概要
両想いの提督と高雄が、お互いの思い違いや他の艦娘たちの妨害によりなかなか関係を進展させることができずにいる物語。
その15から深海棲艦による某独裁者の再生、その16以降から他作品の提督やまるゆさんが登場し、徐々にシリアス路線に移行しつつある。
「高雄さんの提督」はその100で突如完結を迎え、しばらくして「高雄さんの提督 完結篇」がはじまる。
基本的に1話10PをTEGAKI Draw And Tweetで、完結篇その11より1話12PをCLIP STUDIO PAINTで描かれている。
主な登場人物
高雄さんのいる司令部
本作品における提督。本名不明。
所属は海軍および陸軍。
海軍での階級は不明だが、陸軍では大佐。
着任当初は、雪風や雷など見て、婦女子を戦わせる事に業を感じていた。
また、艦娘を一人の人間と認めており、彼女たちを兵器として扱うことを快く思っておらず、戦後の待遇を心配している。
高雄には一目惚れだったらしい。
彼女の幸せを一番に考えていて、自分の好意が実は迷惑なのではないかと心配している。
ケッコンカッコカリに懐疑的で、高雄には母親の形見の指輪を渡している。
剣の腕前はかなり高いようで、その11では抜き打ちで金剛の頭の艤装を真っ二つにした。
佩刀は陸奥守吉行。
その46では飛行機の操縦も披露している。
秘書艦を勤める艦娘。
自分たち艦娘のことを「ただの兵器」「沈めば新たにつくられる消耗品」と卑下していたが、艦娘を人間・家族と考える提督に諭される。
ストーリーの節目に度々登場し、読者に現状を解説してくれる。
参謀担当。
姉妹艦である高雄を大切にしており、提督が彼女の事を信じていないと憤りボコボコにした。
必殺技はアタゴンパンチ。
旗艦および提督の嫁。
提督が雷や愛宕を弄んでいると勘違いし、それを糾弾したところ、提督から求婚される。
その場で勘違いも解け、他の艦娘たちの後押しもあり、提督の女になることを承諾する。
その後、提督を慕うビスマルクの着任や、すれ違いにより破局しそうになる。
真面目な性格のせいか、提督からの求婚や指輪のプレゼントにも大きく喜びを表すことができず、それも提督との気持ちのすれ違いの原因となっている。
数々の困難(?)を乗り越えて提督と一応婚約関係になった矢先に、提督が鎮守府を去り困惑する。
海軍省(その他の提督・艦娘)
高野閣下/長官
所属は海軍。階級は大将。
その16で全提督を招集し、深海棲艦の攻撃により鎮守府の一つが陥落した事を伝えた。
高雄さんの提督に空母を回してもらえるよう頼まれていたが、ビスマルクを派遣した。
その後、V2ロケットの攻撃により海軍省ごと消されてかに見えたが、まるゆさんにより救出される。
がい子くじん氏の描く艦隊これくしょんのまるゆを元にしたキャラクター。
その16の全提督召集の際、登場した。
雪風が彼女のファンで、高雄さんの提督にまるゆさんの人形を貰っていた。
閣下曰く、人類の切り札。
松田千代彦
Tonda氏による艦隊これくしょん二次創作の漫画シリーズマッチョな提督と艦娘たちの提督。
所属は海軍、階級は少佐。
その16の全提督召集の際、電を連れて登場した。
松風
末武(菌類)氏による艦隊これくしょん二次創作の漫画シリーズ柴ドッグ提督シリーズの提督。
ラバウル鎮守府に着任した犬提督。
その16の全提督召集の際、登場した。
深海棲艦
総統
本作品における敵、深海提督。
南方棲鬼がGOD悪人軍団のヒトデヒットラーを再生し、自分たちの提督に仕立て上げた存在。再生してすぐは、あまり深海棲艦たちと会話をせずにヒトラーの著作である「我が闘争」を暗唱していた。
その20の深海提督会議で、何故か他の深海提督に激怒し袂を分かつ。
鎮守府を攻撃し陥落させた張本人で、その後も列車砲、V2ロケットなどナチスの兵器から、「くるい虫」や「RS装置」(未使用)などGOD機関の兵器を用いて海軍省へ攻撃を仕掛けている。
人間を滅ぼすため総統を再生し、指導者に祭り上げる。
総統と共に鎮守府を攻撃、陥落させた。
ハインリッヒ博士
ショッカードイツ支部の科学陣チーフ。
総統がどこからか連れてきた。
深海棲艦やナチスの兵器の強化を行っている。
インリッヒ博士により強化され、さらに巨大になりキングダークの様な姿になる。
列車砲やV2ロケットを自力で運搬し、海上で使用する。
改造深海棲艦
完結篇その37で出現したデストロン怪人の様な姿をした深海棲艦。
その83に登場した雷巡チ級改やその84に登場した軽母ヌ級改、その87に登場した軽巡ホ級改、その94に登場した軽巡ヘ級改も含まれるかもしれない。