概要
『ポケットモンスター ベストウイッシュ』におけるサトシとアイリスのNLカップリング。
ただしこの作品の場合、攻めや受けに関係なく男×女といった順に表記されることが多いため、単なるコンビ名として使用されることもある。
アイリスはそれまでのシリーズと異なり、初登場時にサトシのピカチュウに自転車を壊されていない(元々自転車を持っていない)最初のヒロインである。代わりに、イッシュ地方では珍しいピカチュウに感激してぎゅうぎゅう抱きしめたことで直接電撃を食らっている。
軽口を叩き合うことが多く、初期はアイリスの「子供ね~」にサトシが「何だよ!(そっちだって子供だろ!)」と言い返すのがお約束であった。回を重ねるにつれてサトシも慣れてきたのか、軽く受け流すことの方が多くなっている。
互いにトレーナーとして高い目標を掲げていることや、BWパーティが全員で頻繁にバトル大会に参加していたこともあり、サトシとアイリスも直接対決の場面が多かった。そのため、歴代ヒロインとのカップリングの中でも「バトルでぶつかり合いながら互いに高め合い、認め合っていった2人」という印象が強い。
2人の共通点
- 人間離れした身体能力
ファンの間でのサトシの異名「スーパーマサラ人」になぞらえ、アイリスには「スーパーソウリュウ人」の称号が与えられた(ただしアニメにおけるアイリスの出身地はソウリュウシティではなく竜の里である)。
- 食いしん坊
単に大食いなだけでなく、一切調理していない木の実でも喜んで食べる。
2人ともフカマルをゲットしている(ただしアイリスがフカマルをゲットしたのは『BW』本編終了後に放送された特別編であるため、互いにそのことは知らない)。
本編では
2人の出会いは『BW』第2話、旅立って間もないサトシがアイリスの頭をポケモンと勘違いしてモンスターボールを投げたことがきっかけ(サトシのポケモン図鑑はアイリスの髪の中にいたキバゴに反応していた)。
その後、何やかんやでアイリスはサンヨウシティまでサトシに同行。そして第6話終盤、サトシと旅をすることを決めたデントに誘われる形で正式に行動を共にすることに。
印象深いエピソード
温泉リゾートホテルでのメグロコ騒動を解決した後、露天風呂で混浴。
ポケモンセンターでの夕食時、山盛りのコロッケを2人で頬張る。それを見ていたデントの「この2人、案外似た者同士かも」という台詞に声を揃えて突っかかった。
- 第51話「サトシ、デントVSサブウェイマスター!」
デート回。サトシのライモンジム戦後、ライモンシティ見物と称して2人で映画やテニス、ポケモンミュージカルを楽しんだ。
この時サトシはデントからサブウェイスタンプラリーに誘われたが、アイリスと約束しているからとあっさり断っている。
- 第131話「サトシとアイリスが絶交!?別れの1本道!!」
サブタイトルの通り、大喧嘩の末にアイリスがサトシとの絶交を宣言し、パーティを離脱してしまう。デントやポケモンたちの後押しもあり、終盤で無事に仲直りする。この仲直りのシーンはサトアイ屈指の名場面とされている。
詳細は「サトアイデコロラショック」を参照
『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』では
エンドロールで『無印』~『XY』までの歴代旅仲間が「本作のサトシと初めて出会う」場面として登場する。
多くの旅仲間がきょとんとした顔のなか、アイリスは初対面のサトシに対して満面の笑みを見せたのだった。
関連イラスト
関連タグ
ベストウイッシュ サトシ(アニポケ) アイリス(アニポケ) 歴代ヒロイン サトアイデコロラショック アニポケカップリングタグ一覧 NL