「01め…だがこれだけでも等々に残ったことは不幸中の幸いだ…これだけあれば、7千人の子供達を殺す事が出来る」
声：和田周/人間態：杉義一
概要
ビジンダーの脱走及び組織の裏切りに激怒するビッグシャドウの為に名誉挽回するべくザダムが呼び寄せたイカと万年筆を組み合わせシャドウロボット（設定上では背番号20番）。
体内で生成する見た目はインクそのものだが、一文字でも書くと爆発するニトログリセリン以上の威力持つ液体火薬「インク爆弾」を会社「パイラーインキ」の運搬中のトラックを襲って差し替えた上に文房具店に配送、使用した子供達を爆死させる「全小中学生殺人計画」を実行した。
子供達のみならず使用した人々を次々と死に追いやったことでビッグシャドウも満足し、ザダムからも「インクスミイカの功績も褒めてやってください」と述べた。
口から吐く「スミイカ炎」と右手からインク爆弾を放射する。
活躍
順調にインク爆弾による殺害を進められていたが、イチローによって文房具店に販売された大量のインク爆弾は回収・処理された。
野球をしていた少年達に工場を目撃されてしまうが、01が救出、ギルハカイダーの加勢で窮地に陥るが、ビジンダーが01に加勢するも不完全の良心回路でギルハカイダーの命令で歯向かう事が出来ず01と共倒れを勃発、その内にギルハカイダーは逃走した。
イチローに工場の全てのインク爆弾を全て焼失されてしまうが、残ったインク爆弾をかき集め、文房具屋の店主に成りすまして作戦を継続。だがイチローには目を欺くことは出来ず、本性を表し、姿を晦ました。
暴かれる前、ケンジ少年の為にミサオが文房具屋のインク爆弾を購入、間一髪マリが救うが、彼の形見の万年筆を破壊してしまうもマリの必死で万年筆を復元した所をシャドウの監視映像に見つかってしまい、ビッグシャドウに激痛回路を起動し、シャドウマンを率いて止めを刺そうと現れるもイチローが駆け付けて形勢逆転、01に挑む。
スミイカ炎とインク爆弾を放射し、有利に進むも01ドライバーで怯んだ隙に01カットで右手を切られ、最期はブラストエンドで倒された。
余談
着ぐるみはアオタガメの改造。デザインをしたのは帰ってきたウルトラマンやミラーマン、ジャンボーグAのキャラクターデザインを担当した米谷佳晃。
後にハワイでの放送後に行われたキカイダーのイベントではシャドウロボットの中で唯一出演した。
劇中に登場したパイラーインキの箱は本放送一週間前の『仮面ライダーV3』第44話で使われており、後に『忍者キャプター』第19話にも登場していたりする。
