アイリス(ポケモン)
あいりす
概要
ゲーム「ポケットモンスター ブラック・ホワイト」の登場人物。
ホワイトバージョンでは、プレイヤーが最後に挑むことになるポケモンジム「ソウリュウジム」のリーダーを務める。
キャッチコピーは「竜の心を知る娘」。
ドラゴンポケモンと共に暮らす一族の村の出身であり、ソウリュウシティ市長のシャガにポケモンの腕前を見込まれてからは、村を出て彼と共に暮らしている。
そのため二人に血のつながりはないが、アイリスはシャガを「おじーちゃん」と家族のように親しんで呼ぶ。
年相応にとても無邪気で活発な性格。ぴょんぴょんと跳ねながら「こっちだよ」と言って案内してくれる様子もまた可愛らしい。
その反面、ジムリーダーを務めるだけあってポケモントレーナーとしての実力は侮れない。
なお、まだ幼いためかこちらがセリフの表記を漢字に設定していても、彼女はひらがなだけで話す。
2年後のBW2ではジムリーダーを辞め、ポケモンリーグチャンピオンとして登場する。
詳しくは「アルティメットアイリス」の項目を参照。
容姿
小柄で、健康的な褐色の肌をした少女。その小柄な体に反して髪は長く、腰のあたりまで伸ばしている。
また髪の毛の先端と頭の左右横の髪の毛は結ってある(ツーサイドアップの亜種だろうか
)。
アニメ版ではそのボリューム溢れる髪の中にキバゴが隠れている。
余談であるが、キバゴの体重は18.0kgもある。そんなに重いものを髪の入れていて大丈夫なのだろうか・・・。
髪型はドラゴンをイメージしてデザインされており、前髪はドラゴンの上顎から取り入れた意匠である(シャガの髭が下顎)。
使用ポケモン
名前 | レベル | タイプ | 使用技 |
---|---|---|---|
オノンド♀ | Lv41 | ドラゴン | りゅうのまい・りゅうのいかり・ドラゴンテール・ダメおし |
クリムガン♀ | Lv41 | ドラゴン | なしくずし・リベンジ・ドラゴンテール・つじぎり |
オノノクス♀ | Lv43 | ドラゴン | りゅうのまい・ドラゴンテール・きりさく・ダメおし |
アニポケでの活躍
アニメ版『ポケットモンスター』の第4シリーズである『ベストウイッシュ』から登場する。
このシリーズにおけるヒロイン。
CVは悠木碧。
木に登ったりターザンやったり木の実を丸かじりするなど、今まで出てきた主要キャラクターの中でも野生的な行動をとる異色なキャラクター。スーパーソウリュウ人の渾名まで、スーパーマサラ人の対にファンが付けた。「とびげり」と「ともえなげ」でポケモンにリアルファイトを挑んだ。
髪の中にキバゴ(重さ18kg)を潜ませている事を考えると、彼女もかなりの超人体質であることが分かる。
少しませており事あるごとにサトシに向かってよく「子供ねー」と言ったりする(打ち解けてきた中盤から言う回数は減っている)。
恋愛話は「恋のこと考えるとお腹が空く」という理由からあまり得意ではない。
ゲームよりも若干背伸びした印象も受けるが、反対にトレーナーとしては過去にサトシと旅をしたハルカやヒカリと比べても若干劣る様子。サトシ達と出会う前に最初のパートナーの信頼を失ったことがあり、旅の途中でゲットしたエモンガやカイリューにも手を焼いていた。
アイリスにとって最大のライバルはドラゴンバスターを自称するラングレーで、そりが合わない犬猿の仲。
住んでいた竜の里の長(オババ様)より生まれたばかりのキバゴを授かり、
「立派なオノノクスに育て上げろ」と命を受け、旅をしている。
ちなみに、キバゴはサトシのズルッグが生まれる際に『お兄ちゃんになるのよ』と発言してたことから雄である。
原作と違い、ドラゴン以外のポケモンも所持する。
ちなみに普段から自転車を一切使っておらず、そのためピカチュウに自転車を壊されていない最初のヒロインでもある。
『ドラゴンタイプに悪い子はいない』というのが持論なほどドラゴンポケモンには目がない。というよりドラゴンタイプのカッコよさに惚れているとも。悪さをしているドラゴンポケモンがいたりすると何か理由があるのだと思い身を挺して説得しようとする。
しかし、初見とはいえほのお・ひこうタイプのリザードンを『飛行できてドラゴン技を使う』ためにドラゴンタイプと勘違いするなど、見分けについてはまだまだな部分があるようだ。
…まぁそのリザードンも後に特殊な方法でドラゴンタイプを得るのだが。
また他のヒロインとの違う点として、BW2-5話(カイリューゲット回)で触れた者の過去の記憶を読み取る力と言う特殊能力を開花させている。
歴代ヒロインではヒカリと面識がある。
その後ベストウイッシュシーズン2特別編にてジョウト地方へ向かい、イブキと戦う。また同じ回でフカマルをゲットしている。
余談
アイリスはダイヤモンド&パールの第183話の最後にシルエットがデントと共に大々的に公開された。
しかし公式がシルエットを公開する少し前から、とある仮名掲示板のアニポケスレではサトシやアイリス達の身長比率設定画が(海外経由で)流出していた。
このシルエットや設定画出た時点ではアイリスはまだ公開されていなかった為にアニポケオリジナルキャラではないか?と言った憶測も流れたが、後に公開されたBWゲーム本編のpvによって否定されてる。
因みに、この流出した設定画ではミジュマル・フタチマル・ジャノビーの名前が其々ラッコマル・ラコノスケ・アイビーとなっている。結構初期の頃に作られた設定画であったのだろうか。
アイリスの水着は、ふしぎの海のナディアの無人島でのナディアの衣裳に近いという声もあるが、モデルになったのかは不明。ナディアとアイリスは、お転婆で野生児、非常に身軽、動物と交流できる特殊な能力、巫女的なキャラクター、褐色などが共通。一方のジャンに関してはシトロンが近いキャラクターである。
2018年元旦に放送されたNHKのアニメキャラランキングで24位にランクインした。
2019年の特番である「ポケットモンスターの平成史」ではデントと共に先輩として紹介された。