概要
1916年創業。
社名の「フェアリー(Fairey)」は妖精(fairyまたはfaery)ではなく、創業者『チャールズ・フェアリー』の名前から来ている。
軍用機に関しては、主にイギリス艦隊航空隊へ供給を行っていた。
現在では航空機部門はヘリコプターメーカーであるウエストランド・アウグストに買収されている。
フェアリーアビエーションの飛行機
第二次世界大戦でも現役を張った複葉機や世界一醜い軍用機、チップジェット式の変態ヘリなどのよく言えば個性的、悪く言えばトンデモさんをこれでもかというほど生み出している。
毎回アレな飛行機ばかり製造・考案をしているというわけでもなく、運用要求F.155(対超音速爆撃機用の迎撃機の計画)に対して提出したフェアリーFD3のようなまともな飛行機も考案している。
F.155に関してはフェアリー以外の提出したプランの方が遥かにアレで、ビッカース・アームストロングはXB-70を小型化(ついでに言うならエンジンはBACライトニングよろしく縦置き2発)したような「タイプ559」をさらにその前進の片割れであるアームストロングはMe262を近代化したような外見の「AW.169」を、ホーカーはジェットエンジンに加えてロケットブースターを装備可能なP.1103を提出している。