概要
ライブマンが使用する特殊ランドクルーザー。
名前の通り、ピューマを模した形状のボンネットと、黒と赤を基調としたカラーリングが特徴で、荒れ地や大爆発の中をも走破することが出来るタフさを備えている。最高時速は420km/h。
運転は主にイエローライオンが担当し、ブルードルフィンは助手席に、レッドファルコンは荷台にそれぞれ搭乗する。物語後半でブラックバイソンとグリーンサイが加入してからは、彼らの専用マシンとして運用されるようになった他、状況に応じてコロンが戦闘支援の際に使用することもある。
固有の装備として、車体上部にバルカン砲「クーガーバルカン」を搭載しており、強力な砲撃を敵に見舞うことができる。通常はレッドファルコンが砲手を担当するが、運転席からの操作でも発射は可能となっている。この他にも捕獲ネットを装備し、頭脳獣を捕らえる際に用いたこともある。
ライブクーガーのベースとなったのは、勇介たちの級友であった矢野卓二が設計していた未来の車の設計図である。
卓二が不慮の最期を遂げた後、この設計図は次弟の武志(※)が兄の形見として持っていたが、武志からの依頼で勇介が共にこの車を完成させたところ、頭脳獣・エンジンヅノーの作戦に巻き込まれ暴走するという事態に見舞われてしまう。幸いにして車は取り返したものの、エンジンヅノーへの対抗策を打ち出すことを迫られた勇介たちは、卓二の設計した車の改造・強化に踏み切り、その末にライブクーガーは完成に至った。
前述した経緯から、設計者が同じであるバイソンライナーとも一部の部品に互換性を有しているようで、作中でもバイソンライナーが心臓部ともいうべきA1回路を損傷し動けなくなった際、未遂に終わったもののライブクーガーの回路をその代用としてセットしようとしたこともある。
(※ 物語後半より登場する卓二のもう一人の弟・矢野鉄也は、本作の放送開始後に2号ロボと併せて追加が決定しているが、作中での描写から少なくともライブクーガー初登場回の時点ではまだ、登場するかどうか決まっていなかったことが窺える)
関連タグ
スピンクルーザー:『光戦隊マスクマン』に登場するメカニックの一つ。ライブクーガーと同様に本来は別の目的で設計・開発され、その後敵との戦いのために強化改造が施された、という共通項を有する