ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ミノタウロスの編集履歴

2018-06-26 15:19:15 バージョン

ミノタウロス

みのたうろす

ミノタウロス(Minotauros)とは、ギリシャ神話に登場する牛の頭を持つ巨人である。

伝承

本当の名はアステリオス(英語表記だとアステリオン)。

クレタ島の王・ミーノス息子として生を受けたが、その真実は、ミーノスが海神ポセイドンを怒らせたために、その代償として、ミーノスの后パシパエ呪いをかけたことで誕生した。「ミノタウロス」の呼び名はその誕生の経緯に由来し「ミーノスの雄牛」を意味する。


彼は粗暴な性格で、人肉食嗜好があったため、処遇に困ったミーノス王は建築家ダイダロスに命じて巨大な迷宮を造らせ、その中にミノタウロスを閉じ込めてしまった。

そして属国のアテナイから若者や乙女を貢物として献上させて迷宮に送り込み、ミノタウロスの餌としたのである。この悪習は後に英雄テセウスがクレタ島に上陸し、王女アリアドネーの助力を得てミノタウロスを退治するまで続いた。


誕生の経緯

クレタ島にはポセイドンに感謝し、牛を捧げる祭儀が行われていた。

ある年にポセイドンへの捧げものとして、一頭の白い見事な牡牛が捧げられることとなった。

しかしミーノス王はこの白い牡牛を大変に気に入り、ポセイドンに懇願してしばらく返して貰うことにした。そして王はとうとう牡牛の返却を渋り、二番目に良い牛(自分の牛、とも。)を捧げてごまかそうとしてしまう。


これを知ったポセイドンは当然ながら激怒し、パシパエに「白い牡牛に惚れる」呪いをかける。これによりパシパエは牡牛に激しく欲情し、ダイダロスに命じて牝牛の木像を作らせた。すると自らはその中に入って牡牛の傍にたたずみ、牡牛も木像に魅せられたのか、中にパシパエがいると知ってか知らずか欲情し、遂に両者は繋がり、パシパエは牡牛の子を孕むに至った。その子供が、ミノタウロスなのである。


創作物におけるミノタウロス

現代のゲームなどの創作物では、牛頭人身の怪物全般を指す種族名として扱われる場合が多い。

また、形態についても牛の蹄や尻尾のある姿で描かれることがある。

女性として描かれる場合には、人間の女性の姿で角のみが牛、という風に変化していたりもする。

この場合は総じて巨乳であり、牛の部分もホルスタインの白黒模様となる傾向が強い。


ミノタウロスの斧

現代の創作におけるミノタウロスは神話は記述の無いを装備してる場合が多い。

これはクレタ島で栄えたミノア文明の神殿(ミノタウロスの迷宮の原型とされる)に牡牛を生贄に捧げるための両刃の斧(ラブリュス)が最も重要な神器として祀られていた事に起因する。


ミノタウロスをモチーフにしたキャラクター




関連イラスト

センシティブな作品


関連タグ

ギリシャ神話

 迷宮 異種姦

モンスター 牛鬼 くだん) 牛娘

ミノタウロスの皿

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました