概要
TVアニメ『ドラゴンボール超』に登場する架空の宇宙。
通称『精神の宇宙』。全王による格付けは第7位。対となるのは第10宇宙。
DBの世界は全部で12の宇宙に分かれており、この第3宇宙はその中の一つにあたる。
この宇宙を管理するのは赤い眼鏡をかけた界王神エアとロボットの様な姿をした破壊神モスコ、モスコの電子音を翻訳する西洋風の天使カンパーリの三人。
サイボーグやアンドロイドなど改造戦士に力を入れているのがこの宇宙の特色。その為、力の大会では改造戦士達を中心に選考。結果代表選手のほとんどがサイボーグなどの改造戦士になり、試合前には場外対策として選手達に様々な改造が施された。
この第3宇宙と対になるのは第10宇宙。この第10宇宙は筋肉など修行による肉体改造に力を入れており、機械による肉体改造に力を入れている第3宇宙とは正反対のタイプの宇宙となっている。
大会では半数が終盤まで生き残り、パパロニら4人が合体してアニラーザとなって戦うも、最終的には第7宇宙に敗北。6番目に消滅した宇宙となった。
その後17号のスーパードラゴンボールの願いによって復活した。
ゲーム『スーパードラゴンボールヒーローズ』ではカトペスラと、合体戦士のアニラーザが参戦している。
神々
- 界王神エア
赤い眼鏡をかけた少年の姿をした界王神。知的な事を好み自らの知識レベルには自信を持っている。その為、体育会系の第2宇宙の界王神ペルとは相性が悪い。第3宇宙の特色であるサイボーグやアンドロイドの影響を少なからず受けている。
- 破壊神モスコ
緑色のロボットの様な姿をした破壊神で人間の知性を超えているとされる。言葉ではなく機械的な電子音で意思を伝えるため、付き人兼翻訳家のカンパーリを通してコミュニケーションを取る。電子音を発する際には顔面の球体がオレンジ色に点滅する。その正体は…
- 天使カンパーリ
西洋風な高い鼻が特徴的な天使。天使としての業務の他にモスコの発する電子音を翻訳する業務も行っている。翻訳する際には必ず「モスコ様曰く…」から始まる。
住人
名前の由来はイタリア料理と思われる。一方で思わず突っ込みたくなるような名前のキャラも多い。
※イラスト右側のキャラ。
『力の大会』第3宇宙チームの一人。改造により高い運動能力を誇り、アクロバティックな動きが可能。加えて迷彩技術を搭載しており、どこからともなく姿を現して不意打ちを行う。エアからは「第3宇宙最高の改造戦士」と呼ばれていたが…
『力の大会』第3宇宙チームの一人。ブウやベビーの様に自由に変えられるスライム状の肉体を持つ。その肉体は、物理攻撃はもちろん気功波による攻撃も受け付けず、大きさや形も自由に変える事ができる変幻自在な性質を持つ。
『力の大会』第3宇宙チームの一人。第3宇宙の平和を守るポリスマンで戦隊ものの様な特殊なロボットスーツに身を包む。神Pad上に表示された素顔は青い肌と白いリーゼント風の髪型で、サングラスを着用している。ベルトのバックルが光ると体色を変え、特定の能力が300倍になる赤色の「スピードモード」や黄色の「バトルモード」など様々なモードにチェンジする事が出来る。力の大会では、序盤に第9宇宙のホップと激突。また中盤には第6宇宙のヒットを倒し瞑想に入った第11宇宙のジレンを狙いビアラとのコンビネーションでトッポとディスポの隙をつき、ジレンに襲い掛かるもあまりにも戦闘力の差が大きすぎた為、彼のあふれ出る気のバリアを破れず弾き飛ばされビアラにキャッチされる。その後、ターゲットを変えそこら中にエネルギー波を放っていたフリーザに勝負を仕掛け変身しようとするも、第6宇宙のケールの攻撃で飛ばされてきた悟空にあたり、またしても吹き飛ばされる。その後も、めげずにスピードモードに変身し、ついてくるよう促すがフリーザは悟空とケール達の戦いを観戦することを優先した為、一人走り去ることになる。走り去った先では身勝手の極意の習得を目指すベジータに練習相手として戦いを挑まれ無意識を目指し隙だらけの彼をタコ殴りにする。しかしそれに怒りベジータが無意識を辞めるとすぐに反撃にあい、その後ファイナルフラッシュで武舞台の端まで追い詰められた所を第4宇宙の透明人間ガミサラスに狙われ、あっけなく落とされた。漫画版では大会開始直後、第4宇宙のニンクと衝突するが、その間に割って入ったベジータに二人一緒に宙に投げられ、空中で彼のエネルギー波を食らいそのまま場外へと落ちていった。
- ナリラーマ
『力の大会』第3宇宙チームの一人。スーパーサバイバル仕様の改造戦士。伸縮自在の腕の先に付いた長い爪「アイアンクロー」、肩に内蔵している大型の吸盤「スーパー吸盤」など場外を防ぐ為の様々な改造を施している。力の大会では、手足を伸ばし高速回転攻撃で周りの敵を薙ぎ払っていたが、第6宇宙のヒットと第9宇宙のバジルにより両手を地面に叩きつけられダウンした。その後もヒットに狙われて両腕を破壊され、瀕死に陥り最後の手段として胴体に装備された主砲を放とうとするが、時飛ばしを食らいその中でバランスを崩され自らの主砲の推進力で落下し自滅した。漫画版では戦闘シーンも見せず誰に落とされたかも不明のままビアラ共々脱落していた。
- ザ・プリーチョ
『力の大会』第3宇宙チームの一人。背中に羽らしき装備を搭載しており、顔立ちは肉食獣のような印象を与える。力の大会では、第6宇宙のケールの攻撃で仲間達とはぐれ一人で行動していた亀仙人を狙うも萬國驚天掌を食らい動きを封じられ、助けに来た天津飯の新気功砲を受け場外へと脱落した。
- ビアラ
『力の大会』第3宇宙チームの一人。防御力が高い。筋肉質で巨漢な改造戦士で、素早い動きもこなす。力の大会では、第4宇宙のシャンツァと対決した後、カトペスラと共に瞑想に入った第11宇宙のジレンを狙い、彼の周りに待機していたトッポとディスポを出し抜く為の囮となるがカトペスラの攻撃は失敗に終わり、吹き飛ばされた彼をキャッチする。その後は第2宇宙のリブリアンと戦う18号を援護しに行こうとした17号に戦いを挑むが、あっさりと敗れ岩盤に顔を叩きつけられていた。その後17号と18号と戦い高い防御力も役に立たず、装甲が砕かれ18号の一撃により脱落した。漫画版では戦闘シーンも見せず誰に落とされたかも不明のままナリラーマ共々脱落していた。
- コイツカイ
『力の大会』第3宇宙チームの一人。小さな胴体に対して大きなモノアイの目と腕が特徴的な改造戦士。腕はボラレータ同様に伸縮する。電子音のような声をしており、語尾に必ず「カイ」を付ける。力の大会では悟空を破った第11宇宙のジレン相手にパパロニらと共に挑もうとするが、作戦を変えパンチアやボラレータと共に、敗れてエネルギーを大量消費した悟空の方を狙う。しかし第6宇宙のカリフラの邪魔が入り遠くへ蹴飛ばされしまう。大会終盤ではパンチア、ボラレータと合体し、コイチアレータとなる。コイチアレータの頭部を担当。その後はパパロニとも合体してアニラーザになるも、第7宇宙に敗北した。
- パンチア
『力の大会』第3宇宙チームの一人。コイツカイ同様、電子音的な声をしており、語尾に必ず「チア」を付ける。また、ジェット噴射のような推進力を利用した飛行が可能。力の大会では第2宇宙のリブリアンの敵を魅了する技「愛の光」を他の戦士達と共に食らうが改造戦士な為か動じていなかった。その後は悟空を破った第11宇宙のジレン相手にパパロニらと共に挑もうとするが、作戦を変えコイツカイやボラレータと共に、敗れてエネルギーを大量消費した悟空の方を狙う。しかし第6宇宙のカリフラの邪魔が入り遠くへ蹴飛ばされしまう。大会終盤ではコイツカイ、ボラレータと合体し、コイチアレータとなる。コイチアレータの胴体を担当。その後はパパロニとも合体してアニラーザになるも、第7宇宙に敗北した。
- ボラレータ
『力の大会』第3宇宙チームの一人。伸縮可能な腕や強力なエネルギー波を放てる目を持つ改造戦士。カニのように突き出た目が特徴的。裏声の様な甲高い声で喋り、語尾に必ず「ボラ」を付ける。力の大会では、中盤悟飯と衝突し目からのエネルギー波と伸縮可能な腕のコンボで追い込もうとするも途中で逃げられてしまう。その際、悟飯からは一筋縄ではいかないと評価されている。その後、悟空を破った第11宇宙のジレンにパパロニらと共に挑もうとするが、作戦を変えコイツカイやパンチアと共に、敗れてエネルギーを大量消費した悟空の方を狙う。しかし第6宇宙のカリフラの邪魔が入り遠くへ蹴飛ばされしまう。大会終盤ではコイツカイ、パンチアと合体し、コイチアレータとなる。コイチアレータの脚を担当。その後はパパロニとも合体してアニラーザになるも、第7宇宙に敗北した。
- パパロニ
『力の大会』第3宇宙チームの一人でリーダー的存在。外見は白髪リーゼントの老人で、紫色の肌をしている点を除けば地球人に近い外見をしている。コイツカイ、パンチア、ボラレータを改造しているマッドサイエンティストで、彼らを操る能力を持つ他、自身も手に持っている杖を武器に戦う。力の大会では序盤一人で18号を狙うもあっさり踏んづけられる。その後、第2宇宙のザーロインとの戦いの最中、第11宇宙のジレンと悟空の戦いを目の当たりするとその激しさに驚きの表情を見せる。だがジレンが悟空を破った後もなお第3宇宙を優勝させ生き残りる為にジレンに立ち向かおうとする勇気を見せる。合体戦士コイチアレータが追いつめられると、自らも合体してアニラーザとなり第7宇宙を圧倒するものの、最後は17号に額のエネルギー炉を破壊され敗北した。