図鑑データ
「白露型駆逐艦五番艦の春雨です、はい。輸送作戦はお任せください……です。」
はい、概要・・・出撃です!
日本海軍の駆逐艦「春雨」をモデルとした、白露型の五女である。
「早霜」「清霜」「大淀」と共に2014年8月8日のアップデートにてAL作戦のクリア報酬として先行実装された。
CVは月刊コンプティーク2014年10月号の情報によると金元寿子である事が判明している。
彼女は序盤のイベントE-1「北方AL海域」のクリア報酬であり、比較的手に入れやすい艦娘・・・かと思いきや、高レベル提督にとってのE-1は歴代のイベント後半海域に匹敵する超高難易度マップとなっていた為、彼女を手に入れるのにかなりの苦難を経た提督も多い。通常海域での実装も最深部の6-3であり、現状初心者提督が手に入れるのはほぼ不可能である。
彼女の登場により、前期白露型の姉妹6隻が全て揃った事になる。
また、「村雨」「夕立」「五月雨」と組み合わせる事で「第二駆逐隊」も揃うようになった。
「白露」「時雨」「五月雨」と組み合わせると、渾作戦時の「第二七駆逐隊」となる。
なお、姉4人に夏季限定グラフィックとシーズンボイスが、五月雨・涼風にもシーズンボイスが追加されたにもかかわらず、彼女だけは夏季限定グラフィックもシーズンボイスも貰う事ができなかった。
恐らく彼女のCVがタニベユミ氏や種田梨沙氏ではなく金元寿子氏であり、イレギュラーな艦娘である関係だと思われる。白露型の中で唯一夏を満喫できなかった春雨提督は涙を飲んだことだろう…。
その後海風と江風に秋のシーズンボイスが追加された為、一時白露型で唯一追加要素がないという事態になっていたが、2015年9月25日のアップデートにおいて、秋季限定グラフィックと第二駆逐隊関係のボイスが実装された。もちろん金元寿子氏が担当する艦の追加ボイスは初である。
容姿に・・・ご用なのですか?
サイドテールは毛先のほうに水色のグラデーションがかかっている。
村雨(改)とは特に髪型などで似た印象を与える。ただし、彼女だけの特徴として、頭に白いベレー帽を載せている。
艤装に関しても、白露改を筆頭としたデザイン変更後の白露型に準拠しており、機関部に沿う形でHトップの煙突が装備(史実でも白露型の第一煙突に沿う形で装備されているが、艦娘で他につけているのは青葉だけ)されており、煙突の後部にはスクリューが1基付いている。
絵師は長らく公式には公開されていなかったが、のちに、前述の白露型4人を担当した玖条イチソ氏であることが明らかになった。
なお、スタイルと言う意味では上の姉達と異なり、ごく標準的な駆逐艦。
だがそれがいいという人もいると思うので、これ以上については言及しない。
2014年12月1日のアップデートで改のグラフィックが変更され、夕立とお揃いのヘアピンを付けるようになった。これは第三次ソロモン海戦の第1夜戦において、最後の僚艦として行動を共にしたのが元になっていると思われる(この後、彼女は戦闘海域を離脱し、夕立は敵艦隊へと単艦突撃し、航行不能となった)。
また、手にしていた飯盒が鎖で背負われたドラム缶に変更された他、中破時にはパンツがピンク色である事も確認できる。
彼女が史実で戦没した作戦をモチーフとした2014年11月のイベント「発動!渾作戦」において、容姿がそっくりな深海棲艦が現れた。
2015年6月26日、新規実装された6-3海域ボスマスでドロップが確認。登場から11ヶ月を経て通常海域実装となった。ただ同マップは重巡以上の艦種を投入できない上支援艦隊も使えず、更に彼女まで登場するため掘りは困難を極める。
これなら、性格もしっかりできそう・・・
非常におとなしく礼儀正しい、(時雨を除けば)明るくアクティブなキャラクターが多い姉たちとは一風変わった言動。強いて言えばすぐ下の妹の五月雨に近い言動だが、更におとなしめ。兵器としての好戦性を持っている艦娘の中では珍しく、物怖じする性格が伺える。
姉たちに比べて幼い印象を与える容姿もあいまって小動物的な雰囲気を醸し出しているが、護衛任務に対しては真摯に取り組んでおり、苦境にあっても護衛対象を守る事を忘れない。なお、白露型の中では唯一、プレイヤーを「提督」ではなく「司令官」と呼ぶ。
提督の関係は良好。
提督のおさわりに対しては、一瞬驚くものの、補給物資の確認と勘違いしたのか「補給物資は大丈夫ですから」と少々ずれた反応を返してくれる。時報ではよく姉たちの事を気にしているほか、輸送任務で縁があるからか食べ物に関する話題が多い。特に自分の名前にもある春雨ネタが散見される。朝から和定食、夕食には春雨特製麻婆春雨が振る舞われるなど、料理は得意なようだ。
pixivでは、春雨スープという特別メニューが提供されているらしいが…
期間限定グラフィックです、はい
2015年夏、姉たち四人に限定グラフィックが来た一方で春雨には音沙汰なしと、多く春雨提督が涙で袖を濡らした。
ところが秋となった9月25日の更新で、春雨に秋季限定グラフィックが実装された!!
更新直前に判明したサプライズであり、多くの春雨提督が歓喜の声を上げた。
浴衣姿が多い中、ちとちよ同様「焼き芋美味しいmode」での実装となった。
ローズピンクのカーディガンとコーヒー色のマフラーを着用したあったかフォルムで、見返り姿で両手で焼き芋を抱え、肩にシマリスが乗っかってどんぐりを齧っている。
中破時は衣装がボロボロになってへたり込むのだが、このときに見えるふともも裏とお尻のラインが大変眩しい。そして白い布地がチラ見えしている。ちなみにシマリスは帽子の上に退避しており、抱えていたどんぐりを頬袋に詰め込んでキープするちゃっかりぶりを見せている。
これで・・・性能がはかどります
初期性能としては白露型のそれであり、平均的な性能の駆逐艦。
大鯨が持っていた毘式40mm連装機銃(通称ポンポン砲)を初期装備として持参している。
必要改造レベルは少し高め(Lv30)だが、改になると他の白露型改より僅かにステータスを上回る。これを高性能と見るか、誤差範囲内と見るかは提督次第だろう。
流石に同じ白露型でも、夕立改二や時雨改二と比較してはいけないが(笑)。
改造時には夕立砲こと12.7cm連装砲B型改二を持ってくる。ソロモン海戦夜戦で夕立に付き合わされたせいだろうか?同装備を持ってくる艦娘の中では最も改造レベルが低いため牧場されることもままある。
また、それとは別にドラム缶も持ってきてくれる。輸送作戦で沈んだ駆逐艦は十隻や二十隻ではないのだが、輸送作戦の花型(?)・第四水雷戦隊の所属艦で実装されているのが白露と時雨を除く白露型姉妹、および朝雲、山雲、野分、舞風しかおらず、ドラム缶実装後となると春雨しかいないので、あまり深く突っ込むところでもないのかもしれないが。
自衛艦娘の「はるさめ」さん
春雨の名は海上自衛隊にも受け継がれ、旧むらさめ型防空護衛艦の3代目「はるさめ」を経て、現在は新むらさめ型汎用護衛艦・4代目「はるさめ」が活躍している。
4代目「はるさめ」DD-102は三井造船玉野事業所で建造され、1997年3月24日に竣工し、竣工当時は姉の「むらさめ」とともに横須賀基地を定係港にしていた。2013年3月に第2護衛隊群第2護衛隊に転属し、定係港も佐世保基地に変わったが、この第2護衛隊には某飢えた狼も在籍している。
また、春雨は村雨や夕立と姉妹艦どうしであるという伝統はしっかり受け継がれており、当代の「はるさめ」は「むらさめ」を姉に、「ゆうだち」をすぐ下の妹に持ったほか、妹艦がさらに6隻もできた(詳細は「むらさめ型」の項目を参照)。
4代目「はるさめ」は海賊対処行動のため、ソマリア沖へ過去3度展開しており、もっとも記憶に新しいのが、2014年11月15日からの第20次海賊対処行動派遣部隊への参加である。
その際、新むらさめ型護衛艦の艤装を身に着けた春雨のイラストが、本物である本艦・4代目「はるさめ」に飾られた。
第20次海賊対処行動派遣部隊は2015年5月20日に帰国し、佐世保基地に入港している。
関連イラスト、突入させていただきます
関連タグが…あの…見てください
村雨(艦隊これくしょん)&夕立(艦隊これくしょん)&五月雨(艦隊これくしょん):
白露型の姉と妹であり、第二駆逐隊時の同僚。由良との関わりもある。
第二駆逐隊解隊後、時雨とともに第二十七駆逐隊に編入。渾作戦従事の際に白露と五月雨も加わる。
現在実装されている白露型の1人で末の妹。改白露型だったからか、残念ながら春雨とは関わりがなかった。
戦没した日が1年違いの同じ日(春雨は1944年6月8日、足柄はその翌年。なお1943年の同じ6月8日には陸奥が事故で失われた)という縁がある。また当代「はるさめ」の同僚であるイージス艦のあたご型2番艦「あしがら」は2代目で、その定係港・佐世保基地にはほかにイージス艦が2隻(「こんごう」「ちょうかい」)在籍している。