ハルカがサトシに対して赤面する場面がある、サトシとハルカが良い雰囲気になる場面が多いのは事実ですが、ハルカがサトシに恋愛感情を抱いたり両想いを匂わせる描写はありません。
あくまで二次創作で公式ではないので、サトハルの株を下げない為にも、歴代のヒロインと比べる書き込みや発言、他のカップリングを馬鹿にするような発言は控え、サトハル同士ではない他の方や、公式様と関係者様に対して「サトハル」の名称を使用しない等マナーを守り、個人や仲間と楽しみましょう。
概要
アニメ『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』における、主人公サトシと、メインヒロイン兼準主人公ハルカのNLカップリング。
シリーズの伝統、自転車を壊した側と壊された側の組み合わせ。
ハルカの場合は初めこそ怒っていたが、ピカチュウの容態を心配して、回復してアチャモと元気に遊び回るピカチュウに安堵したり、サトシとピカチュウの絆を目の当たりにして最終的には「ま、いっか」と吹っ切れており、その後も自転車の弁償を求めることは一切していない。
関係性
AG編「新たなる大地!新たなる冒険」冒頭で新人トレーナーとして旅立ったハルカにとって、サトシは先輩にあたる。随所で「サトシってやっぱり凄いんだ」と、サトシへの尊敬を隠さずに素直に表現しており、彼のバトルスタイルにも大きく影響を受けている。
サトシの方も自分が先輩であるという意識があるのか、ハルカに助言をして励ましたり、積極的に守って助けるなど、女の子扱いをして優しく接する場面が多く見られる。
終盤では、炎と水のフュージョンを自分なりにアレンジして周囲を驚かせたハルカに「やるな、ハルカ…」とサトシが強く感心する様子が見られた。
因みにこの2人、やりとりをする時の距離が何故か非常に近く、お互いボディタッチも多い。
AG編73話や114話等が特に顕著である。
また、お互い喧嘩や軽い口論もほとんどなく(作中でまともに喧嘩したのはAG72話のみ。後述)、会話は常に落ち着いており、基本的には仲が良く笑顔で一緒にいることが多い。
距離が近いのは、穏やかに一緒の時間を過ごせる間柄だとお互いに認識していて、心を許しているからなのかもしれない。
共通点
- 共通のポケモンを複数ゲットしている
それぞれフシギダネ、ゼニガメ、カビゴン(ハルカがゲットした当初はゴンベ)をゲットしている。
特にフシギダネ同士は本編での絡みが多く、すぐに仲良くなっている。
ゼニガメ同士とゴンベとカビゴンが出会ったのは遅いが、こちらもすぐに仲良くなった。
研究所でパートナーを貰い、次に虫タイプをゲットしたのも共通している。
- ポケモンに優しい
サトシもハルカも、自分を馬鹿にされるよりもポケモンを馬鹿にされることに激怒したり、自分のミスでポケモンを傷付けてしまった際には深く反省して涙を流すことが多い。
他にも、欲しいポケモンと出会っても元気が無い、または怪我をしているとゲットより治療を優先したり、ポケモンが困っていたら野生でも敵のポケモンでも親身に接して手を差し伸べて、危険を顧みず身を挺してポケモンを守ることも多い。
そうした優しい面があるからか、どんなポケモンともすぐに仲良くなって、友情ゲットすることも多い。
- 根っからのお人好しで優しく騙されやすい
嘘を信じてしまったり、騙されても絆されて許した結果、罠に嵌められたりすることが多い。
改心したフリをしたハーリーにタケシとマサトが警戒する中、2人仲良く揃って騙されたこともあった。
- 閃きに優れている
技をフィールドに打って攻撃を回避したり、フィールドの状態を把握して動いたり、閃きをバトルに活かすことができる。
- 食べることが大好き
食べ物のことでテンションが上下する、好きな物を大量に食べられる、タケシが料理を作っていると揃って待ち切れなさそうな顔をしたりした。
本編では
- AG編1話「新たなる大地!新たなる冒険!!」
ポケモンが苦手なハルカだが、オダマキ博士から「ピカチュウの体内の電気が限界に近付いていて爆発するかもしれない」と聞かされても、逃げずにオダマキ博士と共にサトシとピカチュウを救う。
お約束で自転車を破壊されるが、サトシに対して真っ先に出たのは自転車を壊された文句ではなく「ピカチュウ大丈夫?」という、ピカチュウを心配する言葉だった。
その後は初心者用のポケモンを見た時の対照的な2人の反応や、サトシと共に旅立てることが決まりガッツポーズをするハルカが見られる。
- AG編2話「古代ポケモンと謎の軍団!」
貴重な2人旅期間。
ハルカの歩く速度に合わせたり、初心者で何も知らないハルカにポケモン図鑑の使い方やゲットの仕方、ポケモンセンターについて教えるなど、サトシがハルカを気遣う場面が多く見られた。
ポケモンセンターにあるレストランで向かい合わせに座り笑顔で食事を楽しむ2人と、ケチャップを嬉しそうに舐めるピカチュウ、ポケモンセンターで起こった事件を2人で解決するシーンも必見。
- AG編3話「トウカジム!VSヤルキモノ!」
2人旅期間が終了し、サトシがハルカの家族と出会う回。
サトシが一家団欒の場に加わって食事をする場面や、天然気質で家族仲良く罠の落とし穴に落ちるハルカたちにツッコミを入れるサトシが見られる。
- AG編4話「スバメがいっぱい危険がいっぱい!トウカの森でゲットだぜ!!」
道中、休憩をするか道を変えるかでハルカが弟のマサトとプチ喧嘩をした際に、ハルカがサトシに味方について貰おうとサトシの腕を掴んで甘えた。
他にもスバメの群れからハルカたちを守るサトシや、タケシが作るシチューを2人で見つめるシーンがある。
- AG編5話「ジグザグマと短パン小僧!ハルカ、はじめてのバトル!!」
これからトウカジムに挑戦しようとしている短パン小僧とバトルすることになったハルカ。
ミズゴロウを出されてしまい、バトル慣れしてなかったこともあり初バトルは黒星となった。
バトルに負けて落ち込むハルカに「これからトレーニングを重ねて、強くなって行けばいいのさ」と、サトシが慰めた。
- AG編21話「ケムッソVSケムッソ!どっちがどっち!?」
バトルの末にムサシのケムッソとハルカのケムッソが取り違えられる。
しかしすぐに自分のケムッソではないと見抜いたハルカをサトシが褒めた。
- AG編28話「アゲハントとドクケイル!進化の果てに!」
ロケット団とのバトルで遂にハルカのカラサリスがアゲハントに進化する。
進化したばかりのアゲハントを守るようにポケモンに指示するサトシと、身を呈してロケット団の攻撃からアゲハントを守る男前なヘイガニやキモリを見られる。
- AG編33話「ハルカにライバル!特訓ポケモンコンテスト!!」
サトシとハルカがコンテストバトルの練習として模擬試合をする。
サトシのスバメに対してハルカはアゲハントを出すものの、経験の差でハルカが負ける。
実は初めてサトシとハルカがバトルをした回でもある。
- AG編35話「ハルカ!ポケモンコンテスト初挑戦!!」
コンテスト会場の控え室で緊張のあまり俯くハルカ。
そんなハルカにサトシが屈んで目線を合わせ「ポケモンと一緒だから大丈夫だって」と安心させる言葉の後に「ハナビシさんも言ってただろ、トレーナーが緊張するとポケモンだって緊張する」と、アドバイスを伝えた。
一次審査を無事に突破するものの、二次審査の初戦でシュウと激突。
シュウのゲージを全く削れずバトルオフでハルカが敗北し、控え室で待っていたサトシたちの前で「私、何にもできなかった。アゲハント、あんなに頑張ってくれたのに。私全然ダメだった…悔しいよ…!」と、自分を責めて涙を流すハルカ。
タケシとマサトとピカチュウと同じようにサトシも悲しい顔でハルカを見つめていた。
その後にハルカが強い決意を胸に笑顔を見せたことで、サトシも笑顔になった。
- AG編42話「バルビートとイルミーゼ! 愛のダンス!」
「バルビートとイルミーゼのダンスを一緒に見た男女は幸せになれる」という前置きから、2人仲良く並んでダンスショーを見るENDが見られた。仲睦まじい会話もこの回は多い。
- AG編58話「ハガネの谷を突破せよ!コータスVSハガネール!!」
サトシとハルカが一緒にコータスを元気づけたり、崖に刺さった枝に掴まって今にも落ちそうなハルカとアチャモをサトシが救い上げる場面がある。
- AG編70話「トウカジム戦! 五つ目のバッジ!!」
トウカジムのジムリーダーであり、実の父親でもあるセンリとのジム戦で、マサトは父を応援していたのに対し、ハルカは「パパにはもちろん勝ってほしいけど、サトシが負けるのも見たくない」と言った台詞を赤面しつつ何度か口にしており、複雑な心境だった。
- AG編72話「タッグバトル!サトシVSハルカ!?」
唯一の喧嘩回で、珍しく「男なんて!」「女なんて!」「「大嫌い!!」」と悪口を言い合っていた。オスカーとアンドリューのタッグバトルに敗北して更に険悪になってしまうが、同じく喧嘩になっていたムサシとコジロウからピカチュウを協力して助け出し、その直後に謝罪して和解した。
尚、この回の冒頭でハルカがウエストポーチに化粧品らしき物を収納している描写も含めて、身嗜みに気を遣うあまり、鏡を頻繁に見ていた。それによって出発の時間がかかってしまい、2人は喧嘩を始めてしまった。
- AG編73話「禁断の森の王者!フシギバナ!」
エアームドによって禁断の森に連れ去られてしまったハルカを救うために、サトシはタケシとマサトの力を借りて森に侵入。
多くの草タイプのポケモンに囲まれて絶体絶命のハルカの前に、サトシがヒーローのように登場して危機を救う。
- AG編74話「フシギダネとフシギダネ!モンスターボールを取り返せ!!」
サトシのフシギダネとハルカのフシギダネがご対面、協力する回。
サトシとハルカと同じ、男の子と女の子で先輩と後輩という関係だが、サトシたちと同じように会ってすぐに仲良くなった。
サトシのフシギダネがハルカのフシギダネを撫でたり、モンスターボールをフシギダネたちが協力して取り返したり、サトシのフシギダネがハルカのフシギダネを守る姿は必見。
ちなみに、先輩として色々教えてあげることができるだろうと、フシギダネ同士を会わせようと提案したのはサトシである。
- AG編78話「ポケモンコンテスト!ルイボス大会!!」
コンテスト初出場のフシギダネが緊張していることに気づかず、戦闘不能になっても「まだ戦える」と敗北を認めなかったハルカは、審査員のジョーイに「もっとポケモンのことを考えなさい!」と叱られ、自己嫌悪に陥る(マサト曰く「調子に乗りすぎたのかな…」)。
サトシはそんな彼女を優しく慰め、ハルカのフシギダネを撫でながらアドバイスをした。
この件に関してハルカが後のミナモ大会で深く反省している描写がある。
- AG82話「森の格闘王!? ワカシャモVSキノガッサ!」
ヘイガニがアチャモのご飯を横取りした事で2匹は喧嘩を始めてしまい、サトシもハルカもその修羅場に巻き込まれる。
- AG編114話「ころがれ! 恋するドンファン!」
キナギタウンでポケモンコンテストが開かれることを知り、グランドフェスティバル出場に関わっているから、先に船の最終便に乗って1人でキナギタウンに行けとサトシがハルカを諭す。
しかし、当の本人は旅立つ前に母ミツコと交わした約束(弟の面倒)もあって、グランドフェスティバルの夢を半ば諦めていた。
最終便を見送る際には涙を流していたが、サトシとピカチュウの視線に気付くと涙を拭い、「ありがとう。自分は大丈夫だからマサトとタケシを探そう」と明るく告げた。
ハルカの両肩を掴んでハルカを見つめるサトシや、物凄い勢いで転がって来たドンファンから、ハルカの背中に腕を回した密着状態でハルカを守るサトシを見られる。
- AG編133話「オーキド研究所!全員集合!!」
別れたハルカがサトシの家に単身で来たことで早くも再会。
バトルフロンティアという施設があることや、カントーには珍しいポケモンがいると聞いて興味を示すハルカに、サトシの方から「また一緒に旅をしないか?」とハルカを誘った。
可愛らしく誘うピカチュウを見てハルカも笑顔で「良いアイデア」と、サトシと一緒に行くことを決める。
「出発は明日の朝だ!」と無茶ぶりするサトシにも、ハルカは頷いて2人で笑い合った。
- AG編178話「バトルピラミッド!VSレジロック!!」
ハルカはよく遺跡や洞窟で「ハルカ探検隊」と名乗ってリポートをするが、この回ではサトシが「サトシ探検隊出発かもー!!」と、ノリノリでハルカの真似をして、そんなサトシに「真似しないでよー!!」とハルカが抗議するという、仲良しな場面がある。
- AG182話「ハルカvsシュウ!最後の戦い!!」
カントーのグランドフェスティバルではシュウとの3回目のバトルでようやくシュウに勝つものの、旅の中でサトシのバトルをずっと見ていた事もあって、徐々に彼の攻撃重視の戦法に似ていき、その攻撃重視の戦法が通用しないサオリに全く歯が立たず敗北。
その後、サトシ一行と合流したハルカ。「僕、今回のお姉ちゃんを見て、すごいと思ったよ!」とマサトに言われた事でハルカは、グランドフェスティバルで優勝を逃した悔しさで大泣きする。そんな彼女をサトシは慰める。
- AG編191話「サトシVSハルカ!ラストバトル!!」
- AG編最終話(第192話)『旅の終わり、そして旅の始まり!』
非公式ながら共にコンテストに出場し、次話でダブル優勝。
1つしかなかった優勝賞品のトネリコメダル(DPではリボンと紹介)を仲良く半分にして分け合い、2人でサトシの決め台詞「ゲットだぜ!」を披露した。
このメダルはDP編でハルカがシンオウ地方を訪れた際、想い出のお守りとしてずっと持っていると紹介している。
本編後では
DP編75話のラストで登場、DP編76話でサトシ達と合流した。
75話の再会時、ハルカのアゲハントは真っ先にサトシの頭にくっついた。ハルカのポケモンにも相当懐かれていたことが分かる場面になっている。
その後もハルカから渡されたお土産にサトシが喜んだり、ハルカがサトシ達と連絡を取り合っていたことが判明したり、ハルカが事前にサトシが好きそうなバトルができるレストランを予約していたり、炎と水のフュージョンを見てサトシが興奮したり、前述のメダルをサトシとハルカが大切に持っていて見せ合ったりと、仲睦まじく微笑ましいやり取りが多い。
ミクリカップには2人共出場し、ヒカリの演技を見て一緒に気合を入れ直す場面も見られた。
別れの際には互いに激励の言葉を贈り、熱く硬い握手を交わした。
劇場版では
『ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ』では、一時的にハルカがマナフィの母親代わりとなる。ハルカ以外が抱こうとするとマナフィが泣きだすシーンが存在する中で別の場面ではサトシには笑顔を見せ懐いており、また「蒼海の王子」であるマナフィに対しサトシを「蒼海の王」と呼称する場面もあることから、サトシがマナフィの父親役であると理解することも可能である。
また終盤では、沈みゆく海の神殿を救うため、サトシがハルカとピカチュウを救命ポッドに残して「海の王冠」を戻しに引き返す。
なかなか上手くいかず、息が続かなくなり意識を失いそうになってしまうが、マナフィのテレパシーのような力によって救命ポッドの中で必死に祈るハルカとピカチュウの声が届き、目覚めたサトシは王冠を戻すことに成功した。