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項梁

こうりょう

項羽の叔父である中国秦末の武将と小野不由美の小説『十二国記』の登場人物の二人がいる。
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1.戦国時代の楚の名将・項燕の子。滅亡後、劉邦と覇を競った「西楚の覇王」項羽の叔父。

2.小野不由美の小説『十二国記』シリーズの登場人物。

1の概要編集

紀元前223年、父と昌平君王翦蒙武に敗れて戦死し楚が滅亡したため甥の項羽を連れて江東に逃れる。やがて始皇帝が亡くなり二世皇帝・胡亥の代になり陳勝・呉広の乱が発生するとこれに乗じて項羽と共に会稽で反秦の兵を挙げる。陳勝死後、楚を復興し上柱国(宰相)に任じられ事実上の楚の最高指導者として反秦勢力のリーダーとなる。その後は劉邦らを配下に加え進撃したが、慢心し隙を付かれ定陶で章邯に討たれてしまった。楚軍は懐王の命で宋義が大将軍となり引き継いだが、叔父の後釜になれず宋義の下の次将に置かれたことに不満を持った項羽が宋義を斬り掌握した。

2の概要編集


白銀の墟_玄の月』に登場する戴国の人物。暗器の達人。禁軍中軍師帥で英章の麾下だったが、驍宗に対する大逆が起こった後、文州にて英章軍が解散すると、来るべき日を待ちながら行商人を装い各地を放浪することとなった。

偶然から泰麒李斎と出会い、その後の旅を共にする。

一時的に道中を共にした園糸曰く“痩せた長躯が夫を思わせて目を引いた。人当たりの柔らかそうな雰囲気、細い眼をさらに細めて笑うところ。子供を前にすると、いっそう笑み崩れる。そんな様子が失った夫を__夫より十ばかり年上に見えたが__思い出させて印象に深かった。”







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項羽 

十二国記 戴国 白銀の墟_玄の月 泰麒 英章 李斎

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