CV:速水奨
※以下、『ポケットモンスター 』のネタバレについて取り扱っているため、まだアニメを見ていない方は閲覧注意。
概要
テレビアニメ『ポケットモンスター』(第8シリーズ)において、ライジングボルテッカーズと敵対するエクスプローラーズのボス。
男性であり、一人称は「私」。
アメジオの祖父でもある。
活躍?
作中では紫の光を放つ紋章的なものがある黒い壁画から声を出しているが、第34話でアメジオが謁見した際にハンベルが「お目覚めです」と発言しており、普通の人間ではない事が垣間見得た。
⚠️45話以降のネタバレが含まれます⚠️
…が、黒いレックウザを誘き寄せる作戦が失敗に終わると、残る六英雄捜索をライジングボルテッカーズに任せ漁夫の利を得ようとリコのテラパゴスを監視する命を下す。
そして奥深くの場所にて、色違いのジガルデと共に籠っている姿が映された。この場面が生身のギベオンの初の登場シーンなのだが、その姿は白髪ロングのアメジオを思わせる容姿である。座椅子のようなものに座っており、右側にオレンジ色の光の柱が映っている。
更に、古の冒険者たるルシアスの口癖を吐露している。そして彼の左側の白いジカルデ10%フォルムに、彼は話した。「まだ冒険は終わっていない…そうであろう…ルシアス…」と。
この台詞から、彼はかつてルシアスと共に旅をしたのではないかと予想できる。
54話では素顔が判明。
白い髪にどことなく和風な衣装を身にまとっている。
また、かつてルシアスが装着していた、いにしえのモンスターボールをセットできるベルトと思わしきものを腰に巻いていた。そして彼はアメジオの祖父である。
さらにテラパゴスの真の力を解放するためには「永遠のめぐみ」こと「ラクリウム(架空の原子のピンク色の結晶)」が必要と明かすが…?
65話では、アメジオがスピネルの罠に嵌められたとはいえ、リコを助けた光景に失望…『お前の顔は見たくない』と言い放つ。
(この際、「お前もか」と言っている為、ルシアス及び54話でアメジオが言っていた父親の件も関係しているのではと考えられる)。
また、以前からテラパゴスがアメジオに強い敵意または怒りの様な感情を向けていたものの、同話ではアメジオをまじまじと見て怒りを納め、アメジオがギベオンの名前とその話を出した途端に怒り始めた事から、テラパゴスはアメジオ=若い頃のギベオンと勘違いし、ルシアス・六英雄・テラパゴスとギベオンらエクスプローラーズとの間に何かがあった事が考察される。
『レックウザライジング編』では、オープニングの1シーンでルシアス・リスタルと共に若かりし頃のギベオンが登場。
74話にて、ルシアスがエクスプローラーズの創始者であり、ギベオンとリスタルが初期メンバーであった事が判明。
そして、かつてフリード博士が研究員として働いていたエクシード社の会長でもあり、ラクリウムの研究を進めていた事も明らかとなった(とはいえ、フリード博士はおろか社長のクレイブすら姿を見た事がない模様)。
なお、上述した通りにアメジオの祖父となってはいるが、同話でルシアスとリスタルがリコの高祖父・高祖母と判明している。つまり、彼らの孫はリコの祖母であるダイアナであり、オリオの言うとおりに「(アメジオの)祖父にしては(孫と)年が離れすぎている」為、血縁・家族関係に関しても未だ謎に包まれている。
75話では彼らの過去が判明。
ラクアに辿り着いたギベオンはピンク色の結晶『ラクリウム』を発見。
ラクリウムを掘り起こそうとした時、突如異変が起こった。木は枯れていき、ポケモン達は暴走し始めてしまい、世界を壊しかねないとルシアスに妨害される。
それでも掘り起こすのをやめないギベオンだったが突然ジガルデのセルがラクリウムの力を抑えるために分離。
「やめろ!私を裏切るのか!」
その後、地割れに落ちていき、生死不明となっていた…
使用ポケモン
余談
- 名前の由来は鉄質隕石の一種「ギベオン」である。
- 声優である速水氏はアドバンスジェネレーション編においてジムリーダー・アダン、ポケモンジェネレーションズではゲーチスを担当した。
関連タグ
哀しき悪役…OPの映像や台詞から、該当する可能性が非常に高い。
- AZ(ポケモン):ジガルデを手持ちに入れていることが判明してから連想させると少し話題になった。