概要
東京都千代田区にあるJR東日本(山手線・総武線・京浜東北線)、東京メトロ(日比谷線)、つくばエクスプレス線の駅。
近くにはヨドバシカメラやラジオ会館、肉の万世などがある。
また、都営新宿線の岩本町駅についても本稿で解説する。
1890年11月1日、私設鉄道の日本鉄道(後に国有化)の貨物駅として現在の駅が開業。旅客駅としては1925年11月1日から営業を開始した。
JR東日本
基本的に秋葉原駅と言ったらここを指す場合が多い。売店やラーメン屋、床屋など地下と比べて充実しているが、都会の大型JR駅のご他聞に漏れず迷宮化気味である。
改札口は4つ。
改札口
電気街口
秋葉原駅の顔とも呼ぶべき出口。電気街・中央通り方面はこちらが一番近い。人通りが多く、ほぼ一日中混雑している。
出口は吹き抜け構造で秋葉原UDXへはここからが一番近く、出口を北に抜けてすぐ目の前にある。AKBカフェとガンダムカフェも同様。
ここから中央・総武線ホーム(3F)へ上がるルートがややこしい。山手線・京浜東北線ホーム(2F)経由が近いが、5番線(御茶ノ水・新宿方面)へは神田側、6番線へは御徒町側へ上がらないと上がれない。
改札口に出ている案内は昭和通り口からのルートに合流するが遠回り。
改札を南に出てすぐの東に伸びる東西自由通路からつくばエクスプレスの駅入り口に向かう事が出来る。
この度東西自由通路隣のJR東日本秋葉原ビルが取り壊され、ビジネスホテル「ホテルメッツ秋葉原」が新築される事が決定した。
アトレ1口
駅ビル「アトレ1」に直結。中央・総武線ホームからは直接連絡。山手線・京浜東北線ホームからは、北側(上野寄り)にある6番線への連絡階段の途中から分岐する通路経由で繋がっている。
場所がややこしい分、人混みも少ない。改札では近距離の切符しか売っていないため、遠くへ帰る人は電気街口から入るか、あらかじめ切符を買っておく必要がある。駅ビルの開店時間にしか開いていない事にも注意。
中央改札口
貨物駅跡にできた交通広場の前。つくばエクスプレスの駅入口がある。
改札内で電気街口側と繋がっている。総武線ホームへは、改札脇から上のホールへ上がり、昭和通り口からのルートに合流する。
昭和通り口
首都高の下に出る改札口。日比谷線の北寄りの入口がある。新宿線岩本町駅も昭和通りを下ることから最寄りとなる。ヨドバシakibaへはここから出ると雨でも濡れない。
開業当初は3F直通エスカレーター1本で繋がっていたが、改築により、まず上のホール(中央改札口上の2Fホールと繋がっている)へ上がり、そこから更に上へ上がるようになった。
唯一出口が昭和通りを跨いだ先にあるため、改札外だと電気街口方面へのアクセスが些か不便というJR東からも放置され気味の不遇な立場にある出口。
山手線・京浜東北線ホームに行くには、総武線ホームか中央改札口の中を経由する必要があり、まっすぐ向かう事はできない。
JRホーム
ホームは4面6線で、2階にある島式の2面4線を複々線の山手線・京浜東北・根岸線が、3階にある対面式の2面2線を中央・総武緩行線が使っている。
日中のみ運転される京浜東北線の快速停車駅。
2階 山手線・京浜東北線
乗り場 | 路線名 | 行き先 | 次の停車駅 |
---|---|---|---|
1番線 | 京浜東北・根岸線北行 | 赤羽・南浦和・大宮方面 | 御徒町(平日は各駅停車のみ、土日休日は快速も停車) 上野(平日快速のみ) |
2番線 | 山手線内回り | 上野・池袋方面 | 御徒町 |
3番線 | 山手線外回り | 東京・品川方面 | 神田 |
4番線 | 京浜東北・根岸線南行 | 東京・品川・横浜・大船方面 | 快速・各駅停車共に神田 |
3階 中央・総武緩行線
文章の説明では位置関係が分かりにくいので、公式サイトの駅構内図へのリンクを参照
東京メトロ(H-15)
日比谷線の駅。
昭和通りの下にあるためか実は比較的地味。一応ヨドバシカメラ秋葉原店から最も近いのはここの線ではある。
JRに乗り換えるにしても一旦地上に出て横断歩道も渡らなければならず、又都営新宿線に乗り換えたいと思ったら神田川を越えて岩本町駅まで歩かなければならない。地上のヲタやかさと比べたら些か不憫。
つくばエクスプレス(01)
つくばエクスプレスの始発駅。JR中央口前のエレベーターは頻繁に満員になるため、広場に増設されてしまうほど。
茨城県人は帰郷するときちょっぴり楽しくなった。
将来的に東京駅に延伸する計画がある。
都営新宿線(岩本町駅)
2013年に正式な乗換駅となった。
岩本町駅の項目を参照。