概要
『Cool World』(1992年)は、『俳優が演ずる実写の人物』と『アニメーションのキャラクター』が合成によって競演する、スリラー・ファンタジー作品である。
監督はアニメーション作家のラルフ・バクシ。
日本では劇場未公開。
なお1963年にも『The Cool World』というタイトルの映画作品が公開されているが、内容は全く無関係である。
登場人物
ホリー・ウッド (Holli Would)
演:キム・ベイシンガー (Kimila Ann Basinger)
ジャック・ディーブズ (Jack Deebs)
演:ガブリエル・バーン (Gabriel James Byrne)
フランク・ハリス (Frank Harris)
演:ブラッド・ピット (Brad Pitt)
余談
ラルフ・バクシ(Ralph Bakshi)は1978年版の『指輪物語』も監督している。
バクシは当初、『人間とアニメのハイブリッドとして産まれた子供が、母を見捨てた父親に復讐するホラーストーリー』というコンセプトで物語を作っていたが、パラマウント映画の意向によってマイケル・グレイスとマーク・ヴィクターによる新しい脚本に変更された。
人間とアニメの性交が禁忌とされているのは、初期プロットの名残である。
この作品は公開当初からしばしば『ロジャー・ラビット』(1988年)と比較されている。
クール・ワールドはトゥーンタウンと、ホリー・ウッドはジェシカ・ラビットとそれぞれ対比され、ファンアートの類でもジェシカとホリーがコンビ(もしくはライバル)として扱われることが多い。
関連タグ
Cool_World / クール・ワールド / クールワールド