイト。原作同様のノリの良さでブロリー達サイヤ人とも仲良く日々を過ごしている。彼女がしずくとキスをする際はブロリー達も一際興奮することが多い。


池野楓

しっかり者で策士な部分もあるのは原作と変わらないが、ブロリーをはじめとするサイヤ人達が余りにも騒々しいせいで、むしろ登場人物の中ではまともな部類に入っている。瞬間移動ができるらしい。


飯塚ゆず

原作同様ちょっとお調子者だが、楓と同じく登場人物の中ではまとも。プール掃除にて発した「だからビーチでやれよ!」というツッコミは、その後もたまにだが発せられる機会がある。


サブキャラクターおよびその設定編集

ドラゴンボールからの出演者編集

ピッコロ

ピッコロ大魔王の生まれ変わりであるナメック星人。

今作では10円ネタや仙豆ネタで度々出しゃばってくることが多く、その都度ブロリーに蹴飛ばされている。


孫悟飯

悟空の息子。他のブロリーMADの例に溺れず出番は少なめで、特に目立った活躍もしていない。


ターレス

美里西高校に転校してきた、外見が悟空と瓜二つのサイヤ人。クズロット素材として人気があり、悟空と同じ役割を担っている。


桜Trickからの出演者編集

園田美月

園田優の姉で、生徒会長も努めている。一度、春香と優のキスを覗いたことがある。二度目に覗いた際は二人のキスを禁じようとするが、ブロリーに説得されて止められた。


野田シノブ

野田コトネの妹。何故かブロリー達からはコトしずの邪魔者扱いされている。

コトネが仲間達とプールで遊んでいるところに現れ、しずくの家に居候しているという彼女を自分の家に連れ戻そうとするが、これにブロリー達は大激怒。彼らに触発されて立ち上がったしずくとコトネを賭けて水泳勝負に挑むも敗れてしまい、目的は失敗に終わった。


乙川澄

美月から生徒会長を引き継いだ生徒会メンバー。春香達からは「スミスミ会長」と呼ばれているが、ベジータからは「グミグミ会長」と呼ばれている。



ゲストキャラクターおよびその設定編集

これら以外にも様々なキャラクターが登場するが、それらは視聴してみてのお楽しみということにしておく。


フラダリ

フレア団のボス。今作ではところどころで顔だけが出てきていたが、文化祭が開催されてからは全身も出てくるようになった。出演している機会は数え切れないほど存在し、そのしつこさが視聴者の腹筋崩壊にも一役買っている。


松岡修造

とにかく熱い男。最初はしずくの心に熱く呼びかける声としての登場にとどまっていたが、次第にレギュラー化していった。戦闘力はブロリーに匹敵し、悟空の不意打ちを無傷で耐えて返り討ちにしてしまうほどである。


杉浦綾乃

園田美月と中の人が同じという理由で一瞬だけ登場した。


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