カー将軍「ビッグバン、ビーム!」
概要
有尾人一族ジャシンカ帝国のメカシンカを巨大化させる特殊な光線。
進化獣と異なり、メカシンカには「ビッグバンプログレスが発動しない」(自力で巨大化できない)という欠点があり、カー将軍がメカシンカの開発と同時にグランギズモ内に設置された。
ダイナマンの必殺技「ニュースーパーダイナマイト」を受け倒された後、グランギズモの一室にあるハンドル式の装置を回す事で地割れが引き起こされ、バラバラの残骸を地割れの中に落とす。
カー将軍のポーズや上記の掛け声と共に装置のスイッチを入れ、グランギズモの両目から照射される光線を残骸に浴びせ、一度倒されたメカシンカを復元させて、更に超メカシンカとして巨大な姿で再生させる。
進化獣と同様に超メカシンカ時は両足が肥大化し、再生巨大化の際は「超メカシンカ、〇〇!」と叫び、地割れの中から出現した後は足踏みするのがお約束となる(途中から足踏みの後で咆哮を上げている)。
第44話までは帝王アトンの傍でカー将軍はポーズをとり、上記の掛け声と共に装置のスイッチを入れていた。
第45話以降は装置を前にしてカー将軍は「おのれ、ダイナマン」とポーズをとった後、お約束のポーズや掛け声と共に装置のスイッチを入れるようになった。
第49話で彼が絶命した際に装置が爆発・破損し、その死後に誕生したファイヤースフィンクスは巨大化できないまま倒された。
余談
メカシンカが復元されるシーンは「バラバラにされたメカシンカの人形が光線を浴びてくっつく」という形で表現され、人形は各回のメカシンカ毎に作られている。
最後に光線を発射する際、シッポ兵が装置を起動させ、ハンドルを回したカー将軍が絶叫と共に一回転した途端に装置が爆発し、彼は床に倒れて息絶えた。
この場面を「装置が暴発したのが将軍の致命傷になった」と解釈する資料もあるが、絶叫を上げた時には既に彼の命は尽きており、装置が主の後を追うかの如く爆発したようにも見える(いずれにしろ当時の悪役としては異例の人気を誇ったカー将軍に相応しい名場面だった)。
関連タグ
科学戦隊ダイナマン 有尾人一族ジャシンカ帝国 メカシンカ 巨大化 カー将軍
巨大化ビーム:海賊戦隊ゴーカイジャーに登場するビッグバンビームと同様、本拠地から照射する巨大化用光線だが、こちらは誰にでも発射が行える。
ビッグバンプログレス/ビッグバンビーム→ギョダーイ