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華麗なる一族

かれいなるいちぞく

山崎豊子の小説。あるいは競走馬の血統のこと。ここでは主に小説について解説する。
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曖昧さ回避

  1. 山崎豊子小説。当記事にて解説。
  2. 競走馬の血統。1973年にデビューしたイットーが活躍し、近親にも活躍する競走馬が多く、この血統を詩人志摩直人が華麗なる一族と評した。イットー-ハギノトップレディ-ダイイチルビーの系統が有名。他に2009年フラワーカップ優勝のヴィーヴァヴォドカも一族に含まれる。


概要

山崎豊子の長編経済小説。1970年3月から1972年10月まで「週刊新潮」にて発表された後、1973年に新潮社より単行本が全3巻で発売される。その後1980年に同社の新潮文庫で文庫化され、2003年に同文庫で新装版が発売された。
幾度となく映像化されており、『白い巨塔』『不毛地帯』『沈まぬ太陽』などと並ぶ山崎豊子の代表作の一つである。

戦後日本高度経済成長期を舞台に、都市銀行のオーナー頭取とその一族を軸に、政財界で富と権力を追い求める人々の野望や愛憎を描いている。

あらすじ

阪神銀行のオーナー頭取・万俵大介は、阪神銀行を中核とする万俵財閥の総帥でもある冷徹な銀行家。その経営手腕を発揮することで阪神銀行を関西有数の都市銀行にまで発展させたが、阪神銀行はそれでもなお全国レベルで見れば預金順位で第10位という都市銀行下位行に過ぎなかった。都市銀行再編の波が迫る中、大介は上位行への吸収合併を防ぐべく、大蔵省主計局次長にして長女一子の夫である美馬中を通じて都市銀行上位行の経営状況を入手、自らが主導権を握る形で上位行と合併する「小が大を喰う合併」を成し遂げるべく暗躍を始める。
一方、大介の長男で万俵財閥の主力企業・阪神特殊鋼の専務である万俵鉄平は、阪神特殊鋼が特殊鋼メーカーとして国内トップの地位にいながら、原料供給をライバルの帝国製鉄に頼らざるを得ないことによる不安定さを克服すべく、高炉建設を望み計画を立案、父大介に融資の依頼を持ち込むが、大介はこれを拒否する。実は大介は鉄平が自分と妻・寧子との子ではなく、本当は寧子と自分の父である万俵敬介との間にできた子ではないかという疑念を抱いていた...。

映像化作品

1974年1月26日実写映画東宝系の映画館を中心に公開された。出演は佐分利信、仲代達矢ほか。
1974年10月1日から1975年3月25日まで毎日放送NETテレビ系列局(ただし広島ホームテレビ除く。そのため広島県地区ではTBS系列局の中国放送で放送)ほかにてドラマが放送された。こちらの出演は山村聡、加山雄三ほか。
さらに2007年1月14日から3月18日にかけてTBS系列局(ほか)の「日曜劇場」枠にて再ドラマ化されている。ちなみに新潟放送大分放送および中国放送、そして毎日放送ではNET版・日曜劇場版両方とも放送している。また、物語の中心人物が万俵家の当主・大介ではなく、彼と対立する長男・鉄平に差し替えられている。故にキャスティングのトップは鉄平役の木村拓哉となった(その他の出演者は北大路欣也ほか)。
2021年4月18日から7月11日にはWOWOWで再々ドラマ化されたものが放送された。出演は中井貴一向井理ほか。

関連タグ

小説 山崎豊子
競走馬 志摩直人

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