概要
CV:岸尾だいすけ
TVアニメ「ドラゴンボール超」宇宙サバイバル編に登場するキャラクター。
鮫のような顔立ちと尖った耳、鋭い爪と細長い体格が特徴の第3宇宙出身の戦士。
8つの宇宙が集い戦う力の大会に第3宇宙チームの代表選手の一人として参加した。
名前の由来は「グリッシーニ」から。
戦闘力
迷彩技術を搭載し、ステルス機能と高い運動能力を持ち、アクロバティックな動きで戦うことが得意。エネルギー波を掌から発射する。
活躍
宇宙サバイバル編、第92話で初登場。
モスコの神殿に訪れ、神々にナリラーマを始め他の第3宇宙の選手の紹介をした。
96話ではモスコら神々に連れられ力の大会の開催場所である「無の界」へと出向いた。
力の大会では試合開始時にはナリラーマ、ボラレータ、ビアラ等と共に突進し、戦いに出向く。
ナリラーマが第6宇宙のヒットと第9宇宙のバジルの攻撃を受けダウンした際には「ナリラーマ!」と言いながら驚愕していた。
その後ノーマル状態のベジータと対決するもパンチの連打を受けて吹っ飛ばされる。
更に第7宇宙の悟空とベジータと第9宇宙のトリオ・デ・デンジャーズの必殺技の撃ち合いを第6宇宙のカリフラ、ケールの女サイヤ人と共に目撃していた。
その直後には第9宇宙の消滅を悟空達と共に目撃して休戦状態となった。
それから数分後に、今度は第10宇宙のムリサームと共に第6宇宙のキャベに襲い掛かるも、あっさりと攻撃を交わされ反撃を喰らいムリサーム共々脱落してしまった。
第3宇宙の最後の刺客アニラーザが第7宇宙の戦士達に敗れ、合体変身していたパパロニ、コイツカイ、パンチア、ボラレータの脱落を受け第3宇宙が全滅。全王の手によって消滅するも、力の大会のMVPとなった人造人間17号のスーパードラゴンボールによる願いによって第3宇宙や他の戦士達と共に復活した。
宇宙最高(笑)の改造戦士(笑)
92話で第3宇宙のエース格のような立ち位置と思わせる登場や界王神エアからは「期待してますよニグリッシ、あなたはこの第3宇宙最高の改造戦士なのだから。」と言われており、視聴者からもそれなりに期待されてたニグリッシだったが扱いはこの有様。
キャベとの対決も僅か数秒程度で終わりそのまま退場。
第3宇宙は主役の第7宇宙とラスボスの第11宇宙に続いて生き残った宇宙で、選手もヒットが標的にする位は強いナリラーマ、第11宇宙のディスポを追い詰めジレンが動き出す程のマジ=カーヨ、サイヤ人にも善戦していたパンチア、ボラレータ、コイツカイ、彼等が合体したコイチアレータ、選手達の改造を施したパパロニ、コイチアレータとパパロニが合体し第7宇宙の戦士が総力をかける程の強敵アニラーザ等強豪が多かったがこのニグリッシだけは、他のサイヤ人と比べて大して強くないキャベ(しかもノーマル状態)にすら瞬殺され、何の見せ場もなく数秒で退場というかなり不憫な扱いだった。
ナリラーマがヒットの強さを印象付ける引き立て役となったように、ニグリッシを使ってキャベの強さを表現したかった可能性があるが、大半の視聴者にはそう思われなかったようだ。
一緒に倒された第10宇宙のムリサームは明らかに瞬殺される役回りとしてデザインされたような見た目をしており、ニグリッシが弱いイメージを更にエスカレートさせてしまった。
彼が脱落した際には「エース格があっさり脱落した第3宇宙ヤバくないか?」「次に消えるの多分第3宇宙だ」等、第3宇宙の強さを疑うコメントも出ていた。
ある意味力の大会で一番期待外れの選手かもしれない。
後述の漫画版でも
漫画版
どこかの特戦隊を思わせるようなポーズを決めながら力の大会に参戦。選手の半分以上が脱落した状況でも生き残っていたが、中盤で暴走を始めたケールの無差別攻撃に巻き込まれ脱落し、その直後にアニラーザまでケールに倒され第3宇宙の戦士が全員脱落。全王の手によって消滅してしまった。アニメでも漫画でも見せ場なく脱落してしまい、彼が何故最高の改造戦士と呼ばれていたのか謎に包まれてしまった。