図鑑データ
「大和型戦艦、一番艦、大和。推して参ります!」
戦艦大和。概要、出撃です。
2013年8月1日開始のイベント『南方海域強行偵察!』の第4エリア報酬として先行配布され、8月8日(史実における大和の進水日)を以て正式に運用可能となった超弩級戦艦娘。その後、12月24日に実装された『大型艦建造システム』の実装によって、正規入手可能となった(建造所要時間は8時間)。改装可能レベルは60。改への改装レベルとしては、ウォースパイトが実装されるまでぶっちぎりでトップだった。
その性能は全艦娘中ぶっちぎりの合計値No.1(同型の武蔵にも僅差で勝る)を誇る超高性能艦だが、その一方ランニング・コストもいっそう厳しくなっており、大破したときの資材消費を恐れるあまりに出撃できず『ホテル不可避』などと言われている。史実の帝国海軍が決戦兵器・大和の出撃を躊躇した理由を提督達は身をもって体感することになるだろう。御運用は計画的に。
なお『南方海域強行偵察!』第4エリアは「地獄のようなアイアンボトムサウンド」(運営談)と表現されるほどの激烈な難易度だが、上述した通り現在は大型艦建造で誰でも入手可能である(運さえよければ)。
ちなみに、戦艦大和・最後の出撃を見送ったのは、陸軍の潜航輸送艇・まるゆだった。
(お互いの登舷礼に関するエピソードと後日談については、まるゆの記事を参照)
なお、その際の大和の所属は一航戦こと第一航空戦隊であった。
大和の沈没をもって最後の解隊となったため、歴史上最後の一航戦旗艦である。
モチーフ元は戦艦大和を参照。
容姿ですね?ありがたいです。
大和のデザインを担当した公式イラストレーターのしずま氏曰く、艦内神社の祭神である天照大神を彼女のデザインに組み込んでいる、とのこと。
膝くらいまである焦げ茶色の髪を艤装でポニーテールにまとめ、瞳の色も茶色。
服装は、上が体のラインにフィットした前留め式の紅白のセーラー服で、首元にはスカーフではなく金の注連縄状のものが巻かれている。
袖は肩が露出しており脇下で胴と繋がっている。左の二の腕にはZ旗状の腕章が着けられている。またその袖口は手のひらを半分覆い隠すほど長い。
下は赤のミニスカ。両腰の部分が露出しており、黒紐パンの紐のようなものが見える。さらにその紐に錨が掛けられている。これをみると錨は飾りで意味が無い。と思われるが、実際の大和型が停泊する時にも錨を使わず鎖だけはずして、艦首にあるフェアリーダーから鎖をたらして、海上に浮いているブイにつけていた、実際に錨を使用すると回収が大変だったそうだ。
足には左右非対称の紺の靴下を履いており、右は普通の、左は白ラインの入ったニーソックスになっている。なお、改装を行うと左ニーソの外側面に「非理法権天」の文字が書かれる(これは天一号作戦時に掲げていた旗が元になっている)。
首元に艦首を意識した首輪のような金属輪を着け、正面先端には長門と同様、襟元の金色の紋章は菊花紋ではなく桜のデザイン。服装の元ネタは海上自衛隊の旗であって白地に赤いラインで桜が入っていて、見れば大和の服と同じデザインだとわかる。
右手には後部の三本マストをアレンジした赤い和傘を持っている。がパラボラアンテナのようでもある。実艦の大和にはマストの根元に一号三型電探がついてあり、この電探が大和型では最強の電探であった。パラボラアンテナに見えるのはこれのアレンジなのかもしれない。頭部の髪留めにもなっている艤装は艦橋上部の測距儀と二号一型電探をアレンジしたものであり、実艦では右側が送信用、左側は受信用となっていた。その上から桜の華が散らしてある。
身体を囲むメインの艤装部分には大和型の特徴であるバルバスバウがなく、靴の先端がそれにあたるように丸くデザインされている。
史実の大和ばりの超弩級武装ながら、その容姿は長門型のようなマッシブさよりも優美さに重きを置かれたデザインになっている。大和を擬人化した時は艦体が横に広い(樽みたいな船と言われた)ことからボリュームが有るように(重巡洋艦のあの二人みたいに)描かれることが多いが今回の大和は艦橋部分を艦娘に例えているようで、換装に対して艦娘部分が小さい。このバランスは実艦を見ても同じで、船体に対して艦橋部分が小さいことがわかる。
また髪飾りも桜をモチーフとしており、長い黒髪も美しい文字通りの「大和撫子」といった風情の娘さん。
ちなみに太ももに固定されているものと左手に持っているのは九一式徹甲弾である。
余談ではあるが、大和型の艦橋は試作品が作られており、それは「比叡」の最終型の艦橋である。前方からみると、最終時の「比叡」の艦橋は「大和」によく似ている。金剛型は近代の全ての船の大元なのだが「大和」はそういう意味では「比叡」の娘とも言える。もしもイラストレーターが同じ人なら、大和と比叡はよく似た顔の艦娘になっていたのかもしれない。
また、呉で建造中には「鳳翔」や「間宮」が近くに停泊していた。史実を知らない者は「隠せたかどうか」と疑問を呈するがこれは主砲の46cm砲の仔細の割り出しを防ぐ為の物であり(この二艦には比較対象となり得る「艦砲」が無い)単純に姿を隠す為の物ではない。もっとも「その方がネタには良い」とするファンアートが少なく無いが。
非常に立派な大艦巨乳主義だが、中破時に91式徹甲弾の被帽が露出する。ここは徹甲弾の知識を持っているかいないかで、印象が変わってしまう部分である。徹甲弾の一種である被帽付き徹甲弾は空中での弾道を安定させる為に被帽(キャップ)を付けるのだが、水面や敵艦着弾時には跳弾を防ぐ為、また水中の弾道を安定させる為に被帽は壊れるか外れるようになっていた。これは大正13年に行われた射撃実験からのデータを元にしたもので、被帽は外れたり壊れなけばならなかった。これは91式特有の水中での弾道安定の為の被帽の脱落を除き被帽付き徹甲弾に共通の特徴である。このことを理解していると大和の胸についている物は胸部装甲とは思えなくなってくるのである。イラストレーターのしずま氏もわざわざ91式と描いたのは装甲ではないと言いたかったのではと思われる。せいぜい補正・矯正下着(サポーターの類)か、もしくはオッパイミサイルの比喩だったのかもしれない。だがこれを普通の人が胸部装甲と思うのは当たり前なのかも知れないが。
大きさについては某重巡には流石に劣るが某軽空母が血涙を流しそうなくらいには巨乳。ただし被帽が隣に描いてある為、見た目にも印象的にも良くはない。また大和型の艦橋は装甲があるので、このことからも胸部装甲を想像しやすい。しずま氏のイラストでは大和型、長門型の艦娘の腹部から上は、艦橋を表していると思われるが、これを見ればわかるように、装甲のない長門、陸奥はお腹丸出しである。さらにはしずま氏が描く他の艦娘は島風、雪風、天津風と服装はアノ通りである。つまり大和が一番装甲(厚着)が厚いのである。
なお、史実においては天一号作戦直前に甲板が黒く塗装されていたとする説もあるのだが、艦娘の艤装に木甲板部分が存在しないため、反映はされていなかったりする。
入手がかなり大変であるせいもあってか、人気艦にもかかわらず長らく期間限定グラフィックは存在しなかったが、実装からちょうど3年となる2016年8月1日アップデートでついに水着グラフィックが実装。
アニメ版の水着と違って(特に中破絵で)清楚ながら胸部の露出が大きいにもかかわらず徹甲弾の被帽がなく、これにより胸部装甲の疑惑は完全に晴れたといえる。
その胸と腕の間に何本も挟まれたラムネが非常に悩ましい。しずま氏曰く「**ラ胸**かも・・・」。誰が上手いこと言えと。
戦艦大和!性格を敢行します!
控えめでお淑やか。そして戦場では勇ましくも凛々しい口調に変わる。
総じて「古き良き日本の乙女」というイメージになっている。
日米両軍の将校が揃って「美しい艦だった」と回想している事実に沿った結果だろうか。
似たような性格の艦娘に「榛名」がいるが、どこか悟ったような落ち着きのあるあちらに比べると、こちらは後述のような幼さが残る印象となる。
「大和ホテル」とまで揶揄された艦内設備の充実っぷりに自負を持っており、秘書艦の時報メッセージでは、「大和ホテル」自慢の料理やラムネを振る舞ってくれる。ホテルじゃないですとは当人談。(ホテル扱いを肯定してるのか否定してるのか、どっちなんですか貴女は……)。
激しい夏の戦線、大型艦建造を乗り越えた提督にのみ許される、至高のディナーとなるだろう。
提督との関係も良好。
朝にコンソメを勧め、昼食の準備も自分でし、夜はフルコースのディナーを用意して、深夜には居住性を質問するなど、やたら尽くす系発言が多く、まるで押しかけ女房か新妻のような甲斐甲斐しさ。
レベル60を迎え改になると、自慢の料理を振舞ってくれる様に加え提督のおさわりに対し
「提督? あの、まあ…居住性は他の娘とは段違いではあるのだけれど…いいの?」
と夜戦のお誘いとも取れる意味深な台詞を言うため提督LOVE勢と捉えるユーザーもいる。
また、2016年2月29日の追加ボイスによると紅茶の入れ方にも自信があるようである。
雛祭りでは自分と武蔵をモデルにした雛人形に「可愛い」と大喜びし、逆に武蔵が照れると、普段の「恥ずかしがり屋の姉と豪胆な妹」と立場が逆転している。
梅雨には新入り戦艦に「大和テルテル坊主」の作り方を教えており、どうやら自分をモデルにした可愛い系のキャラクターが好き、年少戦艦には比較的積極的になる傾向がみられる。
ちなみに公式4コマでは胸の徹甲弾のキャップ(九一式徹甲乳)を必死に隠そうとしたり(結局伊勢にバラされたが)、ひな祭りで親王妃(女雛)をやった時などは「婚姻前に婚礼衣装を着ると婚期が遅れる」という噂を心配するなど、年頃の乙女らしい部分を垣間見せることもある。
また駆逐艦たちとの初顔合わせでお手製のアイスを振る舞っていた。
あまりにウケていたので、影から見ていた某戦艦から嫉妬のまなざしが…
また居住性の良さや冷暖房完備な所も艤装に反映されているようで、初雪と深雪に確認され、ひんやりしている(掲載時期が夏だった為)と好評だった。
さあ、やるわ。性能、用意!
数多の艱難辛苦を乗り越えて入手した提督に対しては、ランニングコストの問題はあるものの、一度動けばその桁外れの戦力を存分に発揮してくれる事だろう。
近代化改修後の単純な火力の数値だけでも、それまでの最強であった陸奥・長門の99に対し大和は実に139という文字通り桁違いの数値を誇る。
武装が加われば火力はさらに大幅向上するため、昼戦では陣形を問わず最大火力(昼間の火力キャップ値150)をほぼ維持し、夜戦になれば雷撃値が0にもかかわらず雷巡に次ぐ火力を発揮するというとてつもないアドバンテージを誇る。
また、改装すれば対空も104まで伸びるため、弾着観測射撃を考慮しない場合は対空兵装を積んで対空防御に徹することもできる。この対空の伸びのおかげもあって、全艦娘でも総合能力値において頂点に君臨し、2015年に突入しても未だこの数値を破る猛者は存在しない。
正面からの砲雷撃戦で打ち勝てる艦娘は同型艦の武蔵や、オーバーテクノロジーの霧の艦隊(他作品との期間限定コラボ)くらいのものである。また、ダメージ計算式が異なるため装備次第では空母も同等の火力を発揮できる(装甲では大きく劣るが)。
史実では悲劇的な運命を辿った「史上最強・最大の戦艦」に是非とも本懐を遂げさせてあげてほしい。
メディアミックスでの大和
アンソロジーコミックなどでは全体的に言えるが「艦これ」自体に「物語」がほとんど無く、それぞれの提督に「物語」がゆだねられている為か、大和がアンソロジーに登場することはあまり無く、主役の話もまず見当たらない。(2015年3月時点では結婚アンソロジーに登場、また武蔵は登場回数は少ないが、単独で登場する話もあるし主役の話もちらほらある)これは同じ戦艦の長門、陸奥、日向、伊勢、扶桑、山城に比べると圧倒的に登場回数が少なく。運用や建造などの難しさを反映しているのかもしれない。実際にネタになっているのは「建造したものの、お留守番や演習ばかり」という内容が多く。ある意味不幸艦である。
1巻のエピローグにて、なんと色を失った瞳で登場し、「私を、沈めてください」と提督に進言する。性格も結構暗い。かつての大戦での記憶から「人間の手で過ちが繰り返されるくらいなら死んだ方がいい」と思っていたためである。しかし戦艦としての誇りは失っておらず、その実力はやはり圧倒的。
瑞鶴らの説得にも応じるつもりはなかったが、彼女の身を案じる矢矧ら最後の第二水雷戦隊の面々の言葉を受けて、迷いを抱きながらも再び戦場に立つ決意をする。
戦艦棲姫との戦いで相打ちを覚悟していたが、提督から送られてきた一般市民達のメッセージを受け取ると涙し生還。本当の意味で戦わずに済むようになるまでがんばると誓った。
その後は成長した様子を見せ、後から着任した武蔵を気遣う部分も見られるようになった。4巻での鎮守府正面海上での戦いでは、先の戦いで損傷した艤装の修理が不完全な状態であったが再び現れた戦艦棲姫に対抗するため武蔵と共に出撃、2人の射撃システムを同調させた統制砲撃戦で戦艦棲姫撃破に貢献した。
第4話で矢矧と共に登場。本作に登場する(深海棲艦が出現しない)鎮守府の切り札と噂される存在。滅多に顔を見せる事がなく、生活面でもさまざまな噂話が飛び交っている(「部屋はスイートルーム並に豪華」「食事の時は音楽隊が演奏する」など)ため、入渠施設で鈴谷たちと顔を合わせた時は「変な風に見られていないか」などと周囲の目をやたら気にしていたが、内心は他の艦娘達と仲良くしたいと思っており(描写を見るにほとんど一人で過ごしていたようだ)、最終的に鈴谷の計らいで打ち解ける事ができた。
8話より満を持して登場。トラック島に存在するFS作戦遂行のための前進基地の管理を任されている。島に着いた吹雪たち第五遊撃部隊をラムネとコース料理でもてなした。
その際に「基地とは思えない」「むしろホテル」といった発言をした吹雪たちに、
「ホテルじゃありませんっ!」
と彼女が声を荒らげたのは、史実でそのように揶揄されたことが心の傷として残っているためと思われる。
彼女はその運用の難しさ(凄まじい資材の消費量)ゆえ、この時点で実戦はおろか他の艦娘と海に出たこともなかった。
事実、ある日の夜吹雪に誘われてついに海に出たときは、ほんのわずか体を動かしただけで空腹を訴え(燃料切れを起こした)、その後食事(補給)をしたが、その食べっぷりは大食艦の異名を持つ赤城をも上回るものだった。
そんな彼女だったが、活躍の場は意外に早く訪れた。
別の日、また吹雪に誘われて、今度はいかだに彼女を乗せてそれを睦月、夕立の3人で曳航するという形で海に出ることになったが、そこに第二艦隊が撃ち漏らした敵の艦載機が出現した。
駆逐艦の3人の射程外の敵にどうするか吹雪たちが困っていたところ、突然彼女が艤装を展開し、全主砲から三式弾を発射。敵艦載機をすべて撃破した。
「史上最強の艦娘」の実力の片鱗を見せた瞬間だった。
ちなみに同話で吹雪が、理由は違えど、出撃させてもらえなかったかつての自分自身を重ねて共感しており、そのことから何かと大和の世話を焼いている。大和も吹雪に対して改まった態度を崩すことがなかったため、小さな先輩の吹雪と大きな後輩の大和という、外見的な身長や年齢を考えると、一風変わった構図であった。それは一種のギャップ萌えの領域であるかもしれない。
もっとも艦娘の人間部分の年齢が艦種で設定されている以上は、有り得る表現ではある(小型艦種ほど基本的に外見年齢は幼い)のだが。
11話でとうとう出撃できる事になったが、その出撃は、大和が凛々しい顔で出撃ボタンを踏むと、巨大な扉が開いて海中からゲートが浮上、更にポーズを決めた大和に複数のスポットライトが当たるというド派手なものであった。さらに注意深く見ると、2隻の新鋭大型空母が背後に控えているのがわかる。バックダンサー(?)までついた豪華なステージ(?)を、ミカン箱や朝礼台(指令台)の上でパフォーマンスしている某アイドルが大いに羨みそうである。
12話でも引き続いて活躍するが、長門が戦線に加わった際に露骨に不快な表情を見せるシーンがある。
もっともこれは、大和の出撃を許可せず(許可できず)、結果的に大和を泊地に閉じ込めていたのが秘書艦である長門であった、というアニメの事情あっての描写ではある。なお、再放送版では絵がまるごと差し替えられ、だいぶ印象が柔らかくなっている。
立体化
艤装・素体ともにフル可動でアーマーガールズプロジェクトにて立体化。
¥12000という高額アイテム(参考:figma・長門¥6800、武装神姫・紗羅檀¥6825)ながら予約瞬殺という驚異的な売れ行きを見せた。なおその艤装は同じく戦艦娘カテゴリでほぼ同スケールのfigma・長門よりも二回り以上はある巨大なものとなっている。
その他、ワンダーフェスティバル2014冬のバンダイブースでは等身大・大和コスプレ(艤装含む)が披露されている。
2015年9月末にはねんどろいど化も果たしている。
こちらも7800円とシリーズ内では高額な部類に入るが、やはり同スケールの他艦娘よりも大幅にボリュームがある。
二頭身程度にデフォルメされているにも関わらず、改造前と改造後どちらの姿も再現可能、砲塔のみならず主砲が一本一本独立可動、副砲も仰角がつけられ、対空砲も全て旋回可能、背部の主砲が可動アームで頭上に移動し全主砲を正面に向けられるギミックも搭載されるなど非常に凝った作りになっている。
お疲れ様です。関連イラスト、帰投しました。
誰かがやると思ってた
ヤマト艦娘版大和
戦艦大和を基にして制作された事で有名な、あのSFアニメ作品『宇宙戦艦ヤマト』のヤマトと絡めて誕生したのが、以下のイラストである。
オリジナル版のヤマトと、リメイク版宇宙戦艦ヤマト2199のヤマトどちらかであるかは、製作者の意図次第であるが、2199が制作されてから増え始めたことから、恐らくは2199基準に描く人も多いと思われる。デザインとしては、兵装をヤマトにしてみたり、あるいは大和の服装をヤマトの女性用制服(ボディスーツ)にしてみたりと様々である。
また、ヤマトと同名の艦が出てきたことで、同じように『ヤマト×艦これ』で組み合わされたのが、霧島である。
余談・初代大和
「軍艦大和」と言われれば日本人なら大概の人がモチーフ元の戦艦大和を思い浮かべるが、この大和は二代目で、先代はまだ弱小だった明治期の日本海軍を支えた葛城型スループ大和。なお、先代の同型艦にも武蔵がいる。
この先代大和、日本海軍の初期に建造された艦の1隻なのだが、日清戦争から太平洋戦争までの日本が関わった戦争を全て経験しているという珍しい艦。(実戦参加は日露戦争までだが、金剛さんも真っ青なほどのご老体である)因みに終戦の年の台風で沈没、解体されたのは終戦後の1950年。つまり先代の方が長生きしているのである。この船の海軍在籍期間は実に57年に及ぶが、初代艦長は当時中佐だった東郷平八郎提督。
なお、初代大和は第一線を退いてからは測量艦として測量任務に従事しておりオホーツク海の北見大和灘は本艦の名前からとられている。