概要
江戸時代に、現石狩市浜益区付近で目撃されたと『渡島筆記』という書物に記録があったといわれる怪異で、昭和5年に発行された『旅と伝説』3巻10号に掲載された深瀬春一による「松前怪談十種」で言及された。
夏の夕暮れ頃に、海に黒いような怪物が見えたと思うと山の方へ飛んでいったが、近くで見たものによるとその姿は風のようでとらえどころがなかったといわれる。
ただ飛んできただけで、良いことも悪いこともおこらなかったようで、不思議な存在だがその正体は誰にも分からなかったという。
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江戸時代に、現石狩市浜益区付近で目撃されたと『渡島筆記』という書物に記録があったといわれる怪異で、昭和5年に発行された『旅と伝説』3巻10号に掲載された深瀬春一による「松前怪談十種」で言及された。
夏の夕暮れ頃に、海に黒いような怪物が見えたと思うと山の方へ飛んでいったが、近くで見たものによるとその姿は風のようでとらえどころがなかったといわれる。
ただ飛んできただけで、良いことも悪いこともおこらなかったようで、不思議な存在だがその正体は誰にも分からなかったという。
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