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金剛(彼岸島)

こんごう

ホラー漫画『彼岸島』シリーズに登場する武人然とした吸血鬼。 名に違わず、見ての通り実在の金剛力士像をモデルとした外見をしている。
目次[非表示]

「ガハハハハ」

「雅様ヲ・・・・オ守リスルノニ・・・・フサワシイ姿ニ・・・・」

「今 思えば あの時に私は 自分の煩悩と決別したのかもしれん」


概要


隊長曰く、斧神に並び、雅の片腕と言われるほど強力な吸血鬼との事。

名前通り金剛力士像そのものな姿の吸血鬼にして、他種の吸血鬼の血を取り込むことで異能の力を得た混血種吸血鬼(アマルガム)。
武人そのものな性格で、強き者には正々堂々とした面を見せるも、暗闇に紛れた不意打ちや残忍な奇襲攻撃を得意とし、雑魚を一方的に屠って高笑いをするといった悪辣な一面も持つ。

かつては本土からやってきたと思しき一吸血鬼だが、への忠誠心は常軌を逸しており、アマルガムと化して雅の側近となる者を選出する際には死を恐れることなく真っ先に立候補した。
しかし混血実験の拒絶反応により彼の体は醜く変異してしまい、死亡したかと思われた彼の体は仲間の吸血鬼の手でゴミ捨て場へ投げ込まれてしまう。

だが、彼は異形の姿になりながらも生きながらえていた。
己の醜い姿を見て絶望する金剛だったが、主人である雅に仕えるに相応しい姿になるべく余計な身体のパーツを彫刻刀で切り落として彫刻し、自身の体を金剛力士の姿へと生まれ変わらせた。

アマルガム固有の特殊能力は肉を喰らい、脱皮すること
生物を食い続けることで肥大した後に脱皮し、肉体を回復させると同時にその度に体躯自体も巨大化し、戦闘力も増す。
また、脱皮しなくても喪った部位を復活させられるほどの再生力を持つが、再生にパワーを集中させるあまりに背中に余計な指が生えることもあった。
戦闘中に時折本人も照れ臭そうに自虐するように、再生力の加減のコントロールはあまり得意ではないらしい。


活躍


<47日間>

金剛様(最後の47日間ver)


最後の蚊の育成施設の、雅の部屋に通じる通路にて並ぶ仏像の一つに擬態し、通る明を不意打ちするも防がれる。隊長曰く「明と雅との戦いを見てみたいから」との理由でこれを見逃し、自身は育成施設を潰すべく奮戦する加藤達の元に現れ、火炎放射器による攻撃もものともせず、金剛杵で頭から人間を刺殺し、素手で首を引きちぎるといった圧倒的な力を誇示した。

<48日後…>
芦ノ湖近辺のボスとして君臨。幾度となく邪鬼と戦い、これを喰らい脱皮し続けたことで邪鬼に匹敵する巨体と恐るべきパワーを身に着けた。また、脱皮を繰り返すうちに自身の煩悩と決別した。箱根の某ホテルで明達と戦闘し、先端がコの字型の超巨大ハンマーを振るう。

明との戦いの最中、脱皮を続ける事で腕が4本に増えた。その圧倒的なパワーで明を窮地に追いやるも、下にガソリンスタンドがある崖の上まで逆に誘い込まれる。そこで手足を切り付けられ、明ごとガソリンスタンドに転落。それでは爆発には至らなかったが、明の「落ちて来い」という必死の願いが通じたのか、崖から落ちてきた自身のハンマーにより大爆発が起き、全身炎に包まれた。
燃えた体が崩落してついに倒れ、下あごを失いながらもなおも明と戦おうとするも、明に武人としての執念と誇りを「アンタのことは嫌いじゃない」「感じ入った」「できれば別の形で会いたかった」と称されながら首を刎ねられ死亡した。


もう一人の金剛


「まァとにかく 味見をしてみんとな」

「あの上玉がここまで醜く成り下がるとはな クソ面白ェ 楽しませてもらったよ」

「気持ちええ!! 人間の肉の内(なか)は最高だァァァ!!」


金剛が脱皮を繰り返す中で、分裂するように生まれたもう1人の金剛。本体と全く同じ容姿で、こちらは精々2mほどの身長で腕も2本。
その正体は金剛から煩悩が分離して生まれた、煩悩の化身ともいえる存在。女性に暴行を振るうことを至上の喜びとする変態で、「美しいものが醜くなるのを見たい」いう身勝手な理由で勝次の母・ゆり子を亡者に変えた張本人。己が中の煩悩と決別したことで、本体の金剛は真に武人となった。

明と金剛が戦うホテルの別室にて無数の女性を犯している最中、その存在に気付いた鮫島から頭部に出刃包丁を撃ち込まれるもののさして効かず、逆に鮫島を怪力で壁に叩きつけて重症を負わす。しかし突進してきた勝次に左足を刺されると形勢逆転、突如起き上がった無数の女達に包丁でメッタ刺しにされ、最期はゆり子に斬首されて果てた。その際「女 お前のマ○コは 一番締まりが良かっ・・・・た・・・・」という、漫画史上最低最悪の辞世の句を遺している。(単行本では「(前略)良かった・・・・ぜ・・・・」と文字のフォント共々変更されている。どうでもいいからちくしょう!!)

本体からアマルガムの性質を受け継いでおり、作中でも女を食って回復・脱皮しようとしていたが、生身の人間たちに倒され(トドメを刺したのは亡者と化した山本ゆり子)、アマルガムとしては非常に珍しく一般人により討伐された。


関連イラスト

金剛様と和風っぽい雲
オリジナル金剛
箱根の武人の方の金剛様
金剛様(最後の47日間ver)



余談

武人の権化のような巨大な金剛様とは対照的に、もう一人の煩悩の塊の人間サイズの方の金剛様は読者達の間では「ミニ金剛」や「エロ金剛」と呼ばれている。

また、雅のもう一体の側近・斧神様はキリスト教の悪魔であるバフォメットをモデルにしており、金剛とで和洋を包括するキャラクターデザインとなっている。

作中において金剛様は吸血鬼の変異した邪鬼をしばいて回ったりハンマーで彼らを粉砕しまくっていたりと邪鬼関連のエピソードに事欠かないが、本物の仏教の説話内における金剛力士も暴力で邪鬼をしばき上げる役回りである。
(もしかすると先生ェなりのオマージュだったのかも...?)

『47日間』で金剛が殺害した人間軍の一人も、ミニ金剛が亡者にさせたゆり子の旧姓も共に吉川であるが、おそらく偶然。しかし、数奇な運命めいたものを感じさせる。

関連タグ


斧神様 ← 金剛様と同じく雅様の右腕ポジションの人。

彼岸島 ホラー漫画

宮本明(彼岸島) ← 彼岸島の主人公。強さが人間離れしている。
雅(彼岸島) ← 彼岸島のラスボス。能力が常識離れしている。
雅の息子 アマルガム 朝チュン
漫画史上最悪の捨てセリフ

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