曖昧さ回避
2.漫画『鬼滅の刃』の登場人物。この記事では彼女について説明する。
CV:加隈亜衣
演:其原有沙
概要
竈門炭治郎と同じ水の呼吸の使い手。鱗滝左近次の弟子。容姿から10代半ば頃と思われるが正確な年齢は不明。
花柄の着物を着て、錆兎と同様に厄除の面を身に付けている、謎めいた可愛らしい少女。
人物
錆兎との勝負で気絶してしまった炭治郎の元に現れた。
錆兎が実践担当であるのに対し、彼女は理論・講義担当で、基礎的な鍛錬について無駄な動きや悪い癖を指摘し、さらに炭治郎が完全には習得出来ていない「全集中の呼吸」についても指導した。
炭治郎の印象としては「少し変わった子で、言葉がふわふわしたかわいらしい少女」。
ぼんやりしているように見えるが、指導はとても熱心で、指示も的確。戦闘では非力な面を補うため、小柄な身体を活かした敏捷さを武器とした。
錆兎とは血縁ではなく、孤児であったところを鱗滝に拾われており、共に鱗滝を尊敬している。上述のセリフは彼女の口癖。
厄除の面には愛らしい花柄の模様が刻まれており、表情も心なしか、にこやかに見える。
正体
実は既に故人で、炭治郎を指導していた真菰は霊ではないかと推測される。
最終選別において鱗滝に深い恨みを持つ異形の鬼に襲われる。
戦いの最中に鱗滝を悪く言われたことに憤慨するが、その結果冷静さを無くして全集中の呼吸が維持出来なくなり、動きが鈍った所を捕まって手足を引きちぎられて絶命。
なお、手鬼自身は『手足を引き千切って それから』と発言しており、その先は炭治郎の攻撃を受けて遮られているため実態は杳として知れないが、実際はさらに凄惨な最期を遂げている可能性が高い。
この鬼の犠牲者は、鱗滝の弟子だけでも13人いたが、炭治郎の前に現れたのがこの2人だったのは、その中でも特に強かったからだと思われる。実際、鬼も彼らのことは別格であったと覚えていた。
炭治郎が最終選別でその鬼を斬って滅した後、錆兎を含む他界した他の鱗滝の弟子と同様に、魂だけになろうと帰るという約束通り、鱗滝の待つ故郷の狭霧山に帰還した。
余談
後に水柱から錆兎のことは同期だと語られたが彼女の名は出なかったので、恐らくは弟子として過ごした期間は彼らと重なっていなかったのではないかと推測されている。
ただし、二次創作などは同時期の同年代と描かれることが多く、後述のキメツ学園も錆兎とは同学年である。
キメツ学園
3巻にて設定が明かされた。吹奏楽部に所属している学生。
中等部2年里芋組、禰豆子はクラスメイト兼親友。錆兎と時透無一郎もクラスメイト。
普段はおっとりしているが突発的にはしゃぎ出すことがあり、その際はいろんな人を巻き込んでいる。
鱗滝と錆兎とは同居しており、血が繋がった家族のようなやり取りを行っている。
冨岡義勇とは錆兎と鱗滝と共に彼が高校教師になる以前からの年の離れた友人である事が明らかとなり、公の場では「義勇先生」と呼んでいるものの、気楽な場では「義勇君」と呼んでいる。
ある出来事がきっかけで時透ツインズは記憶も共有できると思っている。(即座に本人から否定された)
外部出演
コトダマン
「錆兎&真菰」の名前で錆兎とのコンビで登場。
詳細は錆兎の項目を参照。
関連イラスト
隊士if