五里霧中

ごりむちゅう

方向を見失うこと。物事の判断がつかず、どうしていいか迷うこと。

曖昧さ回避

ポケモンの特性「ごりむちゅう」についてはこちらから→ ごりむちゅう

イナズマイレブンの必殺技「五里霧中」については「秋葉名戸」の記事の「必殺技」の見出しを参照してください。

概要

物事の様子や手掛かりがつかめず、迷って方針や見込みが立たなくなることの意味。

語源

後漢の張楷が、五里（約19.6km）にわたる霧を起こし自分の姿をくらます道教の秘術「五里霧」を好んで使ったという故事に由来する故事成語。

五里四方にわたる霧の中に入ると、方向を見失い、物事の様子が全くわからなることから、方向を見失うことや、物事の判断がつかずに迷うことを「五里霧中」と言うようになった。

余談

間違っても「ゴリラに夢中」という意味では断じてない。

中京テレビが製作している旅番組に「ゴリ夢中」がある。

竜雷太が「太陽にほえろ」のゴリさんに扮して出演したスーパーファミコン用ソフト「かまいたちの夜」のCMで使用されたキャッチフレーズの一つは、ゲームの難易度の高さを示す「五里霧中」と、ゴリさんがゲームに熱中していることをかけた「ゴリ夢中」だった。

関連タグ

故事成語　暗中模索