クランチュラ「おいコラ、ヨドンナ! どこで何してるんだ! 私が計画した、『東京ミニチュア化作戦』を…」
ヨドンナ「知るか」
スーツアクター:齊藤謙也
データ
身長/68.3m
体重/1655.0t
闇獣/ダガメス
邪面/ピンチイン・アウト→指で広げたりつまんだりして画面表示を拡大縮小する地球の操作方法
ハッシュタグ/#歯ごたえのない邪面師 #ピンチインアウト #スーパーロボ #キラメイジン #マグマドリラー #ギガントドリラー #おもちゃがしゃべった
概要
クランチュラが、タガメに似た闇獣・ダガメスに地球の操作方法「ピンチイン・アウト」を模した邪面を被らせた邪面獣。
邪面は右の頭がタブレットタブの画面をつまむ指、左の頭が広げる指を模したデザインをしており、画面にはヨドンヘイムの紋章が描かれている。
左の頭からは物体を大きくするピンチアウトビーム、右の頭からは物体を小さくするピンチインビームを発射して東京を縮小化させて混乱を招く、『東京ミニチュア化作戦』の為に繰り出したが、拡大縮小には大量のエネルギーが必要とする。
活躍
上記の『東京ミニチュア化作戦』の為に市街地に出現。折しも充瑠と宝路以外の4人が遅れて不在の上、初期のキラメイストーン5体以外、巨大戦力が全員アタマルドでオラディンとの親睦会に興じていた為、2人だけで出撃する事態となってしまっていた。
レッドがキラメイジンを駆り、シルバーもギガントドリラーとなって向かって来ると、ピンチインアウトダガメスはピンチアウトビームで近くの道路標識を巨大化させて向かって来る両者を阻害。更にピンチインビームを照射する事で2体を縮小化に成功するも、エネルギー切れを起こした為にその場は地面に潜って撤退する。
一方、縮小化されたレッドはファイヤ達5体と、ギガントドリラーのままのシルバー共々、近くを通りかかった母子家庭の少年・龍生に拾われており、ヨドンナからの追跡を免れていた。
その後、エネルギーを蓄えて活動を再開すると、ジャグチヒルドンの時と同様に巨大戦力を欠いたブルーとイエローを圧倒(グリーンとピンクはヨドンナと交戦していた)。
だが、紆余曲折を経てキラメイジンに乗ったまま、龍生の元から戻って来たレッドは無鈴にキラフルゴーアローを元のサイズに戻す事を要請。無事にキラフルゴーアローを元通りの大きさにすると、それを絶体絶命のブルー達の元へ送り届けた。
斯くして、ブルーがキラフルゴーアローを使って魔進オラディンを召喚し、イエロー共々ゴーキラメイジャー化した事で形勢は逆転。魔進ハコブーと合体したグレイトフルフェニックスのグレイトフルプロミネンスによって一刀両断され、ピンチインアウトダガメスは敢え無く爆散した。
余談
この以前に登場したタガメス系のジュウタクローンダガメスにも言えることだが、今回『ピンチイン・アウト』というシステムそのものをモチーフとした怪人は、前代未聞である。
また、今回の邪面獣と紐付いた邪面師は本編開始の時点で既に倒されているが、以前にも似たようなケースが存在するにもかかわらず今回は一部分どころか名前すら出てこないまま退場するという、昨今の事情を考慮してもあまりにもあんまりな扱いを受けている。
エピソード31は本物が小さくなったという設定でDX玩具がそのまま登場し、子供に遊ばれるというこれまでにないダイレクトな販促回となっている。
なお、今回はこれでもかとウルトラマンネタが登場している。
ちなみに、レギュラーキャストの中に杉田智和氏がいるが、彼の出演した作品はウルトラマンや怪獣が人形にされてしまうという内容であり、そちらでも意識を持ったまま人形になったヒーローがいる。
また、来週には動画限定の完全新作ウルトラマン作品が公開されるためおそらくこれも狙っていると考えられる(さらに言えばオラディン役の杉田氏は今回悪役ポジションで登場する)。
因みに1時間前の第25話でも、同じ様に小学生の子供にヒーローサイドのキャラがお持ち帰りされると言う、今エピソードと非常に良く似た展開となっており、しかも母子家庭で母親がほとんど家にいない設定まで共通している。
関連タグ
クラウドヒルドン:同じくコンピューター利用形態をモチーフにした邪面獣(ただしクラウドヒルドンはコンピューター本体に対してピンチインアウトダガメスはスマホがモチーフに使われている)
ビッグライト、スモールライト:ピンチインアウトダガメスの能力はこの二つのひみつ道具を内蔵したようなものだと考えれば解りやすいだろう。
怪獣人プレッシャー:同様にヒーローを玩具サイズにまで縮小させた敵キャラつながり。