注意
※この解説文には性的・成人向けのウェブサイトに関して説明しています
概要
この電子掲示板はピンク板、BBSPINKとも呼ばれ、2ちゃんねると別の会社およびルールで運営されていた掲示板である。2chとの違いは「成人向けの掲示板」であるため、「18歳未満禁止」の表記が存在し、したがって削除基準も異なる。
2ちゃんねる本体でも削除人に見つかっていない性的表現が放置されていることがあり、未成年者もそれを閲覧する事ができる可能性がある。削除に関しては、運営側も依頼があれば削除はするものの、目くじらを立てて積極的に削除するということはしなくなった。まだ掲示板数が少なくアダルト系話題が格別に目立った初期の2ちゃんねるに比べて、特に目立たなくなったため、特別隔離する必要が薄まったからとも言える。このため、実際には隔離ではなく、単純にアダルト系話題専門掲示板としての意味合いが強い。
かつては年齢制限が21歳だった。というのも2006年7月当時、サーバの所在地・管理人の居住地がアメリカであったため、州によって最高21歳が成人とみなされるがゆえの措置だった。今もなおその表記が一部残されている。
主な相違点
2ちゃんねる本体でも削除人に見つかっていない性的表現が放置されていることがあるが、未成年者もそれを閲覧する事ができる可能性がある。スレッドの削除に関しては、運営側も依頼があれば削除はするものの、目くじらを立てて積極的に削除するということはしなくなった。まだ掲示板数が少なくアダルト系話題が格別に目立った初期の2ちゃんねるに比べて特に目立たなくなったため、特別隔離する必要が薄まったからとも言える。実際には隔離ではなく、単純にアダルト系話題専門掲示板としての意味合いが強い。
歴史
2ちゃんねるの発足当初はアダルト系の掲示板も含まれていたものの、程なくエロゲー板以外のその種の掲示板は閉鎖、2001年に設置されたのがPINKちゃんねるである。
収入源
過去ログの閲覧や商標にて収入を得ていた2ちゃんねると異なり、かつては収入を生む可能性がほぼなく、サーバ代金を2ちゃんねるに依存していた。これがが問題視され、2003年末～2004年にかけて閉鎖危機を迎えた。
そのため独立採算の方法模索の一環として、2004年秋に同名の書籍を1冊刊行した。これと連動するかたちで、2004年からは掲示板数を増やし、サーバ会社が持つ自社サイト以外の有料広告を導入。掲示板の維持が可能となった。
独立
2006年に入り、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律改定によるインターネットに対する規制の強化および西村博之の意向により、PINKちゃんねるの独立性を高めることとなった。出会い系に関係する板が閉鎖され、削除依頼用の掲示板もPINKちゃんねる独自のものが設けられるなどシステムの変更や人材の配置が行われた。
2chのアダルト広告
2ちゃんねるから一般サイトへのジャンプページ=旧、例えばウィキペディアのメインページだとこんな感じ、現在の5chのジャンプページはこんな感じ、に掲載されている広告のアダルト性がしばし問題となることがあるが、この件に関しては広告を出す会社の問題であり、PINKちゃんねるとは一切関係ない。
分類
2ちゃんねる上では過去には「大人の時間」というカテゴリに分類されており、2ちゃんねるの一部のカテゴリ板と誤解される理由の1つになっていた。現在では「PINKちゃんねる」カテゴリであり、さらにその後レイアウト等も変更され2ちゃんねるとは別の掲示板であることを強調している。
問題点
構造上、全年齢サイトである2ちゃんねる( 現在の5ちゃんねる )からリンクされているため、クッションページ等がなく未成年者が閲覧できるという問題点が存在する。
また2ちゃんねる同様に荒らしが頻繁に起きており、半角文字列・半角二次元など画像を取り扱う板ではイタズラ目的で死体などのグロ画像や、検索してはいけない言葉関連のリンクが貼られていることがある。
他に荒らしや誹謗中傷等の粘着行為が起きやすい板として有名なキャラサロン板が存在している。
基本的にスクリプト荒らしに遭いやすいため、さまざまな対策を講じられていたが、2007年12月25日にPINKちゃんねるの仕様に対する協議の結果で解除されたあと、翌日の26日前後にスクリプトおよび騒ぎに便乗した利用者によるスレッドdat落ち被害が多発したとされる。
