「ロナルド」という名の人物
ロナルド(吸血鬼すぐ死ぬ)
新横浜に事務所を構える凄腕の吸血鬼退治人(バンパイアハンター)。元は横浜の退治人組合に所属しており、今もロナ戦の宣伝のためによく顔を出している。師匠はヴァモネ。
武器はリボルバー式銀弾鉄砲で、抜き手も見せずに三連射し寸分違わず金的を射止めるほどの腕前を有するほか、パンチ一発で大柄な半田をガラス窓をぶち抜いて吹っ飛ばすなど身体能力も高い。
若くして(つっても第1話で喫煙しているので20代だろうが)吸血鬼退治人として名を馳せ、オータム書店から出している自伝小説『ロナルドウォー戦記』(通称ロナ戦)はベストセラーになっている…のだが、担当編集のフクマさんには命を狙われており全く逆らえない。
第1話にてクソザコ吸血鬼・ドラルクと戦うことになり、何やかんやあってドラルクが事務所に居着くことになる。全く仲間とは思っておらず、煙幕替わりに使ったりするなど扱いは酷かった(というか現在進行形で全く大切にしていない)が、週刊バンパイアハンターやフクマさんからは「コンビで売り出している」と思われているため無碍には出来ずにいる。
性格は荒々しく粗雑な上に非常に意地っ張りであるが、一応人気商売のため仕事に手を抜くことはなく、地域の慈善事業にも率先して顔を出し、どんなDQNな依頼人であっても職務上では下手に出る。
セロリが大の苦手で、見ただけで卒倒しそうになり、半田にセロリ汁をかけられた時にはいつものドラルクの如く死にかけたほど。
外見は美形だがモテてはいないようで、クリスマスになるたびに沖縄の成人式ばりに荒れている。巨乳好きなようで結構なムッツリスケベでもある。
「ロナルド」は高校時代からの仇名で本名は別にある。三人兄妹の次男であり、下に結構美人の妹がいる。兄・ヒヨシは(不純な動機で)吸血鬼退治人として名を馳せていたのだが、吸血鬼との戦いで(情けない理由で)怪我を負って吸血鬼対策課に転職した。そんな兄に憧れて吸血鬼退治人組合に入ったため、アホみたいにヒヨシの事を尊敬しており、脳内でヒヨシの設定を盛りまくっていた。