概要
長沼駅(静岡県)
駅に隣接している長沼工場と車両基地(鉄道営業所)などがあり、静清線の拠点駅になっているほか、新清水方面への出入庫を兼ねた当駅折り返し電車の設定もある(新静岡方面への出入庫電車は西隣の柚木駅発着)。
停車は普通のみで、急行(東行)と通勤急行(西行)は通過。
南口から歩いて徒歩で約6分の距離に東静岡駅が存在する。
長沼という駅名を名乗る3駅で唯一、東京都且つ武蔵国外にある駅となっている。
駅構造
下り島式1面2線、上り単式1面1線の複合2面3線の地上駅。
利用状況
- 2018年(平成30年)度の1日平均乗降人員は2,498人である(静岡県統計書より)。
利用状況比較表
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 2,030人 |
2009年(平成21年)度 | 1,925人 |
2010年(平成22年)度 | 1,651人 |
2011年(平成23年)度 | 1,685人 |
2012年(平成24年)度 | 1,781人 |
2013年(平成25年)度 | 1,930人 |
2014年(平成26年)度 | 2,097人 |
2015年(平成27年)度 | 2,231人 |
2016年(平成28年)度 | 2,477人 |
2017年(平成29年)度 | 2,396人 |
2018年(平成30年)度 | 2,498人 |
静鉄長沼工場
現在、静岡鉄道の車両はJ-TREC(旧・東急車輛製造)に発注しているが、静鉄ではかつて、自社の路線で使用する車両を自社で製造していた実績があり、その製造拠点こそがここ長沼工場である。
静清線の車両では、クモハ21+クハ21形、クモハ300+クハ300形などが当工場で建造されたが、軽量化を重視するあまり車体の外板が薄かったこともあり、全体に老朽化が早く、後に福井鉄道へ譲渡されたクモハ300+クハ300形(福鉄では0.5M0.5T化改造を施されモハ300-1+モハ300-2形となる)を含め、長期間使用された車両は少なかった。また冷房車も、前述のクモハ300+クハ300形が福鉄へ譲渡された際に冷房化されたほかは、1両もなかった。
長沼駅(東京都)
1925年(大正14年)開業、1990年(平成2年)10月27日に高架化。
尚、稲城長沼駅が武蔵長沼駅と名乗らない背景には当駅がある為(どちらも東京都且つ武蔵国である)。
区間急行・快速・各停が停車する。
駅構造
相対式2面2線の高架駅。
利用状況
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は4,034人である。
利用状況比較表
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 4,437人 |
2009年(平成21年)度 | 4,333人 |
2010年(平成22年)度 | 4,208人 |
2011年(平成23年)度 | 4,096人 |
2012年(平成24年)度 | 4,062人 |
2013年(平成25年)度 | 4,098人 |
2014年(平成26年)度 | 4,027人 |
2015年(平成27年)度 | 4,148人 |
2016年(平成28年)度 | 4,143人 |
2017年(平成29年)度 | 4,211人 |
2018年(平成30年)度 | 4,100人 |
2019年(令和元年)度 | 4,034人 |
関連タグ
長沼駅(静岡県)
長沼駅(東京都)