概要
MID-CONTINENTに登場する未確認兵器。
本編には登場せず、ワールドモードの特別出撃時に発生する未確認兵器破壊作戦で相対することができる。
ACVD本編に絡んでこない未確認兵器はこれとSPIRIT CLASS MOVING FORTRESS、EXUSIAだけである。
機体名のLiVは Lady in Vortex の略称。
内蔵されているジェネレータは、ごく小型ながら極めて高濃度の粒子を扱うことが可能で、粒子の滞留をコントロールすることで機体を自由に浮遊させている。人型の機体を囲うようにして粒子の増幅器である複数のプレート状のユニットが備えられており、その特異な外見はアーマード・コアよりもむしろZ.O.Eシリーズのオービタルフレームに近い。時折何らかの人格を備えているようなそぶりを見せるなど、他の特殊兵器と比較して謎の部分が多い。
機体本体および内部のプログラムからは名称が抹消されており、天使を意味すると思われる女性名らしきものだけが確認されているが、判別されていない。 LiV は便宜上つけられた俗称である。
特徴
ゲーム中ではオレンジ色の光を放ちながら上空を低速で飛び続け、たまに高速移動をする。
赤い尾を引くジャマー付きTE属性ミサイルでダメージを与えつつ相手の機動力を奪い、レーザーキャノンやパルスガン、そして接近時のブレードによる強烈な攻撃で並のACを一撃で蒸発させる。
また、こちら側のミサイルやスナイパーライフル等の高威力の実弾武器は緑色のレーザーによってことごとく迎撃されてしまう。
機体のAPはなんと20万にも達し、これはプレイヤーがアセンブルできるガチタンの限界APの4倍にもなる。
加えて、各属性に対する防御力はそれぞれ1000程度ずつあるため、マシンガン系の武器では跳弾されてしまい、ろくにダメージを与えることができない。尤も、マシンガン系武器の有効射程では被弾が増えすぎて瞬時に撃破されるだろう。
被弾を避けるため長距離を維持しながら、長射程・そこそこの高火力の武器で少しずつ削る戦法をとることになるため、有効な武装は実質KEライフルほぼ一択となる。
グラインドブレードで一撃必殺を狙うこともできなくはない。
撃墜すると、ひどくノイズ混じりながらも「許さない……絶対に……」と聞き取れる断末魔を残しながら爆散するため、後味が悪い。
ネット上ではその外見から『ハイパーおっさん』と呼ばれていたが、公式の生放送での発言により『幼女』と呼ばれるようになった。
サイズの割に高すぎる戦闘能力を揶揄して「フロム製IS」と呼ぶ声もある
EXUSIAと並んで対特殊兵器用に作られたという設定がある。
なお外見は、兵器としては不可思議なほど人間に近いものの、膝から下が人間に比べて大きく肥大化し、さながら三関節型脚部のように見える。さらに腰から背後に向かって大きな突起物が生えている。これらの異形の特徴や、口だけを見せて頭部全体を丸いバイザーで覆った無機質な外観・メタリックシルバーの全身も合わせて、非常に不気味である。
バイオハザードシリーズのハンターやタイラントより人間に似ていながらそれ以上の異形を持ち、リサ・トレヴァーに匹敵するか。
本当に、変わっちまったなぁアンジー。
関連タグ
SCAVENGER GREY LOTUS EXUSIA SPIRIT CLASS MOVING FORTRESS N-WGⅨ/v
アルスコアガンダム…似たような見た目をした異形メカ仲間。