10.8決戦

じってんはちけっせん

10.8決戦とは、1994年日本プロ野球セントラルリーグペナントレース優勝決定戦の総称である。

概要

1994年のセ・リーグのペナントレースは、混戦状態であった。昨年度覇者のヤクルトスワローズ（ヤクルト）がまさかの低迷、当時第二期長嶋茂雄監督時代の2年目であった読売ジャイアンツ（巨人）が首位を走っていた。

しかしそこへ、今シーズン限りで退任の噂が出ていた高木守道監督の為に優勝の花道を作ろうと中日ドラゴンズ（中日）が追走、優勝争いを展開した。

結果、中日と巨人の優勝争いはもつれにもつれ、遂に最終戦である10月8日までもつれたのである。

余談

• この当時、日本球界初の200本安打を達成したイチローがオフを利用して試合を観戦している。実際に当時のフジテレビの中継映像で観客席で焼きそばを食べながら観戦しているイチローが確認できる（なお、これを見た解説の達川光男は「野球選手の顔忘れて焼きそば食べてますね」とコメントしている）

関連タグ

プロ野球　セ・リーグ　読売ジャイアンツ　中日ドラゴンズ

10.19：1988年のパ・リーグの優勝決定戦となったダブルヘッダー。優勝を争ったのは西武ライオンズ（西武）と近鉄バファローズ（近鉄）。

10.12：1989年のパ・リーグの事実上の優勝決定戦となったダブルヘッダー。優勝を争ったのは西武、近鉄、オリックス・ブレーブス。

10.2決戦：2014年と2022年のパ・リーグの優勝決定戦。優勝を争ったのはいずれも福岡ソフトバンクホークスとオリックス・バファローズ。