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センシティブな作品

金髪勇者

4

きんぱつゆうしゃ

本記事では『Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ』の登場人物について扱う。

プロフィール

本名不明
所属クライロード魔法国(勇者)→なし(罪人として追われる逃亡者)
ジョブ騎士
一人称私(わたし)
CV村田太志

概要

本編の主人公である青年《バナザ》の後に魔法国クライロードに勇者候補として召喚された、記事名の通り金髪の美丈夫な男。


バナザのステータスが一般人並(全項目10以下、スキルも算術と商才しか持っていない)なのに対し、金髪勇者のステータスは全ての項目が999とクライロードのお眼鏡に叶うものだったので勇者に任命されるが、それによる盛り上がりのせいでバナザが捨て置かれてしまい、結果的に彼の追放に繋がった。


しかし、いくらレベルを上げてもステータス上昇どころかスキル習得すらできず、「我が身可愛さに戦場では兵士を最前線(矢面)に立たせて自分は最後尾に立ち、形勢不利になるや自分だけ敵前逃亡する」という勇者にあるまじき臆病な戦い方をするようになる。

そんな中、フリオという名の冒険者が目覚ましい活躍をすることを聞き、それが能力が開花したバナザであることに気付かずに配下に取り込もうとしつこく勧誘するも、種族間抗争に関わる気がない彼に断られる。やがて彼の家に魔族が出入りしていることを国王から聞くと、それを口実に大軍を率いて拘束し強引に従わせようとするも、家ごと空間転移で逃げられ失敗した挙句、フリオと交流していた魔族こと魔王ゴウルの怒りを買い、クライロード王都が魔王軍に攻め込まれる口実を作ってしまう。


その結果、浄化魔法使用の反動で倒れた国王に代わり実権を得た第一王女により、これまでの問題行動を咎められ勇者から解任されるが、返り咲きを目論み王城の宝物殿に忍び込み、魔人ヒヤ魔女ダマリナッセの封印を解くというさらなる失態を重ねてしまう。

どちらもフリオが対処したことで丸く収まり、とうとう彼に付き従っていた城の侍女のツーヤと共に罪人として捕らえられるもなんとか脱獄し、なお勇者としての地位を取り戻すことを目論み彼女と共に逃亡生活を送ることに。


なお、「金髪勇者」とは当然ながらクライロードでの通り名。元々クライロードは召喚された勇者のことを各々の特徴で呼称する慣例があった。

本名は「エリ...」まで言いかけたものの、勇者に返り咲くなら「金髪勇者」のままでいいと考えているため、ツーヤにも明かしていない。


序盤こそ大問題を起こしまくっているトラブルメーカーだが、逃亡後はツーヤと共に本編の裏側で活躍するという本作の裏主人公的立場になっていく。

その証左として、書籍版の表紙には背景に彼とツーヤの姿が小さく描かれている。


人物

自信過剰。そして見栄っ張り。

勇者に選ばれたことへの自負が強く、自分に従わなかったどころか面子を潰したフリオのことを逆恨みし、ヒヤという圧倒的な力の誘惑があったとはいえいの一番に彼の抹殺を願っている。

しかし、明確な悪事はそのぐらいであり、あくまで(自称ではあるが)勇者であるため、大っぴらな犯罪行為に走らないだけの分別はある。


能力

上記の通り全ステータスがLv1時点で999。

ただし、それだけであり、どれだけ魔物退治などでレベルを上げても一切のステータス上昇・スキル習得ができない。要は召喚時点で全ステータスが999でカンストしていたのである。

そのため、普通の魔物との戦闘はともかく強い魔物や魔族相手にはどうしても劣る(逆に考えれば、この世界の強力な魔物や魔族たちは全ステータス999の持ち主に対しても互角以上に戦える実力を持っているといえる)。


  • 穴掘り

後述のスコップ入手により保有する唯一のスキル。


所持品

  • 魔法袋

見た目に反して色々なサイズや量の物を収納できる袋であり、いわゆるアイテムボックスに相当する。

クライロードから逃走する際に持ち出しており、後述のアイテムが入っている。


  • 永続水袋

名前のみ判明しているアイテム。

恐らくは『無限に等しい量の水が確保できる水袋』と思われる。


  • ドリルブルドーザースコップ

宝箱入りの状態で魔法袋に入っていた。

「かつて魔王すら這い上がって脱出することができないとされる落とし穴を掘ることができた」と伝えられる伝説級の魔法具であり、名前と前述の言い伝えの通り、地面や地中を向き問わず一気に掘り進めることができるので金髪勇者の逃亡の大きな支えとなっている。

持ち手と柄の前半・柄の後半・足先から切っ先までの掘る部分の三つで構成されており、ジョイントで分解・接続ができる造りになっている(アニメ版では前述の三つがジョイントで接続された状態で収まっており、柄の部分を更に伸ばすための柄も収まっている)。

このスコップが落ちぶれる一方だった金髪勇者の運命を大きく変えていくことに。


余談

既にアニメ化が実現した異世界もの作品の(本作品の)金髪勇者のような悪徳勇者アニメ版の公式サイトでは紹介されていないという不遇の扱いを受けているのに対し、金髪勇者は先輩二人と違ってアニメ版の公式サイトにてキチンと紹介されるという悪徳勇者としては破格の扱いを受けている。


原作や漫画版では普通の口調で話しているが、アニメ版ではやたら特徴的な言い回しをする。これは担当声優の村田氏によるアドリブで、第1話までは控えめだったのだが、音響監督の明田川仁氏に「そんなもんか」と言われてしまい、演じ方を模索し直した結果である。村田氏いわく「(明田川氏に)泳がされた」とのこと(ラジオ第7回より)。


作中では(一応)フリオ達に仇名すヴィランの立ち位置である金髪勇者だが、ED映像では女騎士一行とフリオ&フェンリース夫妻、クライロード王女の後に続く形でツーヤと共に行進するという『後になんやかんやあってフリオ一家の仲間になるキャラ』だと誤解させるような描写がされている。(実際は漫画版最新話時点でニアミスこそあるものの合流はしていない。)

※1分19秒辺り


関連タグ

Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ ()勇者

悪徳勇者(?) 金髪 憎めない悪役

プロフィール

本名不明
所属クライロード魔法国(勇者)→なし(罪人として追われる逃亡者)
ジョブ騎士
一人称私(わたし)
CV村田太志

概要

本編の主人公である青年《バナザ》の後に魔法国クライロードに勇者候補として召喚された、記事名の通り金髪の美丈夫な男。


バナザのステータスが一般人並(全項目10以下、スキルも算術と商才しか持っていない)なのに対し、金髪勇者のステータスは全ての項目が999とクライロードのお眼鏡に叶うものだったので勇者に任命されるが、それによる盛り上がりのせいでバナザが捨て置かれてしまい、結果的に彼の追放に繋がった。


しかし、いくらレベルを上げてもステータス上昇どころかスキル習得すらできず、「我が身可愛さに戦場では兵士を最前線(矢面)に立たせて自分は最後尾に立ち、形勢不利になるや自分だけ敵前逃亡する」という勇者にあるまじき臆病な戦い方をするようになる。

そんな中、フリオという名の冒険者が目覚ましい活躍をすることを聞き、それが能力が開花したバナザであることに気付かずに配下に取り込もうとしつこく勧誘するも、種族間抗争に関わる気がない彼に断られる。やがて彼の家に魔族が出入りしていることを国王から聞くと、それを口実に大軍を率いて拘束し強引に従わせようとするも、家ごと空間転移で逃げられ失敗した挙句、フリオと交流していた魔族こと魔王ゴウルの怒りを買い、クライロード王都が魔王軍に攻め込まれる口実を作ってしまう。


その結果、浄化魔法使用の反動で倒れた国王に代わり実権を得た第一王女により、これまでの問題行動を咎められ勇者から解任されるが、返り咲きを目論み王城の宝物殿に忍び込み、魔人ヒヤ魔女ダマリナッセの封印を解くというさらなる失態を重ねてしまう。

どちらもフリオが対処したことで丸く収まり、とうとう彼に付き従っていた城の侍女のツーヤと共に罪人として捕らえられるもなんとか脱獄し、なお勇者としての地位を取り戻すことを目論み彼女と共に逃亡生活を送ることに。


なお、「金髪勇者」とは当然ながらクライロードでの通り名。元々クライロードは召喚された勇者のことを各々の特徴で呼称する慣例があった。

本名は「エリ...」まで言いかけたものの、勇者に返り咲くなら「金髪勇者」のままでいいと考えているため、ツーヤにも明かしていない。


序盤こそ大問題を起こしまくっているトラブルメーカーだが、逃亡後はツーヤと共に本編の裏側で活躍するという本作の裏主人公的立場になっていく。

その証左として、書籍版の表紙には背景に彼とツーヤの姿が小さく描かれている。


人物

自信過剰。そして見栄っ張り。

勇者に選ばれたことへの自負が強く、自分に従わなかったどころか面子を潰したフリオのことを逆恨みし、ヒヤという圧倒的な力の誘惑があったとはいえいの一番に彼の抹殺を願っている。

しかし、明確な悪事はそのぐらいであり、あくまで(自称ではあるが)勇者であるため、大っぴらな犯罪行為に走らないだけの分別はある。


能力

上記の通り全ステータスがLv1時点で999。

ただし、それだけであり、どれだけ魔物退治などでレベルを上げても一切のステータス上昇・スキル習得ができない。要は召喚時点で全ステータスが999でカンストしていたのである。

そのため、普通の魔物との戦闘はともかく強い魔物や魔族相手にはどうしても劣る(逆に考えれば、この世界の強力な魔物や魔族たちは全ステータス999の持ち主に対しても互角以上に戦える実力を持っているといえる)。


  • 穴掘り

後述のスコップ入手により保有する唯一のスキル。


所持品

  • 魔法袋

見た目に反して色々なサイズや量の物を収納できる袋であり、いわゆるアイテムボックスに相当する。

クライロードから逃走する際に持ち出しており、後述のアイテムが入っている。


  • 永続水袋

名前のみ判明しているアイテム。

恐らくは『無限に等しい量の水が確保できる水袋』と思われる。


  • ドリルブルドーザースコップ

宝箱入りの状態で魔法袋に入っていた。

「かつて魔王すら這い上がって脱出することができないとされる落とし穴を掘ることができた」と伝えられる伝説級の魔法具であり、名前と前述の言い伝えの通り、地面や地中を向き問わず一気に掘り進めることができるので金髪勇者の逃亡の大きな支えとなっている。

持ち手と柄の前半・柄の後半・足先から切っ先までの掘る部分の三つで構成されており、ジョイントで分解・接続ができる造りになっている(アニメ版では前述の三つがジョイントで接続された状態で収まっており、柄の部分を更に伸ばすための柄も収まっている)。

このスコップが落ちぶれる一方だった金髪勇者の運命を大きく変えていくことに。


余談

既にアニメ化が実現した異世界もの作品の(本作品の)金髪勇者のような悪徳勇者アニメ版の公式サイトでは紹介されていないという不遇の扱いを受けているのに対し、金髪勇者は先輩二人と違ってアニメ版の公式サイトにてキチンと紹介されるという悪徳勇者としては破格の扱いを受けている。


原作や漫画版では普通の口調で話しているが、アニメ版ではやたら特徴的な言い回しをする。これは担当声優の村田氏によるアドリブで、第1話までは控えめだったのだが、音響監督の明田川仁氏に「そんなもんか」と言われてしまい、演じ方を模索し直した結果である。村田氏いわく「(明田川氏に)泳がされた」とのこと(ラジオ第7回より)。


作中では(一応)フリオ達に仇名すヴィランの立ち位置である金髪勇者だが、ED映像では女騎士一行とフリオ&フェンリース夫妻、クライロード王女の後に続く形でツーヤと共に行進するという『後になんやかんやあってフリオ一家の仲間になるキャラ』だと誤解させるような描写がされている。(実際は漫画版最新話時点でニアミスこそあるものの合流はしていない。)

※1分19秒辺り


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