概要
オタクや陰キャのような男子にも優しく(友好的に)接してくれるギャルの事。2010年代後半からフィクションの題材として増加している。
外見は白ギャルから黒ギャルまでさまざまだが、多くの場合現実で流行しているギャルのスタイルとは若干の乖離が見られる。
「優しくする」きっかけにはいくつかのパターンがあり、代表例としては、偶然オタク層が好むようなアニメやゲームに興味を持ち、身近なオタク(クラスメートなど)に話を聞いてみる、というものがある。
またそこから発展した「ギャルかつオタク」というケースや、「元はオタクだったがキャラ変してギャルになった」ケースもある。
オタク本人に(恋愛感情とは限らないが)好意を持って接してくれることもあれば、あくまで興味があるのは自分の趣味で、オタクには単なるクラスメート、隣人、同好の士として一定の距離を持って接してくれることもあり、「優しい」の定義は様々ある。
現実において全くいないというわけではないが、基本的に「ギャル」たちはそもそも本人の性格が社交的かつ、単純に誰にでも優しい(誰にでも絡む)だけというのがほとんどであるため、ちょっと優しく話しかけられただけで「もしかして俺のこと好きなんじゃないの?」と過剰な期待を寄せるのはよくない。
……「オタクに優しいギャルがいない」のではなく「陰気で気持ち悪い奴と仲良くしたい人間がいない」という辛辣な見解もある。もしギャルに優しくされたいなら、「ギャル」だけでなく、大前提として他人と穏当なコミュニケーションを取れるような振る舞いを心がけたほうがいいだろう。
ある意味対照的な存在として「オタサーの姫」がある。
こちらは見た目は真逆のオタク受けするファッションで、姫本人が一応オタクなので関係ない様に見えるが「無意識にオタク男子を勘違いさせてしまう事がある」という点では似ている。
関連キャラ
明るくノリが良く見た目も典型的なギャルだが、根は真面目で誠実で「困っている人を助けたい」と思っているタイプで、行き倒れていたショウマを保護し手厚くもてなしたため、視聴者達からは「行き倒れに優しいギャル」とか「不審者に優しいギャル」とか呼ばれている。
元はオタク気味の女子だったが、高校デビューでギャルになった。しかしオタク気質は残っているのでオタクには比較的優しいと思われる。
典型的なギャルで当初はオタクを毛嫌いし、彼氏でキモオタの高坂のオタク趣味をやめさせようと努力していたが、その内オタク達に理解を示し始め比較的優しくなる(オタク趣味自体を理解できないのは変わりはないが)。
人呼んで「オタクで優しいギャル」。
読者モデルもやっており、見た目もギャルそのまま。また漫画、アニメ、ラノベ、ゲーム(アダルトゲームも含む)好きである事を友人にも公言しており(アニメの話は分からんと突っ込まれてはいるものの良好関係の構築には成功している)、「一番好きなキャラ」と豪語するキャラが50人もおりそのキャラのコスプレするほどのオタクである。趣味を理解してくれる相手には心を開くが、馬鹿にする人間にはガチギレしながら容赦なく切り捨てる。
見た目はまんまギャルだが映画オタクで好奇心旺盛なので割と誰にでも優しい、その反面貞操は守っている。
ファッションモデルで見た目もギャルっぽいがアダルトゲーム好きの隠れオタク。趣味を理解してくれる相手には心を開いてくれる。
オタク知識は殆ど無いギャルだが、陰キャで腐女子の女子高生である乾オサムに対し優しく友好的に接してくれるため、オサムから「非実在性ギャル」と呼ばれている。
とにかく「楽しい」ならばあらゆることも受け入れてくれる大らかな性格で、アニメ4話の主役回でもオタク趣味が露見した優木せつ菜にも理解を示している。
相方の沢田未央がメイド喫茶をやっていたのもあって、割とオタク趣味にも寛容的。
オタクに優しいギャルを地で行くVTuberで、同僚からも「陽キャ」と評されることが多いが、本人はそれをオタクから距離を取られる言葉として嫌がっている。
元々そういう店の店員なので優しいのは当たり前だが、いかにもギャルな見た目で客に対しても最初からタメ口で、アニメや漫画が大好きなオタクでもある。
オタクの先輩をからかっているうちに相思相愛に。
前者は王道の「オタクに優しいギャル」で、秋野沙友理に対して優しい。
後者は「優しくされる側のオタク」であると同時に、『外見はギャル』である。自身がゲームオタクであるため、当然オタク趣味にも理解がある。なお、ギャルなのはあくまで外見だけ(周囲に馴染めるようにギャルっぽい外見になった)で、いわゆる『ギャルマインド(明るく社交的でメンタルが強い)』の持ち主ではない。
『オタクに優しいギャル』が登場する作品でありながら、優しくされる対象のオタクが主人公ではないという点で、稀有な作品。
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ギャルに優しいオタク:逆転バージョン
汚ギャル/オタ充:ギャルでありながら不潔扱いされる(こともある)存在とオタクでありながらオタク扱いされない(こともある)存在であり、この存在がギャルやオタクと誤読されたのでは?という一説もある。