概要
舞台はアカネイア大陸の遥か西に位置し、「豊かなるが故に堕落した」ソフィア王国と、「逞しきが故に優しさを忘れた」リゲル帝国が争うバレンシア大陸。戦火が大陸を包む中、仲間と共に旅立つ二人の若者がいた。後にソフィア解放軍のリーダーとなる少年アルムと、彼の幼馴染だった少女セリカ、彼らの戦いが大陸の行く末を変えていく。
時代は前作『暗黒竜と光の剣』の後で、続編『紋章の謎』より前。前作よりパオラ・カチュア・エストのペガサス三姉妹が海を越えて参戦する他、某黒騎士によく似た記憶喪失の将軍も仲間になる。
「敵に魔物がいる」「武器や魔法に耐久値がない」「ワールドマップを移動して物語が進む」「RPGのように、村やダンジョンを自由に歩き回れる」「ユニットによっては複数回クラスチェンジできる」など、前作とは一線を画した試みが数多くなされている。任意のレベル上げが可能なためか、敵勢力は手強い。外見設定が統一されていない登場人物が多く、一部の自軍ユニットは親しい相手が戦死していると、後日談が物悲しい内容に変わる。
ストーリー
バレンシア大陸は、すべてふたつの顔を持っている。
優しさと美しさをもって自然とともにあることを望む大地母神ミラ、力と欲望のみが人類の生存の道と信ずる邪神ドーマ。大陸は南と北にわかれ、北はドーマの支配下に、南はミラの支配下に。
北は騎士の国リゲル、南は文化の国ソフィア。リゲルは大陸を守り、ソフィアは豊かな実りを与えた。
しかし、平和に慣れたソフィアの人々はミラの教えを忘れた。
豊かな実りは分け与えられることなく、凶作の続くリゲルでは飢えと苦しみの中で人々が倒れていった。
助けを求めるリゲルの人々に与えられたのは、あざけりの笑いのみ。
ソフィア王国の心ある者も、国王リマ4世の無関心な態度の前には、なすすべがなかった。
ソフィアの仕打ちに怒り狂ったリゲル王ルドルフは、ドーマの命に従いミラを封印しソフィアへ侵攻した。
敗北の一途をたどるのみだったソフィアの人々は自分達の過ちに気づいたが、時はすでに遅かった。
ソフィアのドゼー宰相はリゲルに寝返り、王家の者を暗殺した。城はリゲルの手に落ちようとしていた……
（公式サイトより引用、一部省略）
登場人物
アルム軍
| 名前 | 初期兵種 | 備考 |
|---|---|---|
| アルム | 戦士 | ラムの村の戦士 |
| ルカ | ソルジャー | ソフィア解放軍の一員 |
| グレイ | 村人 | ラムの村人 |
| ロビン | 同上 | 同上 |
| クリフ | 同上 | 同上 |
| シルク | シスター | 捕われのシスター |
| クレア | Pナイト | 捕われの天馬騎士でソフィア解放軍の一員 |
| クレーベ | ナイト | ソフィア解放軍のリーダーでクレアの兄 |
| フォルス | ソルジャー | ソフィア解放軍の一員 |
| パイソン | アーチャー | 同上 |
| リュート | 魔道士 | 森の村の魔道士 |
| マチルダ | パラディン | 捕われの女騎士でクレーベの恋人 |
| デューテ | 魔道士 | 洗脳されたリュートの妹 |
| ティータ | 聖女 | 捕われのシスター |
| ジーク | Gナイト | リゲル帝国の将軍でティータの恋人 |
| マイセン | 同上 | 元・ソフィア王国の将軍でアルムの育ての親 |
セリカ軍
| セリカ | 神官 | ノーヴァ寺院の神官 |
| メイ | 魔道士 | ノーヴァ寺院の一員 |
| ボーイ | 同上 | 同上 |
| ジェニー | シスター | 同上 |
| セーバー | 傭兵 | 旅の傭兵 |
| バルボ | アーマー | 旅の重騎士 |
| カムイ | 傭兵 | バルボの仲間 |
| レオ | アーチャー | 同上 |
| パオラ | Pナイト | マケドニア王国の天馬騎士でペガサス三姉妹の長女 |
| カチュア | 同上 | マケドニア王国の天馬騎士でペガサス三姉妹の次女 |
| アトラス | 村人 | 山の村の村人 |
| ジェシー | 傭兵 | 捕われの傭兵 |
| ソニア | 魔道士 | 盗賊王ギースの部下 |
| ディーン | 剣士 | ギースの部下でソニアとは二者択一 |
| エスト | Pナイト | マケドニア王国の天馬騎士でペガサス三姉妹の三女 |
| ノーマ | 賢者 | ノーヴァ寺院の司祭 |
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