概要
てんとう虫コミックス36巻及び、藤子・F・不二雄大全集14巻に収録。
このチップを付けたものは、どんなものでも自分専用の貸し切りにすることができる。物だけでなく人にも有効。
アニメにおける原作との主な相違点
大山版
- 1983年11月11日放送。
- 冒頭で皆が遊んでいたゲームはインベーダーをやっつけるという内容のもので、皆のセリフは原作に比べマイルドなセリフに変更されていた。またスネ夫はジャイアンに電子ゲームをもっと丁寧に扱うよう口を出したため殴られてしまった。
- 当時の設定で、しずかの父親は細身な外見になっていた。また、しずかが見る予定だった映画は『ピーマン』というアニメ映画になっており、出木杉が買ったビデオもこれになっている。
- のび太が来たした時ドラえもんは『オバケのQ太郎』を読んでいた。
- パパは和服を着ていて、ドラえもんとのび太には「子供は外で遊びなさい!」と言ってテレビを見始めた。
- 出木杉の父親は肥満な体型に変更されている。
- 映画の上映が始まった際、しずかの前で思わず貸し切りチップのことを言ってしまったが、すぐに誤魔化し、ラストではこちらに向かってウィンクとVサインをしている。
水田版
- 2021年10月2日放送。
- 皆が遊んでいたゲームは植物のキャラを戦わせるという内容のもので、『ヒマブラ』というタイトルもあり、皆は公園のベンチで遊んでいた。またスネ夫のゲームもニンテンドースイッチを模したものに変更されている。
- しずかの父親はのび太が来てからもその場を去っておらず、出木杉は配信で旧作から新作まで見られるといってしずかとのび太を誘った。
- 空地にいた男性は昼寝をする直前まで弁当を食べていた。
- ドラえもんがのび太に見ようと誘ったのは伊藤翼の部屋を訪問するという内容の番組。
- パパを誘った電話の内容は説明されていない。
- 土管で寝ていた男性はのび太に声をかけられても怒鳴らず、無視するだけだった。
- ドラえもんは魚屋を道具で貸し切りにし、ミーちゃんとのデートを楽しんでいたが、伊藤翼のロケ現場に急ぐのび太達を目撃し後を追いかけた。そしてのび太は翼を見る為、公園を貸し切りにしてギャラリーを片付けたが、翼やスタッフたちも帰ってしまったため、見れずじまいでドラえもんも怒って帰ってしまった。
- のび太は道具を映画館の中で使用しており、スクリーンに投影された『スペースウォーズ』はラストの場面で、ラストでのび太は道具の効果が切れ、押し寄せた大勢の客に踏み倒されズタボロになり、原作でのセリフを言っている。