概要
ゲーム『デモンズソウル』に登場する消費アイテム。
使用すると右手に装備している武器に魔法攻撃力を付加し、威力を上げるエンチャント・バフ用の消費アイテム。効果時間は1分。同様の強化用消費アイテムとして「松脂(炎属性付与付与)」、「黒松脂(より強力な炎属性付与)」がある。
魔法属性を弱点とするボス戦で活躍するアイテムと言えるが、制限時間があるうえに使用時に隙が生じるので、使用するタイミングは的確に見極める必要がある。また、発掘者ブライジやハイエナのパッチから購入できるが、非常に高額で購入個数制限も厳しい。
他の入手手段としては嵐の祭祀場2「祭祀への道」の光る水場に生息する巨大なナメクジからのドロップが挙げられる。設定文でも「(白くべたつくなにかは)ナメクジの老廃物と光水なるものを混ぜた代物」と解説されており、別の場所に棲息するナメクジからはドロップしない。
下ネタとしての扱い
別の卑猥ななにかを連想させる名前なので、pixivにおいては、主にデモンズソウル、ダークソウルなどフロムソフトウェア作品のイラストにおいて、ケフィアなどと同じものを示す隠語として用いられる。
ゲーム中でもよく女性キャラの周囲にメッセージとして、このアイテムの名が残されている。特にそれらしいイベントのある魔女ユーリアの周囲が人気。
他の作品には「男女が体液を交換して魔力を得る」というような設定があるが、白くべたつくなにかはあくまでナメクジの粘液であり、そういった体液ではないはず。
余談
もともとは「○○の蝋」という無難な名称のアイテムだったらしいが、当時「疲れていた」宮崎プロデューサーによって、この名前に変更されたらしい。
事実上の続編『ダークソウル』においては魔法攻撃力付加アイテムが無くなった為、「この先、竿状武器が有効だ」など同様の下ネタが登場した。
『ダークソウル2』では「芳しく香る粘液」として、『ダークソウル3』でも「青白い松脂」として復活している。前者は汚らしい上に胡散臭い男性が販売しているほか、何故か死体の前で佇む巨漢がドロップする。後者は説明文で「ときに赤い血が混じる」「おそらく樹脂ですらない」と言われているうえに落ちている場所のアブノーマルさ故に、やはりそういうものとして扱われることが多い。
表記ゆれ
関連タグ
糞団子:ダークソウルシリーズに登場する同様のアブノーマルなアイテム