長沼駅
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ながぬまえき
日本にある鉄道駅。静岡県と東京都に所在。
長沼駅(静岡県)
駅に隣接している長沼工場と車両基地(鉄道営業所)などがあり、静清線の拠点駅になっているほか、新清水方面への出入庫を兼ねた当駅折り返し電車の設定もある(新静岡方面への出入庫電車は西隣の柚木駅発着)。
停車は普通のみで、急行(東行)と通勤急行(西行)は通過。
南口から歩いて徒歩で約6分の距離に東静岡駅が存在する。
長沼という駅名を名乗る3駅で唯一、東京都且つ武蔵国外にある駅となっている。
利用状況
- 2018年(平成30年)度の1日平均乗降人員は2,498人である(静岡県統計書より)。
静鉄長沼工場
現在、静岡鉄道の車両はJ-TREC(旧・東急車輛製造)に発注しているが、静鉄ではかつて、自社の路線で使用する車両を自社で製造していた実績があり、その製造拠点こそがここ長沼工場である。
静清線の車両では、クモハ21+クハ21形、クモハ300+クハ300形などが当工場で建造されたが、軽量化を重視するあまり車体の外板が薄かったこともあり、全体に老朽化が早く、後に福井鉄道へ譲渡されたクモハ300+クハ300形(福鉄では0.5M0.5T化改造を施されモハ300-1+モハ300-2形となる)を含め、長期間使用された車両は少なかった。また冷房車も、前述のクモハ300+クハ300形が福鉄へ譲渡された際に冷房化されたほかは、1両もなかった。
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