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UNDECREASE-不減-

あんでくりーず

漫画「アンデッドアンラック」に登場する超能力の一つ。UNDECREASE-不減-は、自己の物量が「減少」を否定する。
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概要編集

戸塚慶文の漫画アンデッドアンラックに登場する否定者(否定の業が移行した人間)、および否定能力(超能力)の一つ。


UNDECREASE-不減-(アンデクリーズ)は、自己の所有物が「減少削減」する事象を否定する。


因みに「Decrease(ディクリース、ディークリース)」とは、減少する・低下する・減退する・衰える等の「減る」を意味する英単語。


「不減」の理(ルール)編集


自己対象 強制発動型


「減」の器が所有物と認識する物質・物体・物品の物量が減る事象を否定する。これは消費すると強制的に、何もない所から出現した同一の消費物が補充される。

不減推し納め

作中では、銃火器の実弾が消費する事象が否定され、銃身・砲身が壊れない限り銃撃は減退しない派手な戦闘を繰り広げる。この他、毒ガス缶やスタングレネードなどの投擲武器、更には核爆弾超弩級電磁砲にも作用する恐るべき持続力・攻撃力を発揮する。

なお消費して強制発動する理屈なので、炸裂・爆発の兵器が不発となった場合はUNDECREASE-不減-も不発となる。

なお、宇宙へと飛び立つ際にニコが操縦者や装備を含めた重量を気にしていたことから、燃料に関しては減少する模様。もしくは、UNDECREASE-不減-の能力者自身が操縦していれば燃料は減らないのであろうか……


一見は良いこと尽くしな能力に感じるが、特定の人物・状況によっては不運な異能を帯びていた。


不減の悲劇編集

否定の業による悲劇、他の器たちに起きた不幸、これらの傾向を鑑みて「UNDECREASE-不減-」が帯びる悲劇とは、流通・貢献に関わる重要職務の実行者といった限定的地位にいる人間を襲う否定能力(のろい)と推察される。


つまり消費(減少)が要の仕事・場面にとって厄災となる業。


仮定としての例を挙げれば、ある販売者が「完売」を目標に丹精込めた自社商品≒所有物を流通≒減法する事で利益を得る仕事で、ようやく目的完遂という最高の予感で「UNDECREASE-不減-」が発現(移行)し、あとちょっと減れば達成される仕事が減らずの不可思議な事態に遭遇する。まさか世界の理と不認知(しらず)な只人ゆえに、上司から「あんたは何をしてるんだ」と不信感を抱かれたり失望されたりといった末路を辿る。

かなり簡略した参考例を述べたが、要は「減」の器へなってしまった者にとって、人生にとって重大な時局で発現(移行)する異能であると、他の悲劇と相対すれば予想に難くない。


やがて自身には「物量減少」を否定する能力が発現(移行)していると自覚し、それを使うたびに悲劇(こころ)の傷を抉られたり、咎が外れ能力悪用の道へ堕ちるといった人格障害へ至ると想像される。


「減」の器編集

他者からは最高と感じる異能だが、それに至る最悪の悲劇を負う「減」の器。物語では銃器の卓越者に「不減」の理が発現(移行)し、豪快な能力使用を発揮している。また便宜に、作中で「減」の理と不均衡する器も解説する。


クリード

アンデラ(UNDER)まとめ4

元軍人の無頼漢。銃火器の玄人(スペシャリスト)であり、十全に「UNDECREASE-不減-」の能力戦闘を展開する手練れ。軍属だった経歴から、不減の悲劇は重要任務の重要場面で発現(移行)という不条理に遭った過去を背負っている。否定者になったと自覚してからは、軍にいた頃よりも殺傷に手加減しない不道徳な人物へ変わってしまった。

その他、詳細は【クリード=デッカード】を参照。


不均衡する器編集

アンディ

ジャンプ関連とガムテ

本作「アンデッドアンラック」に登場する主人公の一人。UNDEAD-不死-否定者なため、敢えて言い表せば命が減らない相手。減衰しない弾幕だろうが、足止め程度で生還してしまう難敵となる。


重野力(しげの ちから)

UNMOVE-不動-否定者になった青年。短時間であるが、彼の視界にある事象を動かなくする否定能力を有している。つまり減る以前の過程が停められる不均衡から、不減のクリードと難戦を繰り広げた。


関連項目編集

アンデッドアンラック アンデラ

否定者 超能力 理(ルール)


否定減少 減衰 削減 減退 減法 減軽

無限ループ 無限湧き



終わらない水日本テレビ週刊ストーリーランドより)・・・UNDECREASE-不減-とは違った理屈で減らない(終わらない)■■を扱う主人公の男性が奇妙な世界を体験する御話。彼は謎の老婆から購入した自然減しない日用品と出会う所から物語が始まり、遂には生命へ作用する商品が登場し減らず(終わらず)の業を負ってしまった。もしも減殺しない理屈に関わり、扱い方を誤ってしまった時の恐ろしい運命が描かれる。

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