概要
『キン肉マン』完璧超人始祖編でザ・ニンジャが発した台詞である。
完璧超人始祖・“玖式”カラスマンとの戦いで苦境に陥るニンジャを、かつて共闘したブロッケンJr.は鳥取砂丘から京都・銀閣寺に駆け付け、リングサイドから応援する。
しかしニンジャはそれをはねのけた。
ブロッケンJr.「ど……どうしたってんだニンジャ!」
ザ・ニンジャ「おぬしら何を勘違いしているのか知らんが、拙者は今回超人血盟軍として戦っているのではない、悪魔騎士として戦っておるのだぞ!それを正義超人であるおぬしらが応援に来るとは何事か!なれあうのも大概にしろ!」
ブロッケンJr.「な…」
ザ・ニンジャ「ブロッケンよ、おぬしと共に闘ったあの日々のことはもちろん拙者もよく覚えている。ソルジャーという主を認めあのひとかどの男を旗頭として共闘する意義があの戦いにはあった。だから手を組んだまで、しかし今は違う!」
ブロッケンJr.「何を言ってやがる、違わねぇよ!おまえはニンジャで、オレはブロッケンJr.だ!そこになんの違いもありゃしねぇだろうが!」
ニンジャ「違うのだ!!」
かつての仲間であることは変わらないという意図を込めて放ったブロッケンJr.だが、ザ・ニンジャにとってこの戦いは悪魔超人としての汚れ仕事であり、正義超人であるブロッケンJr.たちの手を汚すまいという意志から、あえての拒絶の言葉を投げかけたのであった。
圧倒的な実力差からピンチに追い込まれたザ・ニンジャだったが、真意を悟ったブロッケンJr.らによる「超人血盟軍・Lの陣形」に鼓舞され復活、見事カラスマンを撃破するのであった。
上記の様に本来は『おまえと俺の関係は以前と変わりない』『あの時とは違う』という意味合いなのだが現在は『おまえも俺も同類だろうが』『違うよ。全然違うよ。』という受け取られ方でミーム化している。(コラ画像として1000回以上使われ、ジェネレータまで作られたほど)
しかし、ニンジャにとってやはり絶対の君主は悪魔将軍(サタンなんぞではなくゴールドマン)であり、かつて超人血盟軍として手を組んだブロッケンであっても馴れ合うつもりはないという決意の表れでもある。
pixivでは
やはりというか、上記のシーンのパロディで使われることが多く、『けものフレンズ』のアライさんのようななのだ口調のキャラに言わせるケースが非常に多い。