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飯田哲也

いいだてつや

飯田哲也とは、複数の人物名である。本記事では元プロ野球選手について解説。
目次 [非表示]

曖昧さ回避

1.東京都出身の元プロ野球選手。本項で解説。

2.富山県出身の社会学者。

3.山口県出身の環境学者。


概要

飯田哲也とは元プロ野球選手である。1968年5月18日生まれ。東京都調布市出身。右投右打。

1990年代のヤクルトスワローズ黄金期において俊足巧打のトップバッターで「韋駄天」と呼ばれ、強肩の外野手として活躍した。


経歴

小学生の頃に野球を始めた。中学生の頃までは投手だった。

千葉県拓殖大学紅陵高校に進学後は当初は外野手だったが、強肩を活かす為に捕手にコンバート。

1986年ドラフト4位でヤクルトスワローズに入団。

入団当初は八重樫幸雄が正捕手だった為、控え捕手としてスタートする。1989年に1軍に初昇格し、代走及び捕手として出場。

同年オフより野村克也がヤクルトの監督に就任。野村は就任当時の正捕手秦真司の能力に疑問を抱き、飯田を正捕手として育てようとした。

しかし、この年のドラフト2位で捕手として入団してきたのが、「ID野球の申し子」「球界の頭脳」と呼ばれる事になる古田敦也だった。野村は「俊足の捕手は大成しない」という持論があり、1990年シーズンは捕手登録だったが正捕手は古田が務めた。レギュラー陣の怪我等で二塁手にコンバートされると出場機会が増え、内野手としてレギュラー出場するようになった。

1991年には天職とも言える外野手(センター)にコンバートされ、この年から7年連続でゴールデングラブ賞を受賞している。この頃に1番バッターとして定着。ヤクルト黄金期の切り込み隊長として華々しい活躍をする事になった。

1998年頃から怪我等による離脱が増え、また真中満の台頭もあり出場機会が減少。しかし守備能力は健在で、スタメン入りしない場合でも守備要員として出場する事があった。

特に2001年アレックス・ラミレスが加入すると、試合終盤には守備能力の低いレフトのラミレスに代わりセンターの真中がレフトに移り、飯田がセンターに入る機会が多かった。

2004年シーズン終了後にチームの戦力構想から外れ、引退後のコーチ就任を条件に新規参入したばかりの東北楽天ゴールデンイーグルスへ移籍。

2006年に当時楽天の監督だった恩師・野村監督の薦めもあり現役引退。古巣東京ヤクルトスワローズのコーチに就任した。

2015年からは福岡ソフトバンクホークスでコーチを務めた。

ソフトバンク退団後は母校の拓大紅陵高校で野球部の非常勤コーチを務めている。


背番号

背番号使用年所属チーム備考
581987年〜1990年ヤクルトスワローズ選手
21991年〜2004年ヤクルトスワローズ選手
22005年〜2006年東北楽天ゴールデンイーグルス選手
852007年東京ヤクルトスワローズ2軍外野守備走塁コーチ
852008年〜2011年東京ヤクルトスワローズ1軍守備走塁コーチ
882012年〜2013年東京ヤクルトスワローズ1軍守備走塁コーチ
782015年〜2016年福岡ソフトバンクホークス1軍外野守備走塁コーチ
782016年〜2018年福岡ソフトバンクホークス2軍打撃コーチ
782019年福岡ソフトバンクホークス3軍外野守備走塁コーチ

エピソード

飯田の高い身体能力を表す象徴として、東京ドームフェンス際の大ジャンプが挙げられる。この時は捕球できずホームランになっているが、飯田の好プレーとして真っ先に挙げられ、代名詞となっている。


ヤクルト捕手時代、コンバートされる際に野村監督から「キャッチャーミットを買い取ってやるから、そのお金で外野手用グローブを買いなさい。」と言われたというエピソードがあるが、飯田は「就任した年はキャッチャーとしてのメニューをこなしていて、下取りの話もお金をもらったこともない。」と明確に否定している。


古田敦也はキャッチャーとして入団した際、飯田がコンバートされる事を願っていたと自身のYouTubeチャンネルで明かしている。但しただの願望ではなく、前述の野村の持論を知っていた為ある程度確証は持っていたという。


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