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サトカス

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さとかす

アニメ『ポケットモンスター』シリーズの主人公・サトシと、初代ヒロイン・カスミのカップリング。

概要

アニメ『ポケットモンスター』(無印)におけるサトシカスミNLカップリング。(この作品の場合、攻めや受けに関係なく「男×女」の順で表記される事が多く、このカップリングもその一つ)

アニメ『ポケットモンスター』が社会現象になった頃の組み合わせなだけに、根強い人気があり、国内国外問わず知名度が高い。

サトシ役の松本梨香氏がパーソナリティを務めた『Pokémon Radio Show! サトシのポケモンゲットだぜ!』のゲストがカスミ役の飯塚雅弓氏だったり、無印放送当時にトミー(現:タカラトミー)から発売されたキャラクターズワールドのフィギュアではセットで登場したり、メガハウスより発売されている「G.E.M」シリーズのフィギュアでは同時にラインナップされたりと、何かと定番なコンビでもある。

関係性

設定は同じ10歳だが、カスミの方が背が高い事や、トレーナーとしても先輩である事から、一見すると「世話焼きな姉とやんちゃな弟」といった印象。ちなみにカプコンのゲーム『超鋼戦紀キカイオー』に収録されているストーリー「夢幻合体ツインザムV」では松本氏と飯塚氏が姉弟役で共演している。

長い歴史を持つアニポケが黎明期にあった頃には、カスミに見惚れるシーンがあるなど多少サトシの方からのアプローチが見られた(いわゆる鈍感サトシではない)。またカスミも普段はサトシに手を焼いているが、彼の危機には心を痛め率先して助けに向かうなど、その思いの強さが垣間見えている。

カントー地方在住な為か、サトシの母・ハナコとも歴代ヒロインの中で一番接点が多い。小説版によればカスミとハナコの性格はかなり似ているらしい。また男性の深層心理的欲求として、母親に近い女性に好意を寄せやすいという特徴がある。

ピカチュウとカスミ

サトシのピカチュウとカスミの仲の良さ、これもこのカップリングの特徴である。

ピカチュウにとってカスミは命の恩人である為か、トレーナーのサトシよりも先に懐いており、しばらくは彼以上にベッタリであった。

最初は抱きかかえる場面が目立っていたが、トゲピーの登場以降見られることはなくなった。

カスミがレギュラーを降板してからも、サトシがカントーに帰った際には真っ先に飛びつくなど何かと懐いている様子が見られている。

ちなみにピカチュウ語で「カスミ」は『ピカチュピ』(「サトシ」は『ピカピ』)。

本編での絡み

無印編

  • 第1話「ポケモンきみにきめた!」

記念すべき第1話。お互いまだ名前も知らなくピカチュウを傷だらけにしたサトシにカスミが唐突なビンタをかました

ほんの短いシーンではあるものの、中の人にとっても語り草になっていて『ポケモンサンデー』の特別企画「ポケモンアニメの10年を振り返る」にて松本氏と飯塚氏がゲストで招かれ、当時のシーンのアフレコを行った事もあった。余談ではあるが、サトシがカスミにビンタされるシーンのビンタ効果音を中川翔子氏とロバート山本博氏が担当しており、山本氏が中川氏からビンタを4回喰らっている。

とてもロマンチックとは言えないが、何はともあれ最初の絡みである。

  • 第2話「たいけつ!ポケモンセンター!」

ポケモンセンターのホールで休んでいる所で合流する。前回にて自転車を盗んだ上に壊したサトシを追ってトキワシティまでカスミがやってくる。

カスミの自転車を初登場だったロケット団の撃退に利用し勝利するも、自転車は完全に消し炭になる。 自転車の弁償を兼ねて同行する事に。

  • 第3話「ポケモン!ゲットだぜ!」

サトシがキャタピーを初ゲット。その嬉しさのあまりカスミと(一方的に)腕を組んで踊り出す。

この時期のサトシは結構ベタベタと遠慮なく異性の身体に触ってくる。 今ではなかなか見られない主人公のヤンチャな一面だ。

  • 第4話「サムライしょうねんのちょうせん」

サトシと喧嘩別れし先を行くカスミだが、トレーナーの辻斬りをしている少年と会いサトシの身の危険を感じサトシの元へ引き返す。

  • 第5話「ニビジムのたたかい!」

同話からタケシ加入でサトシとの2人旅はここまでになるが、歴代ヒロインの中では2人で旅をした期間が最も長い組み合わせとなった。…が、今ではアイリスと並んでいる。後のオレンジ諸島編での2人きりの期間を含めれば記録はまだ伸びるのだが。

  • 第7話「ハナダシティのすいちゅうか」

カスミの実家回。にサトシを彼氏と間違われる。 最後のシーンで喧嘩をしている2人を姉達が微笑ましく見るカットがある。

そういうのを負け犬のうろ覚えって言うんだよ!」「遠吠えでしょ!あたし負けてないし!

ちなみにこの回はサトシの命令を嫌がりカスミとの対戦を断るピカチュウが見られる。命の恩人なせいかこの頃はサトシよりカスミに懐くピカチュウが時々みられる。

  • 第9話「ポケモンひっしょうマニュアル」

ポケモンでは珍しいフルネーム持ちの優藤聖代が出てくるお話。 ここでは今じゃ珍しい美少女にデレデレするサトシをお目にかけられる。

良かった良かった、オレとカスミとは大違い

実はこの話、小説版ではサトシが気持ちを伝える台詞があったりする……とのことだが、小説版「ポケットモンスター The Animation」に該当する記述が見当たらない。他の媒体等で見かけたら是非情報提供を。

  • 第10話「かくれざとのフシギダネ」

タケシを追いかけるサトシ達は隠れ里のロープの罠にはまり宙ぶらりんにされる。

脱出を試みたサトシがカスミの色んな所を触るシーンがある。この2人が密着した状態はタケシが助けるまで続いた。ついでにこの回でも肉食なサトシが見られる。

いいなぁ〜綺麗なお姉さんかぁ~

  • 第11話「はぐれポケモン・ヒトカゲ」

瀕死のヒトカゲの治療を待つシーンにて2人が頭を寄せて眠るシーンがある。

地味に待っている間にピカチュウを抱っこするカスミが見られる。ヒトカゲを迎えに行くシーンでの返答が地味に格好いい。

だったら付いて来なくてもいいよ?」「放っておけないでしょ!

  • 第12話「ゼニガメぐんだん とうじょう」

カスミを人質に取られたサトシは「必ず戻るから信じてくれ」とフレンドリィショップへ走る。戻ってきたサトシはカスミが処刑されたと思い、ゼニガメに怒鳴ったがカスミはピンピンしていた。実は遅くなった原因はシゲルにあったりする。

  • 第18話「アオプルコのきゅうじつ」

南国のアオプルコに到着して海で泳ぐサトシ達。そこに水着に着替えてきたカスミにタケシと共に見とれていた。しかし普段彼女が肉食系のせいか「カスミも女の子だったんだな」と言った為、持っていたビーチボールを当てられた。

  • 第19話「メノクラゲドククラゲ」

巨大ドククラゲ率いるメノクラゲの群れが街を襲い、カスミが群れを止めようとした際にサトシが「馬鹿!津波が来るんだぞ!」と言いながらカスミの手を掴んでいる。

  • 第20話「ゆうれいポケモンとなつまつり」

ファンにとっても語り草になっている浴衣カスミの回。ここではリンゴ飴を舐めながら笑い合うシーンや幽霊を怖がりサトシの肩に抱きつくカスミが見られる。最後にサトシが浴衣姿のカスミに見とれるカットもある。このあとサトシの手を引いて祭へ向かう。

この回はタケシとコジロウにスポットが当たるので何か2人きりのシーンが多い。

  • 第23話「ポケモンタワーでゲットだぜ」

サトシが最初に死ぬ回。この後もサトシは何度も死ぬシナリオが用意されている。

幽霊屋敷は深い霧に覆われ、そんな霧の中を歩くサトシは逸れないようにカスミの手を引っ張る。ピカチュウの尻尾を握ったタケシが電撃を浴びるが、それに驚いたカスミがサトシの背中に抱きつく。

物語の終盤で落ちてきたシャンデリアの下敷きになりサトシは死んでしまう(正確に言えば気絶したところをゴーストにピカチュウ共々幽体離脱させられる)。

そんなサトシを見たカスミは(シャンデリアを退けて?)身体を揺すり呼びかける。最後は魂が戻り無事に目を開いたサトシに名前を呼ばれたカスミは良かったと涙を拭う。

ちなみに幽体離脱したサトシがカスミに抱きつき空中へ持ち上げそのままタケシに落とすシーンがある。

このあとサトシを心配したカスミは塔の中に走るのだが、端から見れば理不尽な流れだ。幽霊の攻撃を受けたカスミがサトシを心配するのに、その幽霊の正体がサトシという。

尤も、幽霊ポケモンに用があるのはサトシだけだからといって、怖がっているサトシ一人を頑なに幽霊屋敷に行かせたがるカスミ達も薄情に見える為、お互い様にも感じられるが。

  • 第45話「うたって!プリン!」

プリンの歌で眠らされたサトシとカスミが身体を寄り添わせて眠る。

  • 第48話「ガーディとコジロウ」

ガーちゃん(コジロウのガーディ)を屋敷から出す為に全員で扉を開けようとしたが、その際カスミがサトシの後ろに抱きついていた。更に扉を開けて転倒した時、サトシの頭部がカスミの胸に…。

  • 第52話「げきとう!ポケモンひなまつり」

おひなさまクイーンコンテストに参加したカスミ。アイドルのタクヤとのツーショットが参加目的だと勘違いしたサトシは「そんなにアイドルと写真撮りたい?」と不機嫌になっていた。

  • 第62話「ピッピVSプリン」

この話でも、カスミがサトシを背後から抱きつくシーンがある。

  • 第70話「しょくぶつえんのクサイハナ」

早朝のシーンにてサトシのベッドでカスミが寝ている。この回はハナコがいつもハーブを貰っているムラサメ植物園に修行へ向かう。

カントー編の修行期間ではこういったハナコやオーキド博士の知人がゲストで出てくる事が多い。

ちなみにそこではサトシの口にカスミが指突っ込むツッコミが行われた。

  • 第85話「なんごくポケモンとGSボール」

(一時的に)ウチキド研究所に残る事に決めたタケシと別れ、2人でGSボールをオーキドに届ける為にカントーに帰る事に。しかしロケット団の策略で飛行船に乗せられ、閉じ込められる。しかし1人いない事に気付いた彼らに2人の関係を冷やかされ、双方とも一度顔を合わせ、赤くなった。

  • 第90話「ピンクのポケモンじま」

カスミがケンジのことを「流石ポケモンウォッチャーよね」と褒めた途端に「あんなの俺だって出来るさ!」と対抗心を燃やすサトシ。結果は大惨事になった。

  • 第95話「ネーブルジム!ゆきやまのたたかい!」

ジムリーダーのダンがカスミを気に入り、カスミもダンにメロメロな様子をみて不機嫌になり、闘志を燃やすサトシが見られる。

  • 第102話「ニドランのこいものがたり」

かなりカップリング色の強い回。カスミの書いた手紙の内容をサトシで実践するシーンは今でも強烈。

そのあとラルフとエミリーの関係を語る2人をケンジに茶化された。

あの2人ぜったい意識してるわよ」「サトシとカスミもそうだもんね

このあと仲良くハモって否定していた。

  • 第103話「だいへいげんのコイルたち!」

雷に怯えて歩けなくなったカスミをサトシが支えながら雨宿りする場所まで走って行く。雨宿りの場所に到着後、サトシが支えたままでカスミを見つめている。

  • 第105話「ユズジム!タイプバトル!3VS3」

カスミに一目惚れをするジムリーダー・ジギーが登場。

自分を無視してカスミを口説くジギーに苛立ち、まだ反抗期だったリザードンをうっかり繰り出してしまうという、サトシの嫉妬とも取れる描写がされる。

ジムに残ってくれというジギーに揺れるカスミだったが、ジム戦の勝利をカスミに捧げようとしたジギーではなく、不利になったサトシを叱責しつつ応援する。直後、サトシは見事逆転勝利したのだった。

別れ際、ジギーはサトシに「カスミさんを大事にしろよ」と告げ、キョトンとするサトシに「幸せな奴め」と笑うのだった。

  • 第139話「ハネッコはねた!だいそうげんのたたかい!!」

竜巻に巻き込まれそうになったカスミをサトシが抱きかかえておさえている。

  • 第244話「ヤドンのさとり!サトシのさとり!」

黄金のヤドン像がサトシ達に迫り、サトシがカスミの手をつかんで誘導している。

  • 第269話「よせんリーグ!マグマラシほのおのバトル!!」

サトシに好意を寄せるモエが登場し、カスミの機嫌が悪くなる。

  • 第275話「サヨナラ… そして、たびだち!」

姉達の唐突な旅行により留守を空けるジムへカスミが帰る事に。炭になった自転車も謎の復活を遂げた。ここまでご都合だと気持ちが良い。

別れの際、カスミはサトシにハンカチを渡す。タケシも実家に呼ばれたようで涙で別れる3人。5年もの旅路がここへ終わりを告げた瞬間だ。

カスミにとって、いつの間にか目的が自転車の弁償でなく仲間との旅へとすり替わっていたのだ。

国によってはここが最終回となる。本当の最終回は『アドバンスジェネレーション』の序章と繋がってしまっているせいだ。

なので世界100国近く放送されたアニポケも、無印で放送を終えた国も少なくはない。

無印後

「ハナダジムのリベンジマッチ!」では、気絶した際に夢でサトシとタケシに助けを求めるシーンがある。また、ラストシーンにてポケモンジム監察官のジョーイさんにサトシへの伝言を託した。

「カスミ真剣勝負!命かけます!?」において、ツトムのデートの申し込みを断り、「好きな人がいるのか」と聞かれて赤面するカスミが見られる。誰に対する反応かは明らかではないが、サトカスファンにとって想像を掻き立てられる描写である。この時勝手に出てきたコダックがニヤニヤしながらカスミを見上げており、カスミは真っ赤になりながら怒りつつボールに戻した。

  • 『アドバンスジェネレーション』

第4話ではサトシが旅の別れ際にカスミから貰ったハンカチを持ってきた事が判明。

第44話・45話にて再登場。カスミの「こんな時のサトシは意外に頼りになる」に対するサトシの「意外に、は余計だよ」のやり取りが見られる。

132話ではマサラタウンに帰ってきたサトシをハナコと共に出迎えるシーンがあり、134話まで出演。

187話では、バトルフロンティア攻略に苦戦するサトシを激励するためにカスミがオーキド博士経由でカスミルアーを送っている。

直接の登場は無いが、第34話ではサトシがヒカリにカスミルアーを触られるのを嫌がり、持ち去られた際にも釣竿を発見すると真っ先にルアーの無事を確認していた。

第42話・43話において、タケシと共にカスミが約12年ぶり(回想シーン等は除く)に再登場を果たした。

カスミがキャタピーを見た瞬間逃げ出した事に対して突っ込み、虫ポケモン嫌いな事に対して「相変わらずだなぁ」と懐かしんでいた。

また、サトシによる「カスミはああ見えて結構強い」「やっぱり良いコンビだなぁ、カスミとコダック」などとカスミをよく理解している発言も。

Zワザvsメガシンカの構図となったサトシvsカスミのジムバトルでは、互いに認め合い、心から楽しんでいる2人が見られ、長年のサトカスファンを感涙させた。お情けバッジから20年、サトシはカスミから正真正銘の勝利を手にして決着。

バトル後にサトシをからかうカスミや、カスミのジョークからのデコツンというイチャイチャ絡みも盛りだくさんであった。

「2人でアローラに来てくれ」というサトシの言葉に、タケシと共に「必ず」と答え再会を誓い別れた。

第102話・103話において、約束通りカスミとタケシがアローラへサプライズでやってくる。アローラ組と共にアローラを観光した。

サトカス要素として、マンタインサーフで勝負をしたり、対ロケット団でのコンビネーション、夕暮れの浜辺を2人で少し歩くシーン、花火大会で夢を語り合いバトルの約束をするシーン等がある。

また、カスミとタケシの帰国前夜には3人で浜辺で過ごし、サトシが寂しそうな様子を見せた。

  • 『めざせポケモンマスター』

サトシの物語の完結編である本章に、カスミとタケシが同行者として出演することが発表された。

カスミは第2話(新無印編138話)にて登場。

サトシとウデッポウをかけて釣りバトル・ポケモンバトルを繰り広げる。

無印時代に戻ったかのように、カスミには煽ったり揶揄ったり意地悪でやんちゃな言動をするサトシ、サトシに遠慮なく接しつつ旅に同行したいことを素直に言えずにツンデレ的な態度を取ってしまうカスミに多くのサトカスファンが大歓喜した。

劇場版

フルーラがしきたりという理由でサトシにキスをした事に動揺し、嫉妬していた。この時のサトシはまだ女性に興味を持っていたのか、食事の際にフルーラを探していた。その他にもサトシを追いかけて来たカスミに対し、フルーラから「この子(サトシ)の事が好きなんでしょ」と言われ、真っ向から否定していた。

溺れたサトシをカスミが助けている。ちなみに予告ではピカチュウを助けようと崖から飛び込むサトシをカスミが涙ぐみながらサトシの名前を叫んで彼を助けようとするが、ケンジに引き止められるシーンが存在している。

ビシャスから逃げる際にカスミが転んでしまい、タケシと共にサトシがカスミを助けている。映画本編では足を挫いたカスミをタケシがおんぶしているのだが、小説版ではタケシと交代でサトシがカスミをおんぶしている。

余談

レッドとカスミ

レッドカスミ、通称『レカス』とも関わりの深いカップリングだったりする。

赤緑』当時はまだ女主人公は存在せず、漫画などでヒロイン役にカスミが描かれる事が多かった。

アニメにしてもそういった流れでカスミをヒロインに選ればれたのかもしれない。

公式イラストレーター・杉森建氏による主人公とカスミの絵も何枚か存在する。

もしかしたらアニメから作られた流れの可能性もあるにはあるが。

同じく女主人公のいなかった『金銀』ではアカネをヒロインにされるケースが多かった。

実際、杉森氏によるアートにて主人公とアカネが遺跡を探索してる絵も描かれた。

金銀編以降における描写

金銀編にてサトシ続投の重石と判断されたのか、カスミに限らずサトシが女の子に向けるアプローチが全く見られなった。

その為、以降のアニポケ及びサトシを見て育った者は、初期のサトシの性格に衝撃を受ける事もしばしば。

シリーズ構成・首藤剛志からの見解

故・首藤剛志氏は後年のコラムにて、カスミからサトシへの恋愛感情はブラフであり、彼女の存在を目立たせようと苦心した結果のものであったと恋愛感情を否定している。仮にカスミにサトシに対する恋愛感情が芽生えたとしても、サトシとピカチュウの関係には割り込めないと述べている。また、ルギア爆誕の例のくだりについても「サトシがいなくなったら、それまでサトシについてきた自分のアイデンティティが失われる」という理由から動いているとも述べている

ちなみにサトシとピカチュウの下りに関しては、カスミだけでなく歴代ヒロイン全員にも当て嵌まり、尚且つ「公式とは無関係な首藤氏個人の解釈」として受け止めた方が良いであろう(当コラムに限らず首藤氏が掲載した全てのコラムに言える事だが)。

しかし、二次創作はマナーや節度を正しく守る限り、それぞれの自由な想像や活動が許される代物である。今後も公式と二次創作の線引きの元で、サトシとカスミの関係性を存分に楽しんでいけば良いであろう

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